※通知には記載されていないが、地域によっては摘要欄へのコメント不足で返戻になっているようです。 ..
【従前】(編集部で一部改変)
慢性心不全
▽効能または効果において「ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る」とされているので、使用に当たっては十分留意する
▽効能または効果に関連する注意において「左室駆出率が保持された慢性心不全における本薬の有効性・安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与する」とされているので、投与開始に当たっては、左室駆出率の計測年月日および左室駆出率の値をレセプトに記載する
▽他の医療機関で左室駆出率を測定した場合には、当該測定結果・医療機関名をレセプトに記載することで差し支えない
[PDF] レセプトにコメント記載が望ましい項目と内容(抜粋)
フォシーガは糖尿病の治療薬として使われていましたが、血糖値を下げるだけでなく腎機能を保護する効果も期待され、糖尿病の患者さんには積極的に使用されていました。
これを受け、保険診療の中で本剤を慢性心不全患者に使用する場合の留意事項においても次のような見直しが行われました。
フォシーガ錠5mg/10mgは選択的SGLT2阻害剤として2型糖尿病治療薬の承認を取得し、2014年
つまり、従前は投与が認められていなかった「左室駆出率の保たれた慢性心不全」患者にも本剤を投与することが可能になっています。
【見直し後】(編集部で一部改変)
慢性心不全
▽効能または効果において「ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る」とされているので、使用に当たっては十分留意する
(後段の留意事項を削除)
58.6M件の投稿。フォシーガ レセプトコメント 糖尿病関連の動画をTikTokで探そう。
▽「臨床成績」の項において、「左室駆出率の保たれた慢性心不全患者を対象とした国際共同第III相試験(DELIVER試験)の結果」を追記する
▽「効能または効果に関連する注意」の項において、慢性心不全に関する「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性・安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与する」旨の記載を削除する
糖尿病の病名があってもコメント必需ですか? 医科診療報酬 投薬
お医者様にしてみれば、目の前に食欲不振や倦怠感を訴える慢性腎不全患者が現れれたら、(透析導入したとしても)美味しく食べられ、身体も軽く、楽になって欲しいと願うのが当然(医師の使命)だと思います。ですから、誤って透析に入ってしまうようなことが無いように、セカンドオピニオンを見つけたり、自分自身の病気に関する見識を高めることが大切だと思うのです。
しかし今般、臨床試験の結果「「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性・安全性」が確立されたことから、次のように「効能または効果に関連する注意」に見直しが行われました。
なお、当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること。 ただし、本剤の初回投与に当たっては、必ず実施年月日を記載すること。
「フォシーガ錠5mg」および「同錠10mg 」(一般名: ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)は、▼2型糖尿病▼1型糖尿病▼慢性心不全(ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る)▼慢性腎臓病(ただし、末期腎不全または透析施行中の患者を除く)—に対する効能・効果が認められています。
フォシーガ(ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)の添付文書やインタビューフォームなど製品情報をお届けします。
レセプトコメントの記載方法は、大きく分けて4パターンです。しかし、同じ診察項目でも患者様の状況によって異なるので、慣れないうちは自己判断せずに必ず確認しましょう。コメントコードをうまく使いこなし、更に業務効率化ができるよう今後もサポートしていきます。
[PDF] 別表Ⅱ 診療報酬明細書の「摘要」欄への記載事項等一覧(薬価基準)
慢性心不全や糖尿病などの治療に用いるフォシーガ錠、「左室駆出率の保たれた慢性心不全」患者にも投与可能とする。このため、これまで「左室駆出率の数値」などのレセプト記載を求めていたが、不要とする—。
なお、当該検査を実施した月のみ実施年月日を記載すること。ただし、本剤の初回投与に当たっては、必ず実施年月日を記
純炭社長が調べてみたところ、初回承認時の2型糖尿病1012例中、6例で腎機能障害が報告されていました(頻度0.6%)。また、腎機能に対してフォシーガが効果を発揮するには少なくとも4か月の服用が必要とのデータも見つかりました。
フォシーガについて、医療機関の先生方からよく寄せられるご質問の一覧です。回答は各詳細ページをご覧ください。
メディカルトリビューンWeb版(2021年11月9日)で報道された川崎医科大学(長洲一先生)と横浜市立大学(矢野裕一朗先生ら)の共同研究成果によると、2型糖尿病(注)の日本人において以下のことが明らかになったとのことです。
1)eGFRの年間低下率はSGLT2阻害薬(フォシーガ以外のSGLT2阻害薬も含む)で-0.47、他の血糖降下薬では-1.22でありSGLT2阻害薬で明らかにeGFR低下は緩やかになった。
2)平均2年間の追跡期間中にeGFRが50%以上低下または透析導入に至った103例の内訳はSGLT2阻害薬で30例、他の血糖降下薬で73例であり、SGLT2阻害薬で有意に少なかった。
【参考】
※初回算定月に初回算定年月日コメントの記載(記録)は行いません
純炭粉末公式専門店では、毎月お届けする「きよら通信」やブログを通じて慢性腎臓病に対する新薬開発状況などをお知らせしていたためか、2021年の秋以降、多くのお客様から「フォシーガを飲み始めたよ!」というお声をいただきました。
そこで、フォシーガを飲み始めたあなたや、これから飲んでみようと思っているあなたにとって参考になりそうな体験談をお知らせしようと思います。
※入院当日に加算を算定した場合のみ引き続き入院コメントの記載(記録)を行います.
