・シルヴェスター・スタローン演じるコブラ。 コブラが帰宅するシーンで流れる曲。


恐ろしく強いのはアクション映画の主人公として当然として、他者に迎合しない豪快さ(気に入らない上司はぶん殴る!)や傍若無人さ(邪魔な車は押しのけて駐車し、文句を言ってきた相手に逆ギレ!)がある反面、細かな所でちょっと神経質(女っぽい名前を気にしてる/他人の食生活に厳しい)だったりと、カッコイイんだが変なんだかよく分からない魅力があります。


スタローン コブラ(映画、ビデオ)の中古品・新品・未使用品一覧

スタローン脚本史上でも上位に入るであろう手抜き感がある本作、しかしシンプルな映画ゆえにスタローンのカッコよさが際立っているとも言える。

解説 殺人現場を目撃したモデルが、殺人鬼集団に狙われるのを守るため、一匹狼のハミ出し刑事・コブラが戦う。肉体派の面目躍如といえるS・スタローンのアクション・シーンの連続。

選んで2点で500円シルベスター・スタローン「コブラ」の映画パンフレットです。

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Written by 鈴木 純一(すずき・じゅんいち)
映画を心の糧にして生きている男。『バタリアン』や『ターミネーター』などホラーやアクションが好きだが、『ローマの休日』も好き。
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戦え!シネマッハ!!!!
ある時は予告編を一刀両断。またある時は悪役を熱く語る。大胆な切り口に注目せよ!

バックナンバーは

佐々木功氏によるシルベスター・スタローンの吹替音声が遂に登場!
DVD/ブルーレイ版には吹替音声が未収録だった『コブラ』に、1994年TV放映版の吹替音声を初収録!
TV放送時にカットされたシーンの追加収録も実施!

TOP · DVD/ブルーレイ · DVD · ジョルジ・パン・コスマトス(監督) 、 シルヴェスター・スタローン(主演) · コブラ.

の上司にあたる警部(アート・ラフルー)、モンテ警部補(アンドリュー・ロビンソン)は凶悪犯に対応できない人たち。モンテはエラそうな奴での無慈悲な姿勢をイチイチ嫌味ったらしく非難する。

ロッキー、ランボーに続き、スタローンが演じる異色のヒーロー、コブラ。一匹狼のはみだし刑事マリオン・コブレッティ(通称コブラ)がマシンガンとコルト45をブッ放し、悪漢どもに制裁を加える!

シルヴェスター・スタローンが主演を務めたバイオレンス・アクション。凶悪殺人集団と戦うはみだし刑事“コブラ”の活躍を描く。

・コブラが夜に帰宅するシーン。
道端に停まっている車から聴こえてくる曲。
この曲の公式動画などがなかったので、ここでは貼付しなかった。

ロッキー、ランボーに続き、スタローンが演じる異色のヒーロー、コブラ。一匹狼のはみだし刑事マリオン・コブレッティ(通称コブラ)がマシンガンとコルト45をブッ放し、悪漢どもに制裁を加える。ジョージ・P・コスマトス監督(『ランボー/怒りの脱出』『トゥームストーン』)とスタローンが再びタッグを組み、冷酷な連続殺人犯と戦うコブラの活躍を描く。“新しい秩序”を唱える狂信的武力集団の犯行を偶然目撃し、命を狙われる女性(ブリジット・ニールセン)を守るため、コブラが立ち上がる。パワー全開で繰り広げられるアクションシーンは、文句ナシに凄い。


新年一発目の映画ブログは景気のいい娯楽作でいきたいところですが、











1986年、シルベスター・スタローンが『ロッキー』『ランボー』に続くアクションヒーローのシリーズ立ち上げを目論んで創ったに違いないのが、ポーラ・ゴズリングの小説『逃げるアヒル』を映画化した刑事物『コブラ』でした。脚本はスタローン、監督は『ランボー/怒りの脱出』のジョージ・P・コスマトス。

