Q、フィナステリド服用開始後、6か月以内に初期脱毛はありましたか。?n=741
初期脱毛の段階で治療をやめてしまうと、せっかく始めた治療の効果がなくなるばかりか、薄毛や抜け毛などの症状がもとのAGAの状態に逆戻りしてしまうため、短絡的な判断は禁物です。
Q、デュタステリド服用開始後、6か月以内に初期脱毛はありましたか。?n=505
実際、ミノキシジルの内服薬は効果が高いことは知られていることではあるのですが、国内・国外を含めて臨床試験がまだ十分に行われていないのです。
そのため、データや数字として効果と安全性が実証できていないとい段階です。
そう言った背景から、日本を含めどの国でも今はAGAの治療薬としてミノキシジルの内服薬は承認されていません。
なので、ミノキシジルの内服薬は、クリニックによっては扱っていない場所もあります。
ただ、実際にミノキシジルを処方している方で進行度が強い方にはしっかりと発毛効果が得られているようです。
抜けた毛髪の下には、次の新しい毛髪が生える準備を整えており、初期脱毛を経てしばらくすると、新しい毛髪が地肌の上に生え出てきます。
ここでは、初期脱毛が起きる可能性のあるAGA治療薬を3つ紹介します。
女性薄毛治療の原因は、男性ホルモンは関係ないため、基本的に、ミノキシジル外用薬一択になります。また、一般的には、男性用のミノキシジルは濃度5%程度で、日本皮膚科学会のガイドラインでは、女性向けのミノキシジル外用薬は濃度1%が推奨されています。 海外の臨床試験では、濃度1%・2%・5%のミノキシジル外用薬で濃度が高いほど有効性が高いという結果が報告されています。そのため、当院では、ミノキシジル外用薬は、最高の治療効果を目指すため、女性でも5%のミノキシジルの外用薬を推奨しています。
初期脱毛が起こる理由を理解するには、まず毛髪が生えるメカニズムを知る必要があります。
また、治療です。ただ、それでも絶対に初期脱毛が起こらないわけではありません。
初期脱毛は毛髪のヘアサイクル(毛周期)が正常に戻っている証拠と考えられており、抜ける手前の古い毛髪と、新しく成長を始めた毛髪の入れ替わりが進み、一時的に抜け毛が増えたように感じるのです。
治療薬としての作用機序が異なるため、ミノキシジルはプロペシアやザガーロと併用することが可能です。皮膚科やクリニックによっては、AGAの効果的な治療法として、併用することが推奨されています。
プロペシアやザガーロは、AGAの原因となるDHTの生成を防ぎ、ヘアサイクルの正常化を促す治療薬です。そこに発毛効果のあるミノキシジルを併用すると、それぞれ単体で使用するよりも、より大きな効果が発揮されます。特にザガーロは、前頭部を含めた広範囲の薄毛に対する効果が確認されていますので、ミノキシジルとの併用が非常に有効です。
ただし、ミノキシジルの効果を実感できるまでの期間は個人差があり、ヘアサイクルに影響されることもあり、少なくとも6カ月以上は使い続けなければなりません。それに伴い、併用期間も6カ月は必要といえます。
副作用のタイプは異なるし、発現の仕方にも個人差があります。可能であれば併用を開始する前に、皮膚科や専門クリニックで検査を受けることをおすすめします。
AGA治療薬を服用しても、初期脱毛が起こらない方もいらっしゃいます。
AGA治療を開始してまもなく、以前に比べ、抜け毛が増える現象が起こる場合があります。治療の初期段階で起こりやすいことから「初期脱毛」と呼ばれます。
ミノキシジルを使用すると初期脱毛が起こる場合があります。初期脱毛とは薬を使用してすぐに起こる抜け毛のことで、短期間で大量の毛が抜けるため心配される方が多いです。しかし、実際には初期脱毛は問題のない脱毛と言われており、薬が効いている目安とも考えられています。
