AH-1S Cobra 陸上自衛隊 霞ヶ浦駐屯地開設65周年記念行事 ..


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No.34 AH-1コブラ AH-64アパッチ<世界の傑作機

「中国は無人機開発では世界一といっても過言でないです。逆に、無人機に対抗する手段、装備、の開発もトップクラスです。まさに"矛と盾"を地でやっているのです。陸自戦闘ヘリがすべて無人機に代替していくというのは、リスクが大きいと感じます」(柿谷氏)

アメリカの攻撃ヘリコプターといえばアパッチといっても過言ではないくらい登場します。

No.34 AH-1コブラ AH-64アパッチ<世界の傑作機>

「陸自が有人戦闘ヘリの機能を少数で維持するのか、米国装備との連携でカバーする選択肢はありますが、無人機へ切り換わるまでの間、AH64アパッチを海自の『ひゅうが』に搭載して運用すればいいのです。戦闘ヘリ全廃といっても、退役は徐々に進行させます。一番新しいアパッチ12機は最後まで残ります。その間、南西諸島をゲリラコマンドから守るのに必要ならばやるべきです」(二見氏)

2013年に海自護衛艦『ひゅうが』にAH-64Dを載せてカリフォルニア沖で訓練した際に、訓練の結果から統合運用の諸問題を精査・改善し、将来の護衛艦搭載に備えると当時の陸自指揮官は話していました。海自『ひゅうが』×陸自『アパッチ』の運用こそ、将来の日本に必要な戦術の一つではないでしょうか」(柿谷氏)

AH-1コブラ,AH-64アパッチ 世界の傑作機No.34 中古本・書籍

そしてこちらは映画史に残る名シーン。
ワルキューレを鳴り響かせながらベトナムの村を襲撃するヒューイさんとリトルバードさんご一行です。

日米同盟のお相手、米国の陸軍は、アパッチ戦闘ヘリを対中国戦に使う予定らしい。

陸上自衛隊の戦闘ヘリAH-1S「コブラ」の老朽化問題が深刻化しています。 ..

「その通りです。やはり戦闘ヘリはその捜敵の正確さと、スピード、そしてすぐさま攻撃できる能力に長けています。

南西諸島全島に騒乱とパニックを巻き起こすために中国特殊部隊が同時多発で上陸。平和な離島においては、駐在さんの警察官の持つ拳銃数丁だけが守りの切り札となる。そうなると、やはり戦闘ヘリが必要になってくるだろう。


2017年に某駐屯地祭で撮った AH-64DアパッチとAH-1コブラです、両者の違いをご覧あれ.

日本の領空を脅かす脅威を、地上から撃墜する高射部隊。 地対空ミサイルを運用する部隊としては、航空自衛隊の各航空方面隊隷下に高射群・高射隊、また陸上自衛[…]

対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラ|C-NITE|陸上自衛隊装備品

先日も北九州を襲った記録的な豪雨で、各地の自衛隊が災害派遣に駆けつけているようですが、災害派遣で自衛隊が動くと 「レスキューはオレンジとか目立つ色を着[…]

オックスフォード コブラ戦闘団 アパッチ 攻撃ヘリコプター CJ36519

2020年、今年は長年日本の空で働いてきた多くの機体が、その翼を休める年でもあります。 今年、日本の空を去る自衛隊機と、そしてその後を継ぐ機体を紹介し[…]

世界の傑作機 No.34 AH-1コブラ,AH-64アパッチ

平成29年5月28日、北宇都宮駐屯地でイベントがあるということで、行って参りました。 陸上自衛隊北宇都宮駐屯地は栃木県宇都宮市にある駐屯地で、宇都宮飛[…]

[Qoo10] oxford オックスフォード コブラ戦闘団 アパッチ

ただハイパワーのエンジンで、豪快な飛行を見せるアパッチは、基地祭などでも華があり、難しいこと抜きに見て楽しむ分には素敵な機体です。

攻撃ヘリ コブラとアパッチ 写真素材 [ 1978544 ]

「中国軍は陸自戦闘ヘリ全廃の弱点を突き、戦術レベルから変えて来る可能性はあります」(飯柴氏)

AH-1Z ヴァイパー」 世界初の攻撃ヘリコプター「AH-1 コブラ ..

