薬の名前の由来には様々あります。 ロキソプロフェンナトリウムなどの ..
1日2回点眼であれば朝夕のみですが、1日4回点眼は毎食後+就寝前となりライフスタイルへの負荷が大きく異なります。一般に負荷が軽い方がコンプライアンスが向上します。
お薬の名前の由来を挙げてみましょう。正式な由来か不明なものもありますが ..
油脂性軟膏
ドライスキンを改善し、皮膚を保護し、皮膚刺激を減らすのを目的として用いられます。
油脂性基剤は、の3種のものに分類されます。
は石油を精製して得られた保湿剤では最も一般的なものです。
融点が比較的高いためにワセリンを塗ると、直後に、赤くなったり、べとついたり、かゆくなることがあります。
外用部位をよく考えて、薄くすりこまないように広げるように、必要量を外用したいものです。
塗りすぎると、毛孔がふさがるために、毛包炎ができることがあります。
とびひなどの二次感染にワセリンだけを外用するのは好ましいことではありません。
市販のサンホワイトはワセリンの二重結合を減らした化粧品で、紫外線の影響を少なくしています。
軟膏は、眼科用ワセリンで、精製が進んでいます。
いくらか融点がさがって、べとつきが減り、ワセリンよりやわらかくなっています。
乳児の顔面に、光らない程度、うすくぬるのに向いています。
乳幼児のかさかさした顔面を、よだれやシーツ、父母の衣類などの刺激から保護するのに向いています
同じワセリンでも、精製の具合が異なるために、製造メーカーによって微妙な違いがあります。
実際、合わないワセリンがあると訴える患者がいます。 サリチル酸ワセリンは角層を軟化させる効果が強く、分厚くなった足の裏などによく使われます。
また足の裏の水虫やタコにも有効です。
は、ワセリンとラノリン(羊油)とアズレン(カミツレと同じ)を含んでいます。
保湿効果が高く、融点が低い分、冬でも柔らかくてぬりやすく、使用感はワセリンよりよいようです。
私は乳幼児の体幹・四肢によく使っています。
成人ではラノリンの接触皮膚炎が見られることがあります。
は使用感が非常によく、短期で使うのはよいです。
使っているうちに、馬アレルギーができて悪化することがあります。
は、サメの油を原料とした融点の低いサラサラの化粧品です。
すぐに乾いて、保湿効果が低いのですが、ヒトの脂肪にも同じものが含まれ、塗り心地が非常によい長所があります。
顔面に効果的で、化粧品としても非常によいところがありますが、かなり高価なものです。
サメの絶滅がいわれて手に入りにくくなっています。
メーカーによって精製の具合が異なる上に、別のものを入れて水増ししているといううわさもあります。
は、ワセリン、亜鉛、サラシミツロウ、豚油を含み、炎症を抑える効果があります。
保護効果が強く、ステロイド外用剤に重ねて使用することもあります。
びらん・滲出液のひどいところに塗って、湿疹を乾燥させる効果もあります。
とびひのような細菌感染が合併したところにも使うと、よいことがあります。
びらん・浸出液がなくなれば軟膏が白く残りますが、ごしごしこすって無理に落とさない方がよいでしょう。
びらんのないところにつけると、皮膚が乾燥します。
サラシミツロウはミツバチの巣の成分ですが、接触皮膚炎をおこすことがあります。
や神仙太一膏は漢方で用いられる軟膏です。
やけどなどに用いられ、亜鉛華軟膏に似たところがあります。
は、椿油などとともに植物性の代表です。
融点が低く、保湿効果にとぼしい欠点があります。
しかし、ワセリンほどのべとつき感はありません。
乳児の脂漏性湿疹の痂皮につけて、少しずつ痂皮を取り除いていくのに用いています。
全身の湿疹の保湿剤としても有効です。
グリセリンを使った自家製化粧水にオリーブ油を混ぜることもあります。
単一成分の外用剤のよいところは、かゆみなどが現れたときは原因がわかりやすいということです。
オリーブ油は、主にエクストラバージンオイルとして植物油のものを用いることができますが、皮膚科で治療用として処方箋でもらうこともできます。
近年、オリーブ油のエクストラバージンオイルには、オリーブ油以外の偽物が混じったものが大量に出回っています。
高いからといって、純粋なエクストラバージンオイルとは限りません。
カシューナッツオイル(カシューナッツはウルシ科です)や綿実油などいろんな植物油が混入している可能性があります。
もちろん医療用のオリーブ油が大丈夫という保証もありません。
またオリーブ油は新鮮野菜と同じです。
長期に置いていると、酸化変性します。
一方、いくらか精製したものの方がよいかもしれません。
医療用としては主に「ポララミン®」の名前として使われている薬剤です。一般的には第1世代の抗ヒスタミン薬に分類されます。
第1回 「薬の名前の由来を知ろう」 | 薬剤師のエナジーチャージ 薬+読
副作用としての眠気が非常に少ないのが特徴です。アレグラは、TVのCMでもありますね。薬の名前は聞いたことがある方も多いと思います。
普通のママチャリやでは、こうはいきませんよね。そんなわけで、 HORIZE は最強のシサイクル、最強のママチャリなのです。
エビオス錠の名前の由来は、発売当初大日本麦酒の工場が「恵比寿」にあり ..