髪の毛が生えてから抜けるまでの一生をヘアサイクルといい、成長期(2〜6年)・退行期(2週間)・休止期(3〜4ヶ月)の3つの期間を繰り返します。AGAを発症している方はヘアサイクルが乱れ、通常よりも成長期が短くなり、髪の毛が十分に育たなくなってしまうのです。
ミノキシジルは髪の毛を作り出す毛母細胞を活性化させ、ヘアサイクルを元の状態に戻すことで新しい髪の毛が作られるサポートをします。新しい髪の毛が生える際に古い髪の毛が押し出されるため一時的に抜け毛が増えます。これが初期脱毛です。初期脱毛はミノキシジルが作用することによって起こる脱毛のため、基本的には心配のいらない脱毛と考えられています。初期脱毛はミノキシジルの使用後2週間ほどで始まり、2ヶ月程度で落ち着くことがほとんどです。万が一3ヶ月以上初期脱毛が続く場合は、医師に相談してください。ミノキシジルが身体にあっていないか、AGA以外の脱毛症を発症している可能性があります。
しかし初期脱毛が起こるにはきちんとした理由があるのも確かです。
AGAスキンクリニックオリジナルの発毛薬「Rebirth(リバース)」は、フィナステリドとミノキシジルを主成分に構成されており、この2つの成分は抜け毛を防止し、発毛効果のある成分として世界中で認められている医薬品です。
Rebirthが今まで発売されている育毛剤・発毛剤と大きく異なる点は、内服薬(タブレット)と外用薬 (リキッド)を2つ1組にした形で販売していることです。
タブレットで身体の内側から脱毛の原因を抑制し発毛しやすい頭皮環境を整え、さらにリ キッドで毛根に直接働きかけ、髪の成長を促進することができます。
この初期脱毛はAGA治療の副作用であると言われることも多くあります。
・低血圧
・頭痛
・めまい
・かゆみ
・火照り
・多毛症
・初期脱毛
ミノキシジルには、プロペシア錠やザガーロカプセルに見られる性欲減退などの副作用は生じません。
初期脱毛が起こると構えていても、脱毛症状が起こらないケースも。
ミノキシジルに限らず、薄毛治療薬を使用している場合は、シャンプーにもこだわると良いでしょう。頭皮環境を整えることは、薄毛治療にとっても重要な要素だからです。シャンプーはご自身の頭皮の状態にあったものを使用してください。洗浄力が強すぎると、頭皮の乾燥に繋がってしまうため、アミノ酸系のシャンプーを使用するのがおすすめです。なお、どのシャンプーを使えば良いかわからない場合は、お気軽に医師にご相談ください。
ただし初期脱毛がないからといって、ミノキシジルが効いていないわけではありません。
初期脱毛によって抜け毛が増えても、プロペシアやミノキシジルの用量を自己判断で増やしてはいけません。
そのため初期脱毛が起こりやすいですが、その分発毛効果も強いです。
誤った判断はAGAを悪化させる可能性もあるため、初期脱毛が起こった際は必ず医師に相談したうえで薄毛治療の経過を判断しましょう。
大体25%、4人に1人の確率で2回目の脱毛症状が起こるようです。
そのため、初期脱毛が起こった場合でも薄毛治療は継続するようにしましょう。
人によっては、ミノキシジルによる初期脱毛を2回経験する方もいます。
初期脱毛は発毛の準備をしている最中であり、症状が悪化しているわけではありません。
スピロノラクトンで初期脱毛が起きるという情報はあまりないかもしれません。
そのため、初期脱毛が起こった場合でも、以下の行為は行わないように注意しましょう。
初期脱毛はやはりミノキシジルが有名で次にフィナステリドやデュタステリドでしょう。
現在、国内でフィナステリドが含まれた薬は市販薬では存在せず、必ずクリニックで医師による診断を受け処方してもらう必要があります。
AGAは、症状にも原因にも個人差があり治療法もさまざまです。きちんと病院や当院のようなクリニックで診断を受けて、「薄毛は治療するもの」という認識で定期的に通院することが髪の悩みを解決する一番の近道と言えるでしょう。
