1)体重12kg以上18kg未満:0.5g(プランルカスト水和物として50mg)


抗アレルギー剤は安全性が高く、気軽に使うことができます。即効性はないものの、早めに使い始めれば、かなりの効果が期待できます。

しかし、花粉の飛ぶ量が多くなると、抗アレルギー剤だけでは不十分になります。それに、即効性に欠け、かゆくてかゆくてたまらない時に、抗アレルギー剤はすぐには効いてくれません。

こういう時はステロイド点眼薬の出番です。ステロイドは副腎皮質ホルモンとも言います。すぐ効いてくれるのが一番ありがたい点です。ステロイドには強さがいろいろあり、強いステロイドほどかゆみをとる効果も高いのです。

しかし、ステロイドの目薬は眼圧を上昇させることがあり、強いステロイドほど眼圧が上昇しやすいとされています。また、感染に弱くなるという問題もあり、これも強いステロイドほど問題になりやすいのです。つまり、強いステロイドは効果も強いが副作用も強いというわけです。

そんなわけで、ステロイドの目薬は、たくさんお渡しして勝手に使って下さいというわけにはいかない薬だということはご理解ください。2週間に1度はチェックを受けましょう。もちろん、きちんと診察を受けることをお勧めしますが、どうしても時間が取れなければ、最低限、眼圧チェックだけでも受けましょう。

もっとも、こういった副作用は、大勢の方が使っている中で、ごく一部の方におこる問題です。それに、仮に少々眼圧が上昇したとしても、中止すれば元に戻るわけで、それほど心配する必要はありません。

時々、後述する全身投与のステロイドと混同して、極端に怖がる方がいらっしゃいますが、ステロイドの目薬やステロイドの点鼻薬は、全身に対する影響はほとんどありません。ご安心下さい。

花粉症は、掻いてしまって炎症が強くなる悪循環が結構ありますから、必要な時にはやはりステロイドの目薬を使うべきだと思います。ちなみに、私(院長)も花粉症で、毎年1ヶ月くらいはステロイドの目薬や点鼻薬を使っています。


2)体重18kg以上25kg未満:0.7g(プランルカスト水和物として70mg)

けいれんの方でも使えるアレルギー薬としてはアレグラ®、アレロック®、クラリチン®、ビラノア®、ザイザル®、タリオン®などがあります。

ジルテックの進化型とされる抗ヒスタミン薬です。
ジルテックより副作用が控えめで効果もそこそこ強く、持続性もあります。

4)体重35kg以上45kg未満:1.4g(プランルカスト水和物として140mg)

• 花粉症に処方される主な飲み薬のうち、最も処方頻度が多いのが抗アレルギー薬です。次々と新薬が開発され、種類もたいへん多くなっています。それぞれ多少性質が異なるので、処方にさいしては効果の発現時間や鼻づまりに対する効力、眠気の副作用などが考慮されます。

いわゆる抗アレルギー薬(アレルギーの薬)といえば、必ずといっていいほど処方される薬です。花粉症の症状は、身体に侵入した花粉をきっかけに、アレルギーに関係するマスト細胞からやロイコトリエンなどの物質が放出され、神経を刺激したり、粘膜が腫れることによって起こります。抗ヒスタミン薬はヒスタミンが受容体に結合する前に、先に受容体と結合してヒスタミンをブロックすることでヒスタミンの作用を抑えます。

効き目が強い抗ヒスタミン薬をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

早い方では年明け頃から花粉症症状が出始めていきます。3月、4月頃になると本格的な流行になりますが、症状が強くなる1ヶ月以上前から薬を服用開始することが推奨されています。花粉症はマスト細胞(アレルギー細胞)に火が付いて生じますが、火が付いたあとでは症状鎮火が難しいため、1〜2ヶ月前から服用することで火を付けないようにすることが重要です。

