おすすめは、さまざまな治療を用意しているニキビ専門皮膚科です。


イソトレチノインの重大な副作用として、流産や胎児奇形などがあります。そのため、服用中および終了から1ヶ月間は妊娠、授乳、献血はしないようにしてください。


イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。

副作用などの問題がありますので、イソトレチノイン内服中は、他のニキビ治療薬は飲まないように注意してください。
イソトレチノイン以外の内服が必要な場合、症状を診た上で、当院医師が適切に処方します。イソトレチノインは効果の高い薬ですが、副作用もありますので、ご自身の判断で服用せず、医師の指示に従って服用するように注意してください。

・実際にイソトレチノインの服用を辞めた後に、ニキビの再発を実感している人もいる。

ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。

海外では中等度~重度のニキビに対するイソトレチノインは第一選択として位置づけられおり、世界のスタンダードなのです。すでにお気づきのように日本のニキビ治療は海外に比べて大きく遅れています。当院でイソトレチノインを希望される患者さんの重症度はそれほど高くはない印象です。むしろ中等度で再発率の低い治療を希望される方が多いようです。難治性ニキビはもちろん、治療満足度が低い場合にも有力な選択肢です。当院ではマニュアル通りに処方するのではなく、イソトレチノインの最適な内服量や使用法を提示します。また副作用を軽減させるための対策も説明します。


イソトレチノインは重症のニキビに対して、30年以上前から認知されている治療薬です。皮脂腺を退縮させて皮脂分泌を抑え、アクネ菌の増殖を抑えます。またアクネ菌を排除しようとしてはたらく過剰な免疫反応を正常化させ、ニキビを鎮めます。毛穴づまりを防ぐ効果もあります。これまで保険診療のニキビ治療で思うような効果が得られなかった方、何度も繰り返すニキビにお悩みの方に適している治療法です。

皮膚科のニキビ治療では、やが処方されることが多いです。しかし、

一方でイソトレチノインは皮脂腺を退縮させる作用があるため、再発を抑えることができ、かつ再発しても症状は軽度で済みます。ただし、再発率は文献によってかなりのばらつきがあるためあまり参考になりません(そもそも再発をどのように定義すべきかという問題があります。定義が変われば再発率も変わります)。再発率はイソトレチノインの投与量、投与期間、併用薬の有無、重症度、年齢、性別など様々な要素が関与するため一概には言えませんが、おおむね30%程度と考えておけば良いでしょう。Quéreuxらは再発率が高くなる患者背景として、年齢が若いこと、家族歴があること、胸や背中にもニキビがあることを挙げています(文献1)。これらに該当する場合には投与量を多くすることが望まれます。なお、最新のメタアナリシスによれば再発率を下げるにはイソトレチノインは低用量ではなく、通常量が推奨されています(文献2)。

イソトレチノインの服用を辞めた後のニキビ再発について、ここまで解説してきたことをまとめました。

おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。

【過去の治療歴】市販のニキビ治療薬(複数種類)、内服ビタミン剤、抗生物質(ミノサイクリンなど)、漢方薬(複数種類、詳細不明)、外用剤(アクアチムクリーム、ダラシンゲル、ディフェリンゲル、ベピオゲル、コンベック軟膏、スタデルム軟膏、デルモゾールG軟膏)

理論上は体重50kgの人の場合、1日20mgの服用を約10ヵ月続けると、イソトレチノインの服用を中止しても再発しにくくなります。


実際に、イソトレチノインの服用を辞めた人の口コミを以下にまとめました。

IPL(インテンス・パルス・ライト)という光エネルギーを照射する光美肌治療です。幅広い波長を含む光の照射によって、さまざまな肌のお悩みの改善効果が期待できます。ニキビ治療では、アクネ菌の殺菌や、拡張した毛細血管に働きかけてニキビの炎症や赤みを改善します。
1回あたりの施術効果はマイルドですが、ダウンタイムがほとんどないため、日常生活への支障なく施術を受けられます。

イソトレチノインを辞めた後も、ニキビの再発を防ぐ工夫が必要です。

・1日1回1カプセルを食後に内服します。
(*必ず食後に内服してください。)
・飲み忘れた場合は、次の日にその日の分量のみ内服してください
(*過剰摂取しないように注意してください)
・ニキビの再発抑制効果を得るためには最低でも6か月間内服いただくことをおすすめしております。
・イソトレチノインの開始には事前の血液検査が必要になります。
・内服開始後も定期的に採血が必要です
(*採血料も自費となり1回2,500円ご負担いただきます)。
・女性は月経開始を2、3日確認してから、本剤内服を開始してください。
・女性は内服中ならびに内服終了後最低でも1ヶ月間は避妊してください。
・内服中、内服終了後2ヶ月間は献血をしないでください。
・内服中は日光過敏となる可能性があるため、日焼け止めを使用し、長時間紫外線にあたらないように注意してください。

期待した効果を実感したため、途中でイソトレチノインを辞めてもいいですか?

