コブラゴルフ「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の9番


『KING フォージドテック ワンレングス』は、その名の通り、コブラの中上級者向けモデル『KING フォージドテック』のワンレングス仕様です。アイアン番手の長さを全て7番アイアンに統一することによって、アドレスやスイングでの再現性が高くなり、番手間での一貫性や正確性が高まります。長さは「アーコスキャディ」センサーがない場合、37インチ(スチールシャフト)です。

『KING フォージドテック ワンレングス』は、一般的なアイアンとは逆に、長い番手ほどライ角がアップライトになる独自のフロー設計を採用しています。さらに、短い番手になるほど重いシャフトを採用し、同じ長さでありながら、各番手の弾道がさらに最適化するように、工夫された仕様になっているのが特徴です。


コブラゴルフ「キング ラッドスピードワンレングスアイアン」の5番

コブラによると、ワンレングスは2017年の導入以降、6万5000セットが販売され、ワンレングスの販売本数は150万本に及ぶという。さらに、コブラの独自調査では、同社のアイアン購入者の中でワンレングス購入者の満足度が何年も一番高く、返品制度がある小売業者によれば、ワンレングスは最も返品が少ないクラブの一つなのだという。

「LTDx」アイアンの柔軟性をさらに高めるために、コブラはのボディを「17-4ステンレススチール」からより柔軟性のある「431ステンレススチール」に変更。その結果、「LTDx」はライ角を±4度まで調整できるようになった。またロフト角も、もう少しストロングにしたいという人にために、上下に1度変えることも可能だ。

コブラでは初心者でも使いやすい、ワンレングスアイアンが発売されています。

飛び系らしいロフト設定とヘッド性能に、ワンレングスならではの打ちやすさを加えた個性的な仕上がりとなっているラッドスピード ワンレングスアイアン。ワンレングスに興味がある人はもちろん、そうでないゴルファーも食わず嫌いせずに試打してみると、ロングアイアンへの苦手意識が解消されるかもしれない。

そんな中、興味深いモデルが発売された。コブラの「キングユーティリティアイアン」だ。いわゆるアイアン型UTで、一見マッスルバックに見えるヘッドは中空構造。適度な厚みを持ったトップブレードと相まってちょっとシャープなセミアスリート向けアイアンのような外見を持ちつつ、ミスに強くそれでいて適度な高さのボールが打てるモデルに仕上がっている。

コブラがワンレングスアイアンにこだわり続けるのには、それなりの理由がある。

「ワンレングスであることでオートマチックに打てるぶん、120切り、100切りを目指すゴルファーにオススメできますね。あとは飛距離が落ちてきたシニアの方にもオススメです。飛び系であることはもちろんですが、ワンレングスであることで、とくにクラブ長が長い上の番手の振りづらさが解消されるのはメリットと言えるでしょう」(中村)

ワンレングスアイアンとは、シャフトの長さが7番アイアンの37.5インチに統一されているアイアンセットのことです。

コブラ「キングユーティリティワンレングスアイアン」(写真は5番)

またコブラとアーコスの提携メリットの一つとして、ショットデータへのアクセスというものがある。コブラは、30万以上に及ぶ、番手毎の長さが変わる「RADPSEED」と「RADSPREEDワンレングス」のショットを比較し、いくつかの興味深いものを発見した。

3番手の試打を終えた両名。堀口は「他の飛び系アイアンと比べても、ワンレングスであることでボールの位置やスウィングを細かく変えなくて良いのは明確なメリットですね。どの番手でも同じイメージで打てるから、安心感があります。とくにロングアイアンが苦手な方にはオススメです」と評価。


非常に打ちやすいアイアンです。 コブラ LTDxワンレングスアイアン#4(ロフト:19°)を試打

【堀口のキング ラッドスピードワンレングスアイアン5番の試打結果】
HS39.8m/s キャリー200.3ヤード トータル219.3ヤード 打ち出し角16.4度 ボール初速56.1m/s スピン量3496.7回転

コブラ「KING SPEEDZONE ワンレングスアイアン」【レビュー企画】 -「スポナビゴルフ」の動画再生ページです。

データによればワンレングスアイアンと通常モデルとの同番手同士での飛距離差は2ヤード以内で、ほとんどの番手で1ヤード以内に収まっていたようだ。

12:16 · Go to channel · コブラ『KING FORGED TEC ワンレングス』アイアン トラックマン試打

コブラ「KING ラッドスピード ワンレングス」アイアンは、「KING ラッドスピード」の『ワンレングス=均一なクラブ長さ』バージョンです。すべての番手がカーボンシャフトでは37.5インチ、スチールシャフトでは37.25インチというふうに、一般的な7番アイアンの長さに統一されています。番手ラインナップは4番アイアン(19.5度)から9番アイアン(37度)、PW、GW、SWがありますが、ウエッジ3本も同様に7番アイアンの長さです。

ヘッドの特徴は「KING ラッドスピード」と同様に優れた飛距離性能と寛容性を備えています。4番〜6番の長めの番手は、ヘッドの入り方が甘くなってもボールにヒットしやすくなるよう、他の番手よりもソール幅が厚くなっています。