同じ年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演の刑事物『ゴリラ』も公開され、2大筋肉アクションスターのライバル関係がいよいよ顕著になると同時に、翌'87年にはメル・ギブソン&ダニー・グローバー主演『リーサル・ウェポン』、'88年にはブルース・ウィリス主演『ダイ・ハード』などの傑作が次々と公開され、ポリスアクション映画の一大ブームが巻き起こる事にもなりました。

BIGスターがアウトローな暴力刑事を演じるポリスアクション物のはしりは'68年にスティーヴ・マックィーンが主演した『ブリット』だけど、'80年代のブームに最も大きな影響を与えたのは何と言っても、'71年に公開されたクリント・イーストウッド主演『ダーティハリー』に尽きるかと思います。

同じ年に公開されてアカデミー賞にも輝いたジーン・ハックマン主演『フレンチ・コネクション』の存在も大きいけれど、大口径の拳銃で犯人を容赦なく処刑した直後、小粋な決め台詞を吐くようなアウトロー刑事の元祖は間違いなくハリー・キャラハン。

特にスタローン氏とシュワルツェネッガー氏のかぶれ方は顕著で、本作『コブラ』の場合は主人公=マリオン・コブレッティ刑事のアウトローなキャラ設定のみならず、キャスティングでも相棒刑事役に『ダーティハリー』1作目でハリーの相棒を演じたレニ・サントーニ、さらに嫌味な上司役に同作で無差別殺人鬼「スコルピオン」を演じたアンドリュー・ロビンソンを起用する等、まるで「シュワルツェネッガーなんかより俺の方がずっとクリントを尊敬してるんだぜ」と見せつけんばかりのオマージュぶり。面白いですw(近年は仲良くしてるけど当時は本当に犬猿の仲だった)

だけど意外なことに、その『コブラ』の原型はなんと、先にエディ・マーフィー主演で公開された『ビバリーヒルズ・コップ』('84) なんだそうです。製作陣は当初『ビバリーヒルズ~』をスタローン主演で準備を進めてたんだけど、脚本をスタローン先生があまりにスタローン色に染めて全く別物にしちゃうもんだから、丁重にお引き取り願ったんだそうです。

だけど当時は『ロッキー』『ランボー』の二大シリーズが軒並み大ヒットで先生は無敵状態。とにかく創れば当たるんだから何でも創っちゃえ!ってことで、ボツにされた脚本が『コブラ』として復活したワケです。

まぁしかし、ストーリーはあって無いようなもんでw、スタローン先生がこだわったのはマリオン・コブレッティ刑事のキャラクター造形に尽きるかと思います。

レイバンのサングラス、革手袋、無精髭、くわえマッチ棒、象牙のグリップにコブラを刻んだCOLTナショナルマッチ、組み立て式サブマシンガンのヤティマティック、そして愛車の50年型マーキュリーと、形だけ凝りに凝りまくったけど中身はいつものスタローンというw、『刑事貴族』の舘ひろしさんみたいなもんですw

だから観て喜んだのはスタローン・ファンとガンマニアだけで、批評家筋からは酷評の嵐。この辺りから先生はラズベリー賞(最低映画賞)の常連になって行かれますw

私はスタローン・ファンでガンマニアですから当時は素直に楽しめたけど、今あらためて観るとラズベリー賞は極めて妥当だったと納得しちゃいますw

まず、カルト教団の殺人現場を目撃して命を狙われ、コブレッティ刑事にガードしてもらう内に恋に落ちるヒロインが、身体はデカイし気はめちゃくちゃ強そうだしでちっとも守護本能をくすぐられない。

演じるのは当時スタローン先生と結婚したばかりのブリジット・ニールセン。シュワちゃんの元カノだから対抗意識だけで結婚したのかも?