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円形に近い貨幣状の赤い斑がみられ、そのまわりにブツブツやジクジクした浸出液、かさぶたなどを伴うことが多い湿疹です。すねなどの下肢、腰、おしり、お腹、背中などにみられることが多く、虫刺され、かぶれ(接触皮膚炎)、乾燥肌・皮脂欠乏性湿疹、アトピー性皮膚炎などが悪化してみられることが多いです。
が出るとインタビューフォームの名前の由来を見るのが楽しみだった者としては残念なこ
粉末剤 (シッカロールやタルクや亜鉛末などですが、吸入すると問題ということで、最近はあまり用いられません)
に大きく分類されます。
これらは構成される成分でさらに細かく分類されます。
それぞれ使用感・塗り心地が異なります。
使用される部位であるいは年齢によって使い分ける必要があります。
乳幼児はもともと皮脂の分泌が少なく、アレルギーがあるとさらに少なくなっています。
そのために、皮膚の保護を目的とするなら、クリーム・ローション剤より油脂タイプの外用剤の方が向いています。
しかし、油脂性軟膏はどうしてもべとつき感があります。
皮脂が分泌される年齢や部位、汗孔をふさいで汗が出にくいような部位には適していないようです。
一方、クリーム性のものにも多数の種類があります。
ワセリンを加えたべとべとタイプから、あまり油脂成分を含まないさらっとタイプまでいろいろあります。
市販のクリームは、化粧品を含めて、実に多数のものがあります。
医療用には種類が少なく、近年はヒルドイドソフトとそれの後発品が化粧品の代用品になっています。
しかし、ヒルドイドは単なる保湿剤ではなく、ヘパリン類似物質という医療用成分が含まれています。
尿素は生体成分でよいのですが、合成されたものには不純物が混合している可能性があり、それ自体いくらか刺激感があります。
角層が厚く、特に角化異常を伴ったような湿疹には尿素タイプが向いています。
四肢伸側や手足に、有用です。
以上、まとめると、乳児期の顔にはプロペト、体幹や四肢にはアズノール軟膏がよいようです。
かゆみが強く、びらん・浸出液が強ければ亜鉛華軟膏、それで駄目ならステロイド外用剤です。
年齢が上がると、顔は、何もつけないか、市販のクリーム・ローション・乳液・化粧水です。
体幹や四肢には、乾燥がひどければワセリンかアズノール軟膏、べとつくようならヒルドイドソフトやローションがよいでしょう。
四肢伸側、手のひら、足の裏などに乾燥が強ければ、ウレパールクリームかローション、パスタロンソフトなどの尿素タイプがよいと思われます。
また患者自身の好みや慣れもあります。
常に接触皮膚炎を起こす可能性に配慮すべきです。
保湿剤のみで治療するときは、あくまで自然治癒を期待するものです。
ある程度原因・悪化要因が除かれていることが絶対条件です。
湿疹があることがストレスになっている患者さんは、保湿剤のみで治療するのは難しいかもしれません。
ステロイドの鼻噴霧剤は、鼻アレルギー治療ガイドラインで重症例の第一選択剤として推奨されています。これは、ステロイドの強い抗炎症効果が得られる一方で、前述の全身的なリスク・副作用があまり問題にならないからです。特に最近になって新しく出てきた、吸収されてもすぐに分解されるため全身性リスク・副作用がほとんど出ないとされています。
また、最近では、この鼻噴霧ステロイド剤を単独でスギ花粉症の初期療法として使用した場合の効果が検討され、内服薬による初期療法に勝るとも劣らない効果がみられたとされる報告が出ています。
重症のスギ花粉症の方の場合、方がよいとされ、この花粉飛散前の治療のことを初期療法といいます。一般には、シーズン中に使うのと同じ薬剤を、症状が出始める前から内服し始める治療を行いますが、上述のように、最近では鼻噴霧ステロイド薬で代用する試みもなされています。
ただし、鼻噴霧用ステロイドにも、全くリスク・副作用がないわけではありません。
鼻噴霧用ステロイドのリスク・副作用として、などがあります。
鼻噴霧用ステロイドの剤型としては、液体のものとパウダー状のものとの2種類があります。
・名称の由来「アレルギー(allergy)症状のブロック(Block)に由来する」 ..
