一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg


今回はイソトレチノインで期待できる効果や治療前に知っておきたい「飲み方」や「副作用」「効果はいつから出るのか」、「やめた後はどうなるのか」など治療についての疑問・質問なども解説します。


実際に、イソトレチノインの服用を辞めた人の口コミを以下にまとめました。

A.イソトレチノインを服用後、一時期ニキビが増える・肌が赤くなる場合があり好転反応と呼ばれています。この症状は、薬の作用によって皮膚のターンオーバーが促進されて角栓や皮脂などが表面に出てくることが要因です。一般的に悪化する状態は肌がターンオーバーの促進に慣れてくる数週間~1カ月です。ひどくなって気になる場合は一度受診をおすすめしています。様々なお薬による対処が可能です。

当院ではイソトレチノイン以外にスピロノラクトンによるホルモン治療も行っています。作用メカニズムの観点から女性のみ対象となりますのでご注意ください。スピロノラクトンは利尿薬や心不全治療薬として使われる薬剤ですが、抗アンドロゲン作用があり男性ホルモンを抑え、ニキビに対して高い有効性があることが知られています。イソトレチノインほどではありませんが、通常の保険治療よりも強力な治療効果が期待できます。また安全性が高く、イソトレチノインよりも治療費を抑えることができます。デメリットとして効果が現れるまで多少時間がかかり、中止後は再発しやすいことです。内服4カ月(早ければ1~2カ月)で徐々に効果が現れ、1年後の有効率は95%以上です。

・レーシック手術前後6ヶ月はイソトレチノインの服用をお控え下さい

一般的な副作用として、乾燥肌や唇の乾燥、目の乾燥、筋肉痛、頭痛などが報告されています。稀に、肝機能障害やうつ症状、極端な乾燥による皮膚のひび割れなどもあるため、定期的な血液検査が必要です。

ハートライフクリニックでもイソトレチノインの服用治療を行っております。
推奨する服用期間等はクリニックによって異なりますが、当院で推奨している基本的な方法をご紹介いたします。

イソトレチノインを辞めた後も、ニキビの再発を防ぐ工夫が必要です。

当院では、医師の診察で今の状態をしっかり説明させていただき、患者様と相談しながら治療を行います。また、治療の効果だけでなく副作用・注意点などの説明、副作用チェックのための定期検査をし、安全性を重視した治療を行っています。

特に、服用して1~2週間は悪化する場合があるので、この時期は根気強く治療を行うことが必要です。

イソトレチノインは皮脂腺の活動を抑えるため、肌が乾燥しやすくなります。

【入手経路】
医師が個人輸入しています。
イソトレチノインの個人輸入についての厚生労働省の注意喚起はこちらをご確認ください。

イソトレチノインは効果てきめんでした。しかし服用を1ヶ月くらい前にやめたのですが、ニキビがぽつぽつできてきました。


ニキビの再発率を低く抑えたいなら適切なイソトレチノインの服用が必要です。

イソトレチノインは効果があります。
ニキビは毛穴の詰まりと過剰な皮脂の分泌が原因となって起こるため、その原因を取り除くはたらきがあります。

イソトレチノインの効果は、1ヶ月目頃から実感するケースが多いです。

1クールの治療期間は、4~6ヵ月(16~24 週間)です。
ほとんどの場合は1クールで効果が期待できますが、2クール目を希望される場合は、少なくとも2ヵ月間の休薬期間をあけてから、期間を延長することもあります。

2クール、3クールと服用期間を重ねることにより、ニキビの改善が見込まれます。

イソトレチノインが配合された薬の商品名には、ロアキュタンやアキュテインなどが。

イソトレチノインは一度の治療(約半年間の服用)で効果が得られることが多いですが、完全に再発を防げるわけではありません。ニキビが再発することもありますが、再度治療を行うことが可能です。治療後の肌の状態を維持するためには、日常的なスキンケアも重要です。

最近は毛穴の黒ずみなどでも多く使われているイソトレチノインですが

イソトレチノインの内服にともない肝機能異常や高脂血症、血球減少が生じることがあります。
必要時は内服開始時に採血を行います。
内服開始から1ヶ月後に必ず1回目の採血を行い、その後は2ヶ月ごとの採血を行います。
イソトレチノインの内服量を増量した場合も、増量から1ヶ月後に適宜採血を行います。
採血データに異常が生じた場合はイソトレチノインの減量、内服中止などを行います。