さて、2021年のトピックスは何といってもフォシーガが慢性腎臓病治療薬として承認されたこと!1991年に球形吸着炭である「クレメジン」が慢性腎臓病用の医薬品として発売されて以来、なんと30年ぶりの新薬なのです。
【関連記事】
院外処方せんで自己注射薬のみ処方した場合等院外処方せん料の算定が出来ない場合 ..
紙レセプトで請求する場合も、電子レセプトのようにコメント記載は必須条件となっています。当然ですが、紙レセプトはレセコンでチェックができないので目視で間違いがないか確認するしかありません。
[PDF] レセプト電算処理システム 電子レセプトの作成手引き
以上の結果から、フォシーガに代表されるSGLT2阻害薬は日本人の慢性腎臓病(CKD)治療に有効であることは間違いなさそうです。しかしながら、本ブログでご紹介したAさまのように一過性にeGFRが低下してしまったり、Bさまのように脱水が生じてしまう場合があるので、検査値を見ながらより良い薬効が得られるように気長に様子を見守ってくださいね。
※使用できるコメントパターンについては、コメントマスターを参照願います。 ..
投与の必要性を慎重に判断してください。
本剤では腎機能低下に伴う血中濃度の上昇が報告されています。
また、eGFRが25mL/min/1.73m2未満あるいは末期腎不全(ESRD)の患者を対象とした臨床試験は実施していません。
[PDF] 医療事故情報収集等事業第68回報告書の公表について
フォシーガ錠の利尿作用により多尿・頻尿がみられることがあり、また、体液量が減少することがありますが、特に体液量減少を起こしやすい患者として高齢者について注意喚起しています。
脱水や糖尿病ケトアシドーシス、高浸透圧高血糖症候群、脳梗塞を含む血栓・塞栓症等の発現に注意してください。
る患者など)にのみ使用すること。」とされているので、使用に当たっては ..
レセプトのコメントとは摘要欄に入力する必要情報のことです。状況に応じた適切なコメントを記載しておくことで、返戻や査定リスクを減らすことができます。しかし、実際にどのように記載すれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
今回は、レセプトのコメント例や最適なコメントコードについて解説していきます。
当該加算の初回算定日及び初回からの通算算定回数(当該月に実施されたものを含む ..
[…] 慢性腎臓病に対する期待の新薬として、SGLT2阻害薬フォシーガやMR受容体拮抗薬フィネレノンの話題を紹介してきましたが、今回は「温泉や入浴が腎機能の悪化を抑制するかもしれない」という風呂好きにはうれしいお話です。 […]
初回 150 mg,1 週間後に 2 回目 100 mg を三角筋内に
まだ勉強始めたばかりでよくわからないので教えて下さい。時間外緊急院内画像診断加算のレセプト記載で去年の改訂があったときから、引き続き入院の場合、その旨記載...
アモキシシリンのみ 1 回 250~500 mg を 24 時間毎.HD 患者は HD.
医療機関の先生方からよく寄せられる弊社製品に関する質問とその標準の回答をご紹介しています。
これらの内容は、製品の適正使用にあたっての参考情報です。
医薬品の使用は、個々の患者さんの状況に応じて、専門的知識を有する医療従事者にご判断いただくことを想定しております。
詳細内容のご確認は、弊社の医薬情報担当者(MR)またはくすり相談室までお問い合わせください。
なお、製品のご使用にあたっては、最新の電子添文をご確認ください。