初期脱毛の出現率について、査読済みの論文からデータをみていきましょう。
しかし初期脱毛とはAGAによって弱った髪が新しく健康な髪に生まれ変わる前段階のポジティブな兆候です。
初期脱毛でどれくらいの量の毛が抜けるのかを一覧表にしてみました。
当院では、男性ではフィナステリドとミノキシジルを両方内服する方法を推奨しています。
フィナステリドの現状維持効果とミノキシジルの発毛効果の相乗効果を期待しているからです。
また、ミノキシジルの血行改善効果で、毛乳頭の血行がよくなれば、
より効率よく薬剤や育毛のための栄養素が毛髪に届くようになるためです。
ミノキシジルの濃度を徐々に増やすことで初期脱毛を抑えられます。
<血圧に不安がある場合は使用しない>
ミノキシジルには血流を良くする働きがあるため、結果として心臓に過度な負担がかかる場合があります。心臓に病気をお持ちの方や、血圧に不安がある方はミノキシジルを使用する前に必ず医師に相談してください。
<男性は男性用を、女性は女性用を使用する>
ミノキシジルは性別に関係なく使用できます。ドラッグストアなどでは男性用と女性用のものが販売されており、男性用:濃度5%ほど、女性用:濃度1%ほどのことが多いです。性別によって適した濃度は異なるため、男性は男性用、女性は女性用のミノキシジルを使用しましょう。また、クリニックで処方されるミノキシジルも男性と女性では濃度が異なりますので、パートナーが使用しているものを自己判断で使用するのは避けてください。
<個人輸入の通販サイトでは購入しない>
ミノキシジルはクリニックだけでなく、ドラッグストアや薬局などの市販でも購入できます。クリニックと市販のミノキシジルの違いは濃度で、クリニックではより高濃度のミノキシジルが処方可能です。しかし、高濃度のミノキシジルを入手するためには診察を受ける必要があり、時間がない方や費用を抑えたい方にとってはハードルが高く感じられてしまいます。このようなケースで注目されることが多いのが個人輸入の通販サイトです。
個人輸入とは海外のウェブサイトや輸入代行業者から製品を買うことで、一般的な薬の価格よりも安く入手できたり、日本では販売されていないものを手に入れたりすることができます。これだけ聞くと良心的なサイトに思えますが、実際には偽物が流通している場合があり、重大な健康被害を引き起こす危険性もあるのです。偽物が販売されていても輸入代行業者には責任がなく、全て自己責任となってしまいます。また、偽物の服用によって生じた健康被害に関しては、医師も薬にどのような成分が含まれているかわからないため、適切な対処ができない可能性があるのです。費用を抑えて薬を購入できることは魅力的ですが、安心してAGA治療をするためにも個人輸入の通販サイトの利用は避けましょう。なお、「カークランド」「ツゲイン」などは個人輸入で購入できる発毛・育毛剤ですが、こちらも偽物が販売されている可能性がありおすすめはできません。
初期脱毛は抜け毛が増加しますが、日によって抜け毛の量が異なります。
初期脱毛は、薄毛に悩む人にとっては心配になる状態であることは確かです。
初期脱毛中は抜け毛が増えてしまうので不安になる方も多いでしょう。
ここまで解説してきたプロペシア(フィナステリド)の初期脱毛についてまとめてお伝えします。
初期脱毛を乗り越えた先には発毛があると信じて乗り切っていきましょう。
ミノキシジルは、女性の薄毛に対しても効果が期待できます。女性の薄毛には、一般的な薄毛治療薬である「プロペシア」「フィナステリド」「ザガーロ」が使用できません。しかし、ミノキシジルの内服薬や塗り薬・外用薬は問題なく使用できます。女性で薄毛にお悩みの方は、お気軽に当院までご相談ください。