イソトレチノインは、毛穴の開きや黒ずみにも効果が期待できます。

イソトレチノイン(アクネトレント)は、ビタミンAに類似した内服薬で、皮脂腺からの皮脂分泌を強力に抑えることで、抗炎症作用と共に赤い炎症性の重症ニキビを改善します。さまざまなニキビ治療薬の中でも、イソトレチノインは特に難治性で赤みが強いニキビに使用されることが多いです。

・イソトレチノインの服用を辞めた後に、ニキビが再発する可能性がある。

イソトレチノインは海外で重症のにきび治療に広く用いられている薬剤で97~98%の患者さんで改善がみられるという報告があります。
イソトレチノインは皮膚のターンオーバーを促進し角質を薄くするとともに、皮脂の分泌を減少させ重症のにきびを改善させます。
通常6ヶ月で1クール終了となります。
効果が非常に高く中止後もリバウンドを起こしにくいといわれています。
重大な副作用を生じることがあるため、リスクを十分に理解できる患者さんにのみ処方いたします。

することも。累積投与量が120〜150mg/kgで再発を起こしにくいと言われています。

・催奇形性(胎児への影響)
*女性は必ず避妊する必要があります
- 内服中ならびに、内服終了後1ヶ月間 *妊娠の可能性が少しでもある方は使用できません。
・皮膚の乾燥(特に唇の荒れ、肌のかさつき)、敏感肌
・眼症状 (ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎、視力障害)
・鼻出血 (鼻粘膜の乾燥)
・肝酵素や脂質(中性脂肪、コレステロール)値の上昇
・頭痛
・関節痛・筋肉痛・骨痛
・光線過敏
・脱毛
・うつ症状の悪化(*イソトレチノインとの因果関係は不明)
・消化器症状(吐き気、下痢、嘔吐)
・息切れ、胸の圧迫感、過度の発汗
・高用量で用いた際に身長の伸びが止まる可能性があります
・発疹、湿疹、薬疹など

イソトレチノインは、うつや希死念慮といった精神疾患を招くリスクもあります。

初期量として1日100~200mgで開始し、効果判定しながら徐々に減量します。費用を抑えつつも即効性と高い有効性を狙うなら、最初の1~2カ月間はイソトレチノインを内服し、その後はスピロノラクトン少量内服に切り替えてメンテナンスを図るという方法もあります。別の方法としてイソトレチノインを5~6ヵ月内服して寛解状態を得てから、再発予防目的にスピロノラクトンを少量で数カ月~2年程度内服するのも悪くはありません。

イソトレチノインを服用する際には、以下の点に気をつけてください。

女性には胎児の催奇形性という重大な副作用があり、イソトレチノイン内服における最大の問題点と言えます。従って内服中はもちろんのこと、内服中止後1年間は必ず避妊を行っていただきます。内服導入の際には、毎月妊娠検査薬をご持参頂き、当院にて看護師と一緒に反応チェックをさせて頂きます。

また、服用期間によっても費用は異なることを理解しておきましょう。

イソトレチノインを服用すると、肌の乾燥はひどいですが、何年も治らなかったニキビが改善しました。でも、辞めた後はどうしても皮脂の量が徐々に戻ってしまうので、再発しないように気を付けます。

イソトレチノインは国内では承認されておらず、市販もされていません。

起こり得る合併症に注意しながら内服していただく必要があります。
多くの方に唇や肌の乾燥が生じます。
女性の場合、内服中と内服終了1ヶ月後までは必ず避妊し、妊娠を避けてください。
合併症が軽度のものであれば内服を継続することもありますが、つらい症状が続く場合は内服を中止していただきます。

期待した効果を実感したため、途中でイソトレチノインを辞めてもいいですか?

イソトレチノインは皮脂腺を縮小させるので効果があります。
これまで保険治療で改善が見られなかった重度ニキビにも高い治療効果があり、1日1回の内服で十分な効果を期待できます。

イソトレチノインはすべての患者さんに適応となる薬ではありません。

※イソトレチノインは、にきび治療に用いられるアキュテインのジェネリック医薬品です。現在はすべて後発品に置き換わっています。後発医薬品には、ロアキュタン、イソトロイン、ソトレット、クララビスなどがあります。

ため、イソトレチノインをご検討している方も気軽に服用開始できます。

1日1錠を毎日一定の時刻に白色錠を21日間、続けて緑色錠を7日間、合計28日間連続内服します。
生理の有無にかかわらず次週以降も同様に続けます。
飲み忘れがあった場合、翌日までに気づいた場合は直ちに服用し、その日の分も服用します。

以下では、イソトレチノインの治療期間と服用量について解説します。

イソトレチノインを服用開始後、2~3ヵ月ほどでニキビの改善がみられる場合が多いです。
また個人差はありますが、イソトレチノインの効果は長く続きやすいと考えられています。