コブラ「LTDx ワンレングス アイアン&ユーティリティ」【レビュー企画】 -「スポナビゴルフ」の動画再生ページです。

コブラ「KING ラッドスピード」アイアンは、初の3Dプリント技術によってパーツを製造したヘッドを採用した極めて珍しいアイアンです。複雑な内部構造のヘッドを精密に製造することができる3Dプリント技術を採用することで、理想的な重心設計のヘッドを見事に具現化しました。

優れた寛容性を発揮する理由は、トップラインには前作よりも2g軽量化したブラックカーボンを採用してさらなる低重心化を図るとともに、トゥ側に10g、ヒール側には3gのタングステンウェイトを配置することで大きな慣性モーメントを実現しました。これによりボールが上がりやすく、ミスヒットに強いアイアンとしています。

ワンレングスアイアンは、アメリカのプロゴルファー、ブライソン・デシャンボーが、プロになる前の学生時代に独自の思想を元に作り上げたクラブ。

ワンレングスアイアンは、慣れてしまうと通常のアイアンセットに戻すことができない可能性が存在します。

アイアン変えて正解でした。コブラ LTD X ワンレングス ..

【中村のキング ラッドスピードワンレングスアイアン9番の試打結果】
HS38.5m/s キャリー164.3ヤード トータル172ヤード 打ち出し角22.4度 ボール初速49.3m/s スピン量5234.7.3回転

コブラ【ワンレングス】ユーティリティを打ってみました! 7番アイアンと同じ長さの、ユーティリティアイアンは本当に打ちやすいのか?

【堀口のキング ラッドスピードワンレングスアイアン9番の試打結果】
HS38.2m/s キャリー163ヤード トータル171.3ヤード 打ち出し角22.9度 ボール初速49.1m/s スピン量5402.7回転

初・中級者向けにとって究極の理想 ~コブラ「LTDx」アイアン~

そして、ワンレングスは“初心者・初級者に最適”というのが従来の考え方だったが、オスサフスキー氏によれば、“初心者・初級者にしか向かない”という考え方は誤解だと言う。

コブラがワンレングスアイアンにこだわり続けるのには、それなりの理由がある。それは売れるからだ。

2022年春時点で販売されているコブラのおすすめアイアンを紹介します。アイアンは現行モデルで4機種あります(※女性用モデル除く)。アベレージゴルファー向けの「KING ラッドスピード」とそのワンレングス仕様。アスリート向けの「KING フォージドテック」とそのワンレングス仕様、そして「KING ツアー MIM」の計5機種です。どれもが高機能で、クラブの性能で恩恵を受けたいゴルファーに向いています。

【ぶっちゃけ話】ワンレングスアイアンが合う人は… #shorts #ゴルフ #ゴルフクラブ

『ワンレングス』アイアンが、コブラのアイアンの大きな特徴のひとつです。『ワンレングス』とはアイアンの各番手の長さが全て同じであることで、ブライソン・デシャンボーはすべての番手を6番アイアンにそろえているといいますが、市販されているコブラの『ワンレングス』アイアンは、7番アイアンの長さに全て揃えられています。

アイアンの長さを同じにすると、どの番手も同じような感覚で打つことが出来るので、番手を変えても同じスイングで打てるのが最大のメリットです。コブラには「ラッドスピード ワンレングス」と「KING フォージドテック ワンレングス」がラインナップされているので、この2機種から飛距離や形状の好みで選ぶといいでしょう。

ワンレングスアイアン コブラ KING FORGED TEC

このモデルもウッド類が苦手な方には十分やさしいと言えるモデルではあるのだが、注目すべきはこのモデルではなくそのバリエーションである「キングユーティリティワンレングスアイアン」だ。このモデル、同社のラインアップであるワンレングスシリーズに合わせて作られたモデルで、ロフトは3番(19.5度)、4番(22.5度)、5番(25.5度)となっているが、クラブ長はすべて同じ7番アイアンの長さ(37.25インチ)で設定。それでも番手ごとの距離差がちゃんと出るように作られている。

コブラ AEROJET エアロジェット ワンレングス アイアン(5本セット) ELEVATE MPH..

マッスルバックを思わせる外観でありながら、中空構造を採用した「KING フォージドテック」は、7番アイアンのロフト角が29.5度と、中上級者向けアイアンとしてはかなりロフト角が立っており、飛距離性能が高いモデルです。

しかし、新たに発売された「KING ラッドスピード」アイアンは、7番アイアンのロフト角が27.5度と、さらにストロングロフトになっています。

さらに「PWRSHELLテクノロジー」と呼ばれるコブラ独自の設計により、スイートエリアの拡大と優れた初速性能を備えています。コブラのアイアンの中から飛距離性能重視のアイアンを選ぶなら「KING ラッドスピード」が良いでしょう。

コブラといえば、契約選手のブライソン・デシャンボーの影響もあってワンレングス仕様のクラブセットを取り扱っている珍しいメーカー。

【中村のキング ラッドスピードワンレングスアイアン7番の試打結果】
HS39.1m/s キャリー193.3ヤード トータル209.3ヤード 打ち出し角18.4度 ボール初速55.3m/s スピン量3804.3回転

アメリカでは知名度抜群のコブラから、日本仕様のドライバーとワンレングスが特徴的なアイアンが登場。アメリカ仕様との違いとは?

コブラの最新アイアン型UTのワンレングスモデル3番手を、クラブフィッターの小倉勇人氏に試打・解説してもらった