で、登場した時はめちゃくちゃクールだったコブレッティが、彼女と打ち解けるにつれ小粋なアメリカンジョークを連発するようになるんだけど(そこに『ビバリーヒルズ・コップ』の名残がある?)、それがデーブ・スペクター並みに笑えないw なのにブリジットがいちいち爆笑するもんだから余計に痛々しいw

思い返せばスタローン先生のジョークは『ロッキー』1作目の頃から笑えないんだけどw、朴訥キャラのロッキーなら許せたんです。だけど徹頭徹尾カッコつけてる今回のキャラでデーブさん並みは非常にマズイ。いや、今となっては逆にスベリ芸として楽しめるかも知れないけど……

で、あとはひたすらバキュン!バキューン!バリバリバリバリ!ドッカーン!!ですから批評家筋が褒める理由がありませんw

まあ、そんな映画ですw スタローン先生が映画の中で、どんなに残虐非道な殺戮行為を繰り返しても愛され続ける理由が、この『コブラ』には詰まってる……と、言えなくもありません。

映画ポスター コブラ シルベスター・スタローン主演 · 解説 · 商品画像

が第72回カンヌ国際映画祭に出席し、1986年製作の主演作「コブラ」の配信ドラマシリーズ化を構想中であることを明かした。The Playlistなどが報じた。

『コブラ』、シルヴェスター・スタローンがドラマシリーズ化を企画

狂信的なカルト教団による無差別連続殺人事件が続発するロサンゼルス。モデル美女イングリッドが彼らの犯行を偶然目撃したことから命を狙われることに。彼女を守るため、はぐれ刑事“コブラ”ことコブレッティが警護を務めることに。一味の脅威から逃れるため田舎に身を隠す彼らだが、何故かカルト教団に潜伏先が筒抜けで、奴らは襲撃してきた。コブラは、警察とは思えない銃武装と改造車を駆使してたった一人で襲撃者と渡り合う。

スタローン版ダーティハリー ブライアン・トンプソン in 『コブラ』

ロッキー、ランボーに続くシリーズとなるかと思われたが、残念ながら続編が作られることはなかった。でもこの映画を観直すと、当時のスタローンはやっぱり恰好いい。個人的には今からでも遅くはないので、『コブラ』新作を作ってほしいです。

コブラ 日本語吹替音声追加収録版 [Blu-ray Disc]

ロサンゼルスで、無差別に市民を惨殺する事件が連続発生。犯人は通称“ナイト・スラッシャー”をリーダーとする殺人集団だった。捜査に当たるのは、ロス市警のハミ出し者の刑事で、食らい付いたら離さない執念の捜査で恐れられるマリオン・コブレッティ、通称“コブラ”。ある夜、モデルのイングリッドが偶然に殺人現場を目撃し、ナイト・スラッシャーに命を狙われることになる。コブラは彼女の護衛も担当することになるが…。

Feel The Heat (lyrics) COBRA/映画コブラ 主題歌

お手本とした「ダーティハリー」は、どこか西部劇を彷彿とさせるもっさりした部分が見られましたが、本作はそれが完全に払拭されており、見事に現在に直結するアクション映画へとブラッシュアップされています。

シルヴェスター・スタローンが『コブラ』のアートワークと共に「犯罪は病気だ、過去の思い出が甦るかカムバックか」と…

【 DISC1 】
本編:約 88 分
映像特典:約 8 分
映像特典内容:
メイキング
ディスク仕様:ブルーレイ(2D) (片面2層)
本編:High Definition 1080p VC-1
本編サイズ:スクイーズビスタサイズ/16×9FF
音声:1. 5.1ch:英語 2. 選択なし:
字幕:1. 日本語 2. 英語(for the Hearing Impaired) 3. 吹替用 4. 音声解説用
字幕翻訳:岡枝慎二
吹替翻訳:なし

実家帰ったら激レア!映画『コブラ』で主人公シルヴェスター・スタローンが使ってた銃ヤティマティックを貰ったあまり出回らない貴重な産物だ.

ただし本作は、『ダーティ・ハリー』の上辺だけをなぞっただけの印象が拭えず、社会性やメッセージ性が感じられないのが残念なところ。