※レクサプロの副作用について詳しく知りたい方は、『』をお読みください。


大うつ病性障害患者を対象とした国内臨床試験(4試験)及び社会不安障害患者を対象とした国内臨床試験(2試験)において、総症例1099例中、717例(65.2%)に臨床検査値異常を含む副作用が認められている。その主なものは傾眠248例(22.6%)、悪心228例(20.7%)、浮動性めまい93例(8.5%)、頭痛90例(8.2%)、口渇69例(6.3%)、倦怠感63例(5.7%)等であった。(承認時)


副作用には、便秘・口渇、眠気、ふらつき、体重増加などがあります。

うつ病、抑うつ状態の方は、気分の落ち込み、やる気が出ない、集中力の低下、不安感が出やすい等の症状が出るので、使われることが多く、副作用もマイルドで離脱症状が出にくいことから、比較的使いやすい抗うつ薬になります。
気分安定に効果が期待でき、気持ちが前向きになるのを助けます。女性特有の月経前気分不快障害(PMDD)や、生理前に出る症状の月経前緊張症(PMS)にも効果があり、女性との相性もよい抗うつ薬といわれています。

遅発性ジスキネジアとは、体の一部が勝手にくねくねと動いてしまう症状です。おもに舌や口の不随意運動(自分で動かそうと思わないのに、意思に逆らって勝手に動いてしまう現象)で、もぐもぐと噛むしぐさをしたり、吸い込んだり、舌であごの皮膚を押し出したり、舌を鳴らしたりします。舌や口以外に、腕や足、体全体がけいれんしたように動くこともあります。原因は、抗精神病薬を大量に飲んだり、長期間服用した人に現れやすい副作用です。対処法は、定型抗精神病薬を服用していた場合は、非定型抗精神病薬に変更したりします。また抗精神病薬を少なくして、抗不安薬と併用するという方法もあります。

レクサプロ錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

レクサプロの副作用は効果が出る前にあらわれることがあり、危険な副作用としては、25歳未満での服用は注意すべきであり、自殺衝動を誘発する可能性もあります。他にはてんかん発作や躁状態の誘発が危険な副作用として上げられます。

『レクサプロ』は、初日から治療用量で飲み始められるため、速い効果が期待できます。
『ジェイゾロフト』は、副作用が少なく飲み続けやすい薬です。

また、抗うつ薬は18歳未満の子どもには有効かどうかわからないとする意見もある中、『レクサプロ』は12~17歳の子どもに対する効果が実証されていることも特徴です。

副作用としては、悪心・嘔吐、下痢、倦怠感、眠気、頭痛、めまい、口渇、便秘、尿閉、CK上昇があります。

体重増加は、抗精神病薬を飲んでいる人にとって、現れやすい副作用の一つです。中でも、非定型抗精神病薬のオランザピンやフマル酸クエチアピンなどは、他の薬と比べて体重増加をもたらす可能性が高い薬とされています。なぜ、薬を飲むと体重が増えるのか、はっきりとしたことは分かっていませんが、食欲増進と関係しているのではないかと考えらます。また、活動が低下したことによって、運動不足や食べ過ぎが肥満の原因になっていることも考えられます。肥満は糖尿病などの生活習慣病を招き、心臓にも負担がかかります。特に血糖値が高くなると糖尿病性昏睡やケトアシドーシス(だるい、脱力感、吐き気などの糖尿病の症状)がみられることもありますので、定期的に血糖値をチェックする必要があります。著しく体重が増えた場合は、薬を変更したり、合併症を防ぐための生活指導を行ったりします。

抗精神病薬は、自律神経にも作用するので、自律神経が調節しているさまざまな臓器にも影響が出ます。たとえば、口の渇き、便秘、立ちくらみなどです。口の渇きは、唾液が出にくくなって起こりますが、これは定型抗精神病薬のハロペリドールやフルフェナジンのような、強い薬によって起こりがちです。どうしても困る場合は、薬の種類を変えるのも方法です。口の渇きは、薬を長期間飲んでいるうちに、だいたいは消えていきます。