イソトレチノインは、服用量の累積が、になると再発を防止できるとされています。
以下のように、体重から計算することができます。

イソトレチノイン治療を始めるには、まずクリニックを探し、予約を取りましょう。

また、忙しい方は皮膚科に通院できないこともあり、治療に遅れてしまうこともあります。しかし、あしたのクリニック ニキビ相談窓口であればいつでも治療を受け付けているため、自分の好きなタイミングで治療を始められます。

イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。

重症のニキビやニキビ跡に効果的な治療薬ですが、重大な副作用を起こす可能性があります。イソトレチノインは厚生労働省からの通知の通り、医師の処方箋なしで個人輸入することはできません。必ず医療機関を受診し、医師の診察を受けてから処方してもらいましょう。

イソトレチノインは様々な注意点があり、また効果も個人差があります。

また、イソトレチノイン服用前後と3カ月後に採血検査を行っています。万一副作用が見られた場合でも、迅速に対応できる体制が整っているため、患者さまに安心して治療を受けていただけることも当院の特徴です。

イソトレチノイン治療を始める前に知っておきたいことをお話します。

当院ではイソトレチノイン以外にスピロノラクトンによるホルモン治療も行っています。作用メカニズムの観点から女性のみ対象となりますのでご注意ください。スピロノラクトンは利尿薬や心不全治療薬として使われる薬剤ですが、抗アンドロゲン作用があり男性ホルモンを抑え、ニキビに対して高い有効性があることが知られています。イソトレチノインほどではありませんが、通常の保険治療よりも強力な治療効果が期待できます。また安全性が高く、イソトレチノインよりも治療費を抑えることができます。デメリットとして効果が現れるまで多少時間がかかり、中止後は再発しやすいことです。内服4カ月(早ければ1~2カ月)で徐々に効果が現れ、1年後の有効率は95%以上です。

・イソトレチノイン製剤、トレチノイン製剤、ビタミンAでアレルギーを起こしたことのある方

ニキビはさまざまな原因が絡み合う皮膚の病気であり、生活習慣の改善や市販薬などのセルフケアや、皮膚科に行っても治らないことがあります。
一般的な治療とケアで改善されない重症ニキビや、何度も繰り返してしまう場合、自由診療の薬による治療も選択肢の1つとしてあります。

・イソトレチノインの服用を辞めた後に、ニキビが再発する可能性がある。

最近の研究では長期に内服を行うことで再発リスクを低下できる可能性が報告されており28、当院では中~高用量のイソトレチノインでニキビが改善した後に、イソトレチノインを低用量で維持する治療も行っています。

イソトレチノインの効果を高めるため、保湿ケアを徹底しましょう。

ただニキビ跡の赤みが目立つ場合はフォト治療、お髭が気になればレーザー脱毛、ニキビ跡が気になればダーマペン・フラクショナルレーザー・花房式治療…など検討されるかと思いますが、イソトレチノイン服用時にこれらの治療を受けることは問題ありません。
ニキビ跡治療や他の治療と並行してイソトレチノインを服用するのは問題なく、むしろおすすめくらいですが、ニキビ治療に関しては併用NGなわけではなく「必要ない」と捉えていただくといいでしょう。もしイソトレチノインを飲んでいてもニキビができるようならば、むしろ他の治療併用ではなくイソトレチノインの服用量を増やすべきと考えます。

イソトレチノイン治療中でも、基本的にレーザー治療は問題ないと言えます。

簡単に言うと、にきびができる原因は大量の皮脂で毛穴がつまることなので、

下記のような対策により、イソトレチノインの効果を最大限に高めましょう。

過剰な皮脂分泌が原因で毛穴が目立っているのであれば、イソトレチノインで改善することは可能でしょう。でもニキビ治療の切り札ではあるけれど、美肌の特効薬ではないので間違えないように。

イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。

イソトレチノインは欧米を始めとした諸外国では、難治性の重症ざ瘡に対する高い効果が認められ、保険適用で処方されています。

イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。

※効果には個人差があります。
※重大な副作用
・:胎児の先天異常、奇形、流産、早産、死産
・:治療初期にニキビの一過性増悪(かゆみ、赤み等)唇、口の中、鼻の粘膜、眼や皮膚の乾燥、脱毛
・:うつ、その他精神疾患(幻覚、幻聴、躁鬱病)、自傷行為等の重大な精神疾患
・:肝障害、脂質異常症(中性脂肪やコレステロールの急上昇)、腸疾患(炎症性腸疾患(IBD)など)、筋骨格症状、聴覚障害(聞こえにくさ、耳鳴り等)、視覚障害(角膜混濁、夜間視力低下等)
・: めまい、頭痛、嘔気、嘔吐、倦怠感、疲労