細胞もひとつの生命です。好酸球も白血球という細胞のはしくれとして、体のなかで生まれ育って免疫関係の仕事をして死んでいく、という宿命のもとにあります。色々な刺激を受けて、それに反応して仕事の種類を決めていて、あたかも体の中に住んでいる働き者の小人のようです。折角なので、好酸球をイメージしたキャラクターを作ってみました。そのまま好酸球くんと名前を付けましたが(ちなみに英語名はEosmanといいます)、くっついたり、話をしたり、走ったりしていますね。
アレグラ錠60mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)
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名前にアレルギーと付いていますが、スギやヒノキなどの花粉、ハウス ..
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アレルギーなどによる鼻みず・くしゃみを緩和します。 ベラドンナ総アルカロイド, 0.2m ..
乳剤性(クリーム)軟膏
クリーム基剤は、油脂性基剤よりも接触皮膚炎の頻度が高くなりますが、は優れています。
びらんがあると、しみることがあり、皮膚刺激があるものがあります。
油の量で、水の中に油が混じったと、油の中に水が混じったの2種類があります。
後者の方は油が多く、刺激性は低いですが、多少べとついた感じがあります。
水と油を結合させているのが、いわゆる界面活性剤です。
界面活性剤には、洗剤のような化学物質もありますが、たとえばマヨネーズの卵のようなタンパク質も界面活性剤として働きます。
医科用としては、ケラチナミン軟膏、ウレパール軟膏、パスタロンソフト、ヒルドイド軟膏・ローション、ヒルドイドクリーム、レスタミン軟膏、ザーネ軟膏、ザーネクリーム、ユベラ軟膏、オイラックス軟膏、カチリ(フェノール亜鉛華リニメント)などがよく用いられています。
近年、クリームタイプで最もよく使われるものは、恐らく軟膏・ローションです。
ヘパリン類似物質という血流を改善するものが入っていますが、皮膚科医師は使いやすいクリームタイプの保湿剤として用いています。
もともと高齢者の血液循環のよくない下腿の乾皮症の外用剤として登場したものです。
内科や外科では、ヘパリンは本来血液凝固を妨げる物質として用いられています。
実際、顔面の保湿剤として化粧品のようなものがないかとして用いられています。
顔面の化粧品にヘパリン類似物質が有効かといえば全くそうでなく、むしろない方がよいかもしれません。
何か有用成分がなければ、厚生労働省は医療品として認可しないということです。
それだけに、保湿剤としては、かなり高価です。
また、どうせ化粧品ならと、ヘパリン類似物質をそのままにして、全く中味を変更した後発品にもよいところがあります。
ヒルドイドの後発品のビーソフテンクリーム・ローションは、後発品としてではなく、全く別の保湿剤としてよく使用されています。
他の化粧品メーカーに、もっと良いものが出てくる可能性があり、資生堂や花王がそんなものをつくらないかと期待しています。
ケラチナミン軟膏やウレパール軟膏、パスタロンソフトは、を含み、皮膚のかさつきに効果があります。
びらん部位につけると刺激があり、しみるようです。
肘窩や膝窩よりも、伸側(下肢なら前面、上肢なら外側、体幹なら背中)の方が向いています。
掌(てのひら)や足底の保湿剤としても使われます。
顔面につけると、いくらか刺激感があります。
は、抗ヒスタミン剤(かゆみどめ)のレスタミンを含んでいます。
あまり強い湿疹がなく、かゆいだけのところやじんましんの発疹に使います。
虫刺されの刺されたばかりの塗り薬としてはよい薬です。
単なる保湿剤としても有用ですが、長期に用いるときは、光線過敏症を起こす可能性があります。
長い目で見れば、保湿剤としては抗ヒスタミン剤は入っていない方がよいでしょう。
ザーネ軟膏はビタミンA、ユベラ軟膏はビタミンEを含む軟膏で、保湿剤として用いられます。
は、それほどひどくないしもやけ(凍瘡)や冷え症の手足につけるとよいでしょう。
軟膏には、ステロイドを少し混合したもの(オイラックスH)もあります。
オイラックスの成分クロタミトンは疥癬に効果がありますが、かゆみ止めとしても使用されます。