花粉症の治療は耳鼻科、目薬は眼科、と渡り歩く必要はありません。花粉症の治療は内科を受診して、内服薬、目薬、点鼻薬とセットで処方を受けるのが一番スムーズです。

ピペリジン骨格:アレグラ®、ディレグラ®、エバステル®、タリオン®、ビラノア®; ピペラジン骨格:ジルテック®、ザイザル®

花粉症の時に強い味方になるのが、さまざまな「花粉症を抑える薬」ですが、非常に種類が豊富です。飲み薬や点鼻薬、点眼薬、飲み薬でも「どの場所を抑えるか」によって様々に異なります。そうなると、自分で自分にあった花粉症の薬を探し出すのは至難の業です。

一方で花粉症の薬には、「抗ヒスタミン薬」(ザジデン、アレグラなど)、「ロイコトリエン拮抗薬」(オノン、シングレアなど)、「メディエーター遊離抑制薬」(インタールなど)、「トロンボキサンA2阻害薬」(バイナスなど)があります。


、第5位:ジルテック、第6位:タリオン、第7位:アレジオン、第8位:エバステル、第9位:デザレックス、第10位:アレグラ-

今年も花粉症の季節がもうすぐ到来します。
花粉が飛んでからの対策では、苦しい日々を過される方もいることが予想されますので早めの準備をおすすめいたします。
当院では、皆さまのライフスタイルに応じたお薬の処方やアドバイスを行わせていただきます。眠くなりにくい花粉症のお薬処方や点鼻処方などお気軽にご相談下さい。

[hana-note 21]【抗アレルギー薬】2.アレグラ/ザイザル/ジルテック[流行りの第2世代を比較!!] 300円

最近、「注射1本で花粉症が治る」などと称して、持続性のステロイド(副腎皮質ホルモン)の筋肉注射をする医師がいるようです。

確かに、持続性のステロイドを注射すれば、ステロイドの効果は1ヶ月以上続き、花粉症の症状は取れるでしょう。一見、抜群の効果があるわけです。

しかし、ステロイドの全身投与は、いろいろと副作用の心配があります。顔がまるくなったり、むくみがでたり、体重が増えたり、皮膚にボツボツができたり、生理の異常をおこしたりします。胃潰瘍やら糖尿病などの病気を誘発したり悪化させたりすることもありますし、うつ病になることもあるのです。

同じ全身投与でも、すぐに代謝されて体外に出ていくものなら、副作用がおこれば投与を中止すればよいのですが、持続性のステロイドでは体外に出すことができません。1ヶ月以上効果があるということは、副作用も1ヶ月以上続くということです。

つまり、ステロイドの筋肉注射は危険です。花粉症に対しては、ほかに安全な治療法がいろいろあるわけですから、こんな危険な治療法を選択する理由はありません。こんな治療を勧める医師がいたら、転医したほうがよいでしょう。

【2025年最新版】抗ヒスタミン薬の強さランキング一覧 | 健康コラム

そのうち、大規模な疫学研究結果があるのは、ジルテック®(セチリジン)とクラリチン®(ロラタジン)です。アレグラ®(フェキソフェナジン)も、中規模ながらデータがありますので、比較的安心して投与することができます。

ジルテック, ザイザル, ビラノア, タリオン, アレジオン, クラリチン, アレグラ

一般的には抗ヒスタミン作用が強い薬剤は、症状の改善効果が高いと考えられています。しかし、薬の効き方は個人差があるため、報告されている抗ヒスタミン作用の強さが効果と一致するとは限りません。いろいろ試してご自身に合った薬剤を見つけていくお手伝いをさせていただきます。

リボスチン点眼液、ザジデン点眼液内服薬ではアレグラ、ジルテック、ザジデン、アレジオン・・など

授乳中:クラリチン、ザイザル、ジルテック、アレグラ(フェキソフェナジン)

アレグラやアレジオンなど皆さんが使われていたり、CMなどで耳にするお薬がこの ..