改めて、南西諸島の戦場で、陸自戦闘ヘリを全廃して中国と戦えるのだろうか? 中国は「孫子の兵法」の国だ。陸自戦闘ヘリ全廃→無人機で代用となるならば、その弱点を必ず突いてくる。

世界の傑作機 No.34 AH-1コブラ、AH-64アパッチ

この先、自衛隊のコブラ後継機がどうなるのか、退役時期が近いだろうと言われる中で、難しい問題の1つと言えます。

AH-64Dアパッチ・AH-1Sコブラ他帰投 第1空挺団降下訓練始め

海上を飛行して広域を偵察し戦闘を行うとしたら、石垣や宮古にヘリの基地を作り、戦闘のための基盤を構築する必要がありますが、残存して戦い続ける戦い方が適正かというと、そうとも言えません」(二見氏)

■果たして中国と戦えるのか?

戦闘ヘリ コブラとアパッチ 写真素材 [ 1973354 ]

「北海道でソ連軍の侵攻に備えていた際にはコブラで戦えました。しかし、対中国となると、南西諸島が主戦場になります。AH(対戦車・戦闘ヘリコプター)は航続距離が短いので、作戦運用上の制約があります

JGSDF 攻撃ヘリ アパッチVsコブラ 習志野演習場で暴れまくり

結局、教育部隊を除くと、西部方面の第3対戦車ヘリコプター隊の第2飛行隊のみがAH-64Dを装備して、他の対戦車ヘリコプター隊はコブラをそのまま使用するという、非常に歪な状態となってしまっています。

平成26年第一空挺団降下訓練始めでの攻撃ヘリアパッチとコブラのシーンです。JGSDF習志野演習場内で所狭しと展開していました。

すでに、陸上自衛隊では2022年12月に発表された「防衛力整備計画」で、攻撃ヘリコプターは観測ヘリとともに廃止され、無人機に置き換わる方針が示されています。またドイツ軍に関しても、攻撃ヘリを2038年までに全廃し、対戦車ミサイルを搭載したH145Mに置き換えると発表しています。

1/144 AH-64D アパッチロングボウ/ AH-1 コブラ 陸上自衛隊

また海兵隊は攻撃ヘリでも対空戦闘能力(対ヘリコプターがメインであるが)を重視している事から、スタブウィング両端にチャフ・フレア発射装置、排気孔近くに赤外線ジャマー、暫定的にと対空ミサイルの運用能力も付与され「対空は機銃とロケット弾だけ」という貧弱な状態から脱する事になった。

習志野駐屯地「降下訓練始め」…アパッチ・ロングボウやコブラなど

「コブラに乗っているヘリパイ(ヘリコプターパイロット)はたくさんいましたが、ヘリパイはそう簡単には育成できません。装備も更新しなければならない状況でしたが、更新の進まないロングボウの導入、戦闘ヘリのパイロットの高齢化により、今回の大きな転換点を迎えることになりました」(二見氏)

ヘリボーンコレクション5 AH-1 コブラ + AH-64D アパッチロングボウ

陸上自衛隊でのAH-1Sコブラの運用として、各方面隊の第1~第5対戦車ヘリコプター隊や航空学校に配備。1995年までに90機を導入しましたが旧式化により配備機数も減少してきています。
が後継機として配備をはじめましたが、13機で調達終了となり新たな後継機種の選定が急がれます。

第4対戦車ヘリコプター隊のAH-1Sコブラ。 (写真:習志野演習場/撮影 ..

その後、1985年にはAH-1「コブラ」の後継機であるAH-64「アパッチ」の部隊運用が開始されますが、長期間にわたる後継機不在やAH-64「アパッチ」の価格の問題などで、いわゆる西側諸国のAH-1「コブラ」を全て置き換えるには2025年現在でも至っていません。アメリカ軍に関しても、アメリカ陸軍では全て退役していますが、アメリカ海兵隊はAH-64「アパッチ」を導入せず、AH-1J、AH-1T、AH-1Wとその都度改良型を開発し、現在は最新型であるAH-1Z「ヴァイパー」の導入を進めています。

タコム[TKO2604]1/35 AH MK.I アパッチ攻撃ヘリコプター

ちなみに自衛隊での装備名称は「戦闘ヘリコプター」となっています。
(攻撃という言葉を嫌う、いわゆる自衛隊用語)

フジミ 1/72 陸上自衛隊 AH-1S STEP3 コブラ 制作 6

陸上自衛隊に導入されているAH-1Sコブラはアメリカで開発された購入試験機の2機以外は、富士重工によってライセンス生産された国産機です。