クロタミトンの接触皮膚炎に注意して下さい。
(フェノール亜鉛華リニメント)は、あせもの他に水痘にも用いられます。
私は他のウイルス性の発疹、手足口病や水いぼにも用いています。
消毒、かゆみ止め、抗炎症の作用を合わせて持っており、表面のウイルスを減らし、二次感染の予防にもなります。
綿棒で皮膚につけると、まもなく乾燥固着します。
あまり湿疹がひどくないあせもには、汗を乾燥させる効果があるの方がよいようです。
ステロイド外用剤を使いたくないアトピー性皮膚炎に、カチリを用いるときがあります。
全身に保湿剤として塗るのではなく、主にびらんの多いところです。
びまん性に紅斑が広がっているところには向いていません。
クリームや液状タイプの外用剤は、市販にはハンドクリーム、化粧品など非常に多数のものがあります。
価格を無視すれば、医科用のものよりよくできたものもあります。
加水分解小麦などの植物成分、香料、パラベンなどの保存料など、用いられている成分に注意して、上手に選択すればこれで十分という市販のものもたくさんあります。
アレルビの有効成分は「フェキソフェナジン塩酸塩」という、抗アレルギー薬です。 ..
客室端部の液晶表と天井。このアーチ形の天井(Vault)がVSEの名前の由来とか。こんな言われなければ気付かない天井形状より、外観の方がはるかに特徴があると思うのだが・・・・語感の良い”V”を使いたくて、後から意味をこじつけたとしか思えない。
その中で、同じアレグラFXという名前を使って、更にはプレミアムという ..
発ガン性があるという研究者もいます。
ただステロイドを含めて免疫抑制作用をもつものはすべて、それの可能性を秘めています。
この軟膏を顔面に使う場合は、ごく小さい面積(10円玉程度)に塗って、違和感にならしながら、少しずつ使う面積を広げていくのがよいでしょう。
塗るところは、できれば細菌のあまり多くないところ、びらんや滲出液の少ないところに塗った方がよいと思われます。
あまり日光に当たらない方がよいとも言われています。
大人用(0.1%)を薄くしたもの(0.03%)が子供用として売り出されています。
実のところを言うと、にびらんの強い湿疹の強い子供の患者さんにプロトピックの大人用を塗るしかなかったことがあります。
ステロイド外用剤が合わなくなると、首から下にもプロトピック軟膏を使用することがあります。
ただし、月に10本以上使うような状態になると、免疫抑制剤としての問題点が表面に現れることがあり、心配です。
一方、プロトピックの皮膚からの吸収が低いために、角層が厚いところには効果が少ないようです。
アンダーム軟膏・クリーム、スタデルム軟膏・クリーム、トパルジック軟膏、コンベック軟膏、ジルダザック軟膏、フェナゾール軟膏などがあります。
ステロイド外用剤ほどではありませんが、湿疹をある程度改善する作用があります。
ステロイド外用剤を用いるほどではないとき、ステロイド外用剤を用いたくないが、多少とも湿疹を改善したいときになどに使用します。
特に乳幼児に有効です。ただ、最近は下記のような理由で使用されることが少なくなっています。
免疫が低下した高齢者にはよいところがあります。
注意したいこととして、この種の外用剤には患者のなかにを起こすことがあることです。
この外用剤による接触皮膚炎は、外用剤の中で最も起こりやすく、ひとたび接触皮膚炎が起きるとあまりにも症状が強いために、長期にわたって強いステロイドを使うしかないかもしれません。
接触皮膚炎の状態をそのままにしておくと、しばしば自家感作性皮膚炎を引き起こします。
そうなると、湿疹のできたことがないところまで湿疹が拡大します。
また、しばしば塗ったところが日光に反応して湿疹ができるが起こることもあります。
そのために、顔面に使用してこれが起こると本当に悲惨です。
外用剤の成分は、化粧品もそうですが、しばしば何年も皮膚(真皮)や脂肪組織に残ります。
化粧品を中止しても、すぐにはよくならないということです。
少し使っただけでも、それの接触皮膚炎がかなり長く続くこともあるということです。
なおブフェキサマックを主成分とするアンダーム軟膏・クリームは、現在発売中止になっています。
ブフェキサマックを含む市販の外用剤、たとえばロバックS、エンチマックなどはまだ発売されています。