第二世代は、頭への移行を減らし、また持続時間を伸ばした薬で、現在の主流です。アレグラ、アレロック、ザイザル、タリオン、ジルテックなどです。

アレグラ・ザイザル・クラリチン・ジルテック・アレロック・アレジオン

病院で処方される眠くなりにくい鼻炎薬として、アレグラ、クラリチン、デザレックスがあります。その他、アレジオン、タリオンなども眠気が少ない印象です。

すべて第2世代抗ヒスタミン薬です。 エバステル; アレジオン; ジルテック; アレグラ; クラリチン; ゼスラン

以下に示すのは、「鼻アレルギー診療ガイドライン」に記載されている「重症度に応じた花粉症に対する治療法の選択」の表です。花粉症は花粉に対するアレルギー性鼻炎ですので、他のアレルギーに対する鼻炎でも治療方針はおおむね同じです。医師は、この表やそれぞれの薬の効果副作用を参考に、患者さんに対する治療薬を処方しています。

第二世代抗ヒスタミン剤(アレグラ、ジルテック、クラリチン、アゼプチン等)

マスト細胞(アレルギー細胞)が放出するアレルギー物質 ヒスタミンをブロックする、抗ヒスタミン薬を主に使用します。ヒスタミン受容体は頭にも存在しています。頭のヒスタミンは、ストレスや眠りに影響を与えます。そのため、抗ヒスタミン薬を内服すると、眠くなる副作用があります。花粉症として主に使用する薬剤としては、眠気の少ない(頭へ移行することが少ない)抗ヒスタミン薬を主に使用していきます。

・抗ヒスタミン薬は、アレルギーの時に使用される薬です。 アレグラ、アレジオン、アレロック、ジルテック、ザイザ

• 抗アレルギー薬の眠気の副作用は薬によりまちまちです。ザジテンやアゼプチンなどは、やや眠くなりやすいです。眠くなくても、集中力や判断力が低下することがありますので、車の運転など危険な作業は避けたほうがよいでしょう。一方、アレジオンやアレグラ、オノンなどはほとんど眠くなりません。

アレグラ、アレジオン、エバステル、 ザジテン、ジルテック、セルテクト、ダレン、レミカット

花粉症による鼻汁、鼻閉、くしゃみ、どの症状にもある程度の効果が望めます。症状が出ている時に症状を抑えるのはもちろんですが、毎年強い症状が出ている患者さんは症状が出始める前に使用すること(初期療法)で、症状を軽くして重症化を防ぐことができるといわれています。

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当院でよく処方する抗アレルギー薬にはアレグラ、クラリチン、アレロック、エバステル、ジルテック、ザイザルなどがあります。 また、喘息などの症状が出る場合もあり、そのような非常に症状の強い患者様にはセレスタミンやリンデロンなどのステロイド薬を短期間のみ頓用で使用してもらうこともあります。
実際に花粉症である私が、薬を飲んだ印象をあげてみました。

アレグラ. アレジオン. エバスチン. ジルテック. アレロック. 本院ではアレジオンドライシロップが体重換算しやすいので汎用しています。

抗アレルギー剤の目薬をさしましょう。早めにさし始めるとよいでしょう。(ケタス・ドラケルン・リボスチンなど)

目も鼻も症状が出る方は、抗アレルギー剤ののみぐすりも使いましょう。これも早めにのみ始めるとよいでしょう。(アレジオン・アレグラ・ジルテックなど)

花粉が多くなって、抗アレルギー剤の目薬をさしていてもかゆくなってきたら、ステロイドの目薬をさしましょう。(オドメール・サンベタゾンなど)

ステロイドの点鼻薬も有効です。鼻をかんでから使いましょう。(フルナーゼなど)

ステロイドの目薬をさしている時は、2週間に1回は眼圧を測定しましょう。

マスクをしましょう。

外出時には、花粉が付着しにくいつるつるしたコートを羽織ることをお勧めします。

ステロイドの筋肉注射は危険ですから受けてはいけません。(ケナコルトなど)

【花粉症の方必見】薬局で買えるアレグラとアレジオンの違いって?

僕は少し古いジルテックを好んで処方しています。理由は後発品があるから(アレグラ、アレロック、タリオン、ジルテックくらいまでは後発品があります)、あと、自分で飲んでみたときに効果と眠気のバランスが良いと感じたからです。