また、製薬会社による簡易懸濁法の検討は行われていませんので、各自の責任で行う必要があります。 トラゼンタ(一般名:リナグリプチン)の副作用
<参考>
試験方法
シリンジに錠剤1 個と約55℃の水20 mL を入れ,錠剤の崩壊性を調査した。
別に粉砕した錠剤を用いて調製した懸濁液がチューブを通過できるかどうかを評価した。
調製直後及び10 分間放置後の懸濁液の含量及びpH を測定した。
ビ・シフロール錠を簡易懸濁法で投与することはできますか? 本剤の簡易懸濁法による投与はお勧めできません。
トラゼンタは錠剤のため、飲み込むのが難しい場合はお湯に溶かして飲む場合があります(簡易懸濁法)。また、飲み込むのが難しい場合は、簡易懸濁で溶かした後にチューブを使って胃や腸に投与する(経管投与)こともあります。
トラゼンタに簡易懸濁する際にも注意が必要です。トラゼンタは錠剤を固めるために、周囲をフィルムでコーティングしています。コーティングが邪魔になり、そのままではお湯に溶けません。そのため、乳鉢やミキサーで粉砕してコーティングを剥がしてから、溶かす必要があります。
適応外であり、臨床での有効性、安全性、薬物動態等を検討したデータがないため、お勧めしていません。 更新日:2022年4月
簡易懸濁法では、お湯に溶かす時間は通常10分です。粉砕の仕方が不十分だと10分間ではとけませんので、しっかりとコーティングを剥がす処理が大切です。また、製薬会社による簡易懸濁法の検討は行われていませんので、各自の責任で行う必要があります。
本剤の簡易懸濁法での投与は承認された用法ではないので、お勧めはできません。
尚、社内試験の結果は55℃の水20 mLに対して5分で崩壊しました。
また,調製した懸濁液はチューブを通過しました。
懸濁法の時は粉砕。パナルジン細粒は閉塞する. ので不可。 8. 3.5~4.5 205. バナンドライシロップ. 内散.
本剤を脱カプセルや懸濁、簡易懸濁して投与することは、承認された用法ではないため、やむを得ない場合を除き、おすすめしていません(1)。
臨床試験では脱カプセルして調製した懸濁液の経口、経管投与の経験があります(2)。
また、経管投与に関しては米国の添付文書に12F 以上の経鼻胃管 (NG)、経口胃管 (OG)、胃瘻管 (G)、又は14F以上の胃空腸瘻管 (GJ) による投与法の記載があります(3)。
リアルダ錠は、簡易懸濁して投与することはできません。
リアルダ錠は、有効成分であるメサラジンを親水性基剤と親油性基剤からなるマトリックス中に分散させた素錠部に、pH応答性の高分子フィルムをコーティングすることで、メサラジンを標的部位である大腸に送達し、大腸全域へ持続的に放出することを可能にした放出制御製剤です。簡易懸濁すると、その特性が失われてしまいます。
尚、社内試験の結果は55℃の水20 mLに対して5分で崩壊しました。 また,調製した懸濁液はチューブを通過しました。 ..
脱カプセルした粉末を懸濁せずに直接経口投与した経験はありません。
簡易懸濁法(カプセル剤そのままを微温湯に入れる)での投与経験もありません。
本剤の簡易懸濁法による投与はお勧めできません。
本剤の簡易懸濁法による溶解性、安定性、チューブへの吸着性は検討しておりません。
承認番号:22600AMX00528(フォシーガ®錠5 mg)、22600AMX00529(フォシーガ®錠10 mg) ..
<懸濁液の調製(1)>
1) カプセル4個を開け、内容物を蓋付きの清潔な容器に移す。
2) 容器に水40mLを加える。
3) 容器に蓋をして、カプセルの内容物と水を3分間よく振って混ぜる。
[注意]
・カプセルの内容物は完全に溶解しない場合がある。
・調製した混合物には、目に見える未溶解の微粒子が含まれている場合があるが、投与に問題ない。
【Q】メトグルコ (メトホルミン) とヨード造影剤の中止期間は?
<投与手順:12F以上の経鼻胃管(NG)、経口胃管(OG)、胃瘻管(G)、又は14F以上の胃空腸瘻管(GJ) (1)>
1) 調製した懸濁液を投与前に振り混ぜ、懸濁液を再混合する。
2) 投与前にチューブを5mLの水で洗い流す。
3) 適切なシリンジを使用して、容器の内容物すべてを吸い上げ、すぐにチューブから投与する。胃空腸瘻チューブを使用する場合は、胃ポートから投与する。
4) 容器内にカプセル内容物が残っている場合は、容器に水10 mLを加えて混ぜ、同じ注射器を使用して容器の内容物をすべて吸い上げ、チューブから投与する。容器又は注射器内にカプセル内容物が残らなくなるまで、必要に応じて繰り返す。
5) 懸濁液を投与した後、チューブを5 mLの水で2回 (合計10 mL) 洗い流す。