次に便秘は、抗精神病薬によって、腸の働きが鈍くなり、便が腸の中に留まりやすくなります。特に鎮静作用のある薬で起こりがちです。対症法は、薬を変えたり、野菜や食物繊維を多く摂るようにしたり、生活のリズムを整えたりして工夫します。また、鎮静作用のある薬は、血圧を下げる働きもあるため、起立性低血圧になって、立ちくらみが起きやすくなります。自律神経の副作用は、薬に慣れると消えていくものが多いですが、気になる場合は昇圧薬を使うこともあります。

悪心,頭痛,浮動性めまい,倦怠感,便秘,口渇,腹部不快感,下痢,射精障害,いらいら感,視覚異常など

錐体外路とは、大脳皮質から始まる神経経路で、筋肉の伸び縮みを調節して体がスムーズに動くようにコントロールする運動系の中枢のことです。ここが障害されると、体が思うように動かせなくなったり、逆に、意思に反して勝手に動いたりする症状です。目に見えてその異変がわかるため、何か重い病気になったのではないかと心配になり、そのことが治療薬への忌避感につながることがあります。あらかじめ、錐体外路症状とはどんな副作用なのか、知っていれば、本人も家族も慌てずに受け止めることが出来ます。抗精神病薬によって起こる錐体外路症状には、次のようなものがあります。

※副作用の頻度(臨床試験時) 1,2)
レクサプロ:傾眠22.6%、悪心20.7%、浮動性めまい8.5%、頭痛8.2%、口渇6.3%、倦怠感5.7%
ジェイゾロフト:傾眠15.2%、悪心18.9%、浮動性めまい5.0%、頭痛7.8%、口渇9.3%、下痢6.4%


吐き気、嘔吐、便秘、下痢、食欲不振、口渇などの症状があらわれる場合がある · 精神神経系症状

・効果と副作用のバランスが良い
・離脱症状が比較的少ない
・セロトニンを集中的に増やす

口渇69例(6.3%)、倦怠感63例(5.7%)等であった。(承認時)

うつ状態の方は、気分の落ち込みや不安が強く出る傾向があり、副作用もマイルドで離脱症状が出にくいことから、初めに使う薬としては使いやすい抗うつ薬になります。気分の安定化に効果が期待でき、月経前気分不快障害(PMDD)や、月経前緊張症(PMS)にも効果があり、女性との相性もよい抗うつ薬といわれています。

副作用には、便秘・口渇、眠気、ふらつき、体重増加などがあります。 ・特に注意すべき副作用(高血糖)

口渇、便秘、眼圧上昇、排尿困難などの症状があらわれる場合があります。

主な副作用は、口渇、傾眠及び悪心各 22.7%(5/22 例)であっ

レクサプロの半減期は24.6~27.7時間、最高血中濃度到達時間は4時間です。抗うつ薬は半減期が短いと効果が切れやすくなるため、飲み忘れたときなどに中断症候群という、ふらつきや不眠などの症状が出てしまうこともあります。レクサプロは他のSSRIに比べて半減期が長いので、1日1回の服用が可能です。
また、飲み続けていくことで安定します。半減期からおよそ4~5倍の時間で安定するといわれていますので、安定には5日~1週間ほどかかります。

エスシタロプラム(レクサプロ)は、精神科で使われる抗うつ薬SSRIの1つです。うつ病、社会不安障害等に使われます。

口渇は口をゆすぐ、ノインシュガーのアメ、ガムなどを噛むなどして唾液分泌を促す方法で対処してもらうことがあります。

(商品名:レクサプロ)とは エスシタロプラムはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)に分類される抗うつ薬で「レクサプロ ..

『レクサプロ』は、心臓に「QT延長」がある人には禁忌で使えません2)。
しかし『ジェイゾロフト』にはこうした持病・体質による禁忌はなく、使う人を選ばない薬です。

1錠中エスシタロプラムシュウ酸塩12.77 mg(エスシ ..