アンダーム軟膏・クリームの次に接触皮膚炎が多いのは、スタデルム軟膏・クリーム(ベシカムという名前のものもあります)です。
またモーラステープなどで用いられるも、このタイプに含まれます。
貼ったところがよくなっても、夏になり、が当たって再び貼ったところの湿疹が悪化するというのは、よくある話です。
それでは、非ステロイド系抗炎症剤の内服はどうかといえば、内服して同じ副作用が出る人もいれば、出ない人もいます。
アスピリンのんで喘息になったり、痛み止めのたぐいでじんましんが悪化するというのはよくある話です。
内服もできれば避けた方が無難というところですが、生理痛や頭痛がひどくてクスリをのまないと我慢できないといわれると、ケースバイケースかもしれません。
薬物アレルギーを起こした場合は、たとえ軽症でもその薬の名前を覚えておき、必ず医師・薬剤師に伝えましょう。
点眼液は、他の点眼液に先駆けてですので、になりました。
なお、ソフトコンタクトレンズでもです。
1回使い切りタイプのクロモグリク酸点眼液UDも「ベンザルコニウム」を含まない点眼薬なので、ソフトコンタクトレンズを装着したままの点眼が可能と思われます。
当院では、重症の眼症状の方には、上記2剤の併用にて、ステロイド点眼薬と同等の効果を上げています。
尚、点眼液で緑内障や前立腺肥大禁忌のものはありません。
例えば、グループ Aのアレグラが効かなかったのであれば、同じグループA ..
一般的に第2世代の抗ヒスタミン薬に分類され、などのアレルギー性疾患へ高い効果が期待できる薬剤です。医療用医薬品としての主な商品名である「アレロック®」の名前は「アレルギー症状のブロック」に由来します。
アレルギー反応の一種で、じんましん、腹痛、息苦しさなどが急激にあらわれ ..
2.
は、平成29年11月に発売されましたが、こちらは、従来の第二世代抗アレルギー剤としての抗ヒスタミン作用に加え、を併せ持つ、新しい作用機序の経口アレルギー性疾患治療剤です。ヒスタミンはアレルギー反応を引き起こす化学伝達物質としてよく知られていますが、PAFも血管拡張や血管透過性の亢進、知覚神経刺激、白血球の活性化などを誘導することで、くしゃみや鼻水、鼻閉などの症状を引き起こすなど、アレルギー性疾患の病態に深く関与しています。ルパタジンフマル酸塩錠は、これら2つの化学伝達物質を抑える、DUAL作用(抗PAF作用と抗ヒスタミン作用)によって強力な効果を発揮し、も含めアレルギー性疾患における症状を抑制します。
ルパタジンフマル酸塩錠10mgとデスロラタジン錠5mgは化学構造式が類似しています。
ルパタジンフマル酸塩錠は1錠中にルパタジンを10mg含有しているのですが、体内に入ると一部はルパタジンのまま未変化体として存在します。よって体内に入ったルパタジンフマル酸塩錠は、を有し、を発揮するということになります。
デスロラタジンは、効果発現にやや時間がかかりますが、定期服用での力価は高いので、頓服薬としてルパタジンフマル酸塩錠10mgを携帯し、通年性や季節性など長期間抗ヒスタミン剤を服用する場合は力価の高いデスロラタジン5mgを服用するのもいいかもしれません。
また、で、これは近年発売された抗アレルギー剤にはない特徴です。ルパタジンフマル酸塩錠の場合、10mg(1錠)にて効果不十分の場合は、20mg(2錠)まで増やしていいということです。特に重症の蕁麻疹を治療する際には、「薬剤の倍量処方ができるかどうか」が重要となってくるため、この点においてルパタジンフマル酸塩錠は効果的な使い方ができるかと思います。
さらに抗PAF作用は、エピナスチン塩酸塩同様、気管支喘息におけるするため気管支喘息を軽減します。そのため喘息発作に追加する抗ヒスタミン剤としては有用な薬剤の一つと考えられます。
ただしその反面、するため、「本剤投与中の患者には自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事させないよう十分注意すること」という使用上の注意があります。デスロラタジン錠、ビラスチン錠にはそのようなリスク・副作用がないため、「医師としても処方しやすい」という有利な面もあります。(眠気が出た人の割合は、オロパタジン塩酸塩でも7.0%。一方ビラスチンは0.6%、デスロラタジンは1.0%と優秀。)