主な副作用としては、眠気、頭痛、倦怠感、浮動性めまい、悪心、口渇、異常感、無力症、浮腫、熱感、発熱があります。

抗うつ薬の種類・効果効能・副作用の解説 | 国分寺 精神科 心療内科

観察期及び後観察期の副作用は、92例中74例(80.4%)に281件認められた。主な副作用は、傾眠28例(30.4%)、悪心22例(23.9%)、頭痛18例(19.6%)、浮動性めまい14例(15.2%)、倦怠感13例(14.1%)、便秘、口渇がいずれも11例(12.0%)、胃不快感9例(9.8%)、不眠症7例(7.6%)、下痢5例(5.4%)、射精遅延、射精障害がいずれも2例(5.3%)であった。投与8週までに発現した副作用は、92例中59例(64.1%)に119件、投与8週以降に発現した副作用は、85例中36例(42.4%)に112件であった。発現率10%以上であった副作用は、投与8週までに傾眠(22.8%)、悪心(16.3%)が認められた。重篤な副作用は、エスシタロプラム20mg増量例75例中3例(4.0%)に4件(血中カリウム減少が2件、血中ナトリウム減少、錯乱状態が各1件)認められたが、エスシタロプラム10mg維持例(17例)では認められなかった。投与中止に至った副作用は、エスシタロプラム10mg/日維持例で3例(17.6%)に4件(傾眠、躁病、悪心、倦怠感)、20mg/日増量例で2例(2.7%)に2件(尿中蛋白陽性、激越)認められた。

レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬]の解説、注意

・薬剤性パーキンソニズム(ふるえ・筋肉のこわばり、小刻み歩行など)
・アカシジア(むずむず、ソワソワしてじっとしていられない)
・急性ジストニア(筋肉の異常な収縮が起き、舌が出てしまう、食いしばってしまい、口が引かない、首が勝手に曲がってしまう、眼球が上に上がってしまうなどが現れます)
・ジスキネジア(口をもぐもぐ動かす、舌を左右に揺らす、歯を食いしばる、目が閉じられない、手足が勝手に小刻みに動くなど、自分の意志で止めることのできない動き(不随意運動)です)

レクサプロ (エスシタロプラムシュウ酸塩) 持田 [処方薬] の ..

『レクサプロ』や『ジェイゾロフト』で得られる効果は、どちらかと言うと「落ち着く」イメージのもので、急に元気になったり活発になったりするものではありません。
以下の元気な状態は、「薬が良く効いた」のではなく、「躁うつ病(双極性障害)」の病状(躁状態)である可能性もあります。

レクサプロ; Clinical Study:第Ⅲ相長期投与試験(うつ病・うつ状態) 安全 ..

こういった傾向が見られた場合は一度、主治医にその症状を伝え、薬の選択も含めて相談するようにしてください。
また、こういった行動は、本人はほとんど自覚していないケースもあります。ことも重要です。

(レクサプロ錠:2011年4月22日承認、申請資料概要2.7.6.4)

レクサプロについて、薬の効果や副作用、服用時の注意点など、詳しく説明しています。

まず薬剤情報としては、以下のような副作用があります。 「レクサプロ」の副作用

悪性症候群は、頻度は低いものの、薬の飲み始め、減量などを含む用量が変わったとき、急な中止、脱水状態の時などに起きやすいといわれています。

レクサプロ錠20mg(持田製薬株式会社)| 処方薬 | お薬検索

・効果と副作用のバランスが良い
・OD錠(水なしで飲めるタイプ)が販売されている
・ジェネリックが販売されている
・離脱症状*が比較的少ない

レクサプロはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)として作用する抗うつ薬 ..

1. 『レクサプロ』は、初日から治療用量で始められ、また10代の子どもに対する効果も実証されている
2. 『ジェイゾロフト』は、副作用を少なく抑えながら使うのに向いている
3. 軽い「躁状態」に気付いたら、早めに主治医に相談する