この中で眠気が出にくい薬はビラノア、デザレックス、アレグラ、クラリチンです。


使うなら第2世代(新しいほう)を使うのが基本です。副作用がかなり少なくなっているので、非常に使いやすいです。
そもそもは、ヒスタミンの働きを抑制して、症状を緩和させることをねらった薬なので、蕁麻疹やアレルギー疾患である花粉症などに対して使います。
カゼでも、鼻水が非常に多いこともあり、その時には副作用に注意しながら使うこともありますが、カゼに対しては抗ヒスタミン薬を使わない、ということが基本となります。


抗ヒスタミン作用を持たないアレルギー治療薬には、以下などがあります。

抗ヒスタミン薬には、外用ステロイド薬のような強さのランク分けはありません。
そもそも、複数の抗ヒスタミン薬の効果を比較した臨床試験はほとんどなく、また、試験ごとに効果の指標(例:鼻症状の改善率、効果発現までの期間、くしゃみの回数など)が異なるため、抗ヒスタミン薬の効果を単純に比較することは難しいのが現状です。
なお、薬の効き方には個人差があるため、「効きの良い薬」は人によって変わります。
薬を処方する際には、過去に使用した薬の効き具合や副作用の発現状況なども考慮しますので、診察時にご相談ください。

高齢の方や飲み込みが難しい方、水分の摂取に制限がある方にも飲みやすいように製剤の工夫がされたお薬です。錠剤以外ではアレグラドライシロップ5%が販売されています。

他には数年前に発売されたアレサガという貼り薬の抗ヒスタミン薬があります。

花粉症の薬の主な成分は、アレルギー反応を起こすきっかけとなるヒスタミンの分泌を抑える抗ヒスタミン剤です。
抗ヒスタミン剤は発売された年代などから第1世代と第2世代に分けられます。
第1世代抗ヒスタミン剤は抗アレルギー成分の他にもさまざまな成分が組み合わされており即効性に優れていますが、リスク・副作用の眠気が併発しやすい特徴があります。
第2世代抗ヒスタミン剤は第1世代のリスク・副作用を抑えるように改善され、効果が緩やかに持続します。

皇漢堂製薬から販売されているフェキソフェナジン塩酸塩が主成分の市販薬です。「アレグラFX」とまったく同じ処方内容となっています。

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)

では、抗ヒスタミン薬はまったく使わないのでしょうか?
使う場合に考えることには、以下のようなものがあります。

葛根湯は一般的に安全性の高い漢方薬ですが、他の医薬品との併用によって予期せぬ副作用が現れる可能性もあります。以下では、他の薬との飲み合わせについて詳しく説明します。

アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)の有効成分は、フェキソフェナジンです。

抗アレルギー薬は強い効果が期待できない代わりに目立ったリスク・副作用が出にくいという比較的安全な薬ですが、毎日飲み続ける薬としては薬価の高いものが多いというのが欠点です。特に新薬はどうしても薬価が高くなりがちで、エピナスチン塩酸塩、ロラタジン、レボセチリジン塩酸塩、などを飲み続けていると結構な金額になってしまいます。

こちらも「アレグラFX」と同じ成分が同じ量だけ配合された市販薬です。60錠入りだと約1,000円で購入できます。


アレグラFX 5つの強み|アレルギー専用鼻炎薬「アレグラFX」

効果と眠気の副作用は個人差が大きいので実際に試してみないと分からないことが多いです。

アレグラ®、アレジオン®、クラリチン®など、抗ヒスタミン薬と同成分のお薬が ..

「アレグラFX」のシリーズ以外にも、フェキソフェナジン塩酸塩を主成分として含む市販薬がいくつかあります。ブランドを気にしない方は、こちらを選んだほうが安い価格で購入できるでしょう。

花粉症に使用される抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)は多数ありますが ..

アレルギー性鼻炎のひどい人の場合、第2世代抗ヒスタミン薬や、他の薬剤を使っても症状がひどいときに、あえて使うケースもあります。根拠としては薄めですが、鼻閉に対しては第1世代の方がキレがよいという意見も耳にします。いずれにしても、他の薬剤で効果が低い場合の選択枝の1つという位置づけで私は考えています。
一方で、あえて眠気の副作用を利用するケースがあります。鼻づまりや咳がひどく、夜が眠れないときなどには時に、寝る前に使う方法です。症状が長引き、夜がなかなか眠れないと、本人もしんどいですし、お世話をする親御さんもなかなか眠れず非常につらいです。そんな時に、少し寝れるだけでも、かなり楽になりますので、他の副作用も考えたうえで処方させていただくこともあります。

さて、これら第二世代の抗ヒスタミン薬は副作用(眠気や口が乾くなど)が出にくいです。 (鼻アレルギー診療ガイドライン2016より抜粋)

抗ヒスタミン薬は、開発された時期の違いで、第一世代、第二世代の2つに分けられます。
第一世代の抗ヒスタミン薬は、眠気が強く口が渇く、という副作用が強かったため、その後、これらの副作用を軽減させた抗ヒスタミン薬が次々と開発されました。これらが第二世代の抗ヒスタミン薬です。

次の抗アレルギー薬の併用投与は、原則として認められる。 ⑴ 抗ヒスタミン作用を持つ第 1 世代 1 種類と第 2 世代 1 種類

d-クロルフェニラミンマレイン酸塩は、第1世代抗ヒスタミン剤です。
開発が古く使用実績が豊富なため、他の抗ヒスタミン剤に比べると安全性に優れているといえます。そのため、妊娠中や授乳中の方への処方に選択されることも多いです。
効果には即効性があり、効き目も大きいとされています。鼻水・くしゃみ・かゆみなどによく効きますが、鼻づまりにはあまり効果を発揮しません。眠気や口の渇きなどのリスク・副作用も出やすくなっています。

抗ヒスタミン薬は、アレルギー作用を発生させる物質であるヒスタミンとその受容体 ..

抗ヒスタミン薬はアレルギーの症状を全般的に抑えますが、中でもヒスタミンという物質が関与する症状を強く抑えてくれます。アレルギーのメカニズムのところで、肥満細胞から放出される化学伝達物質のなかにヒスタミンというものがあるという説明を書きました。このヒスタミンが、かゆみや鼻水の症状を引き起こす主体になります。そこで、ヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬を飲むと、かゆみや鼻水の症状が改善されるのです。その一方で、抗ヒスタミン薬には、共通する欠点として「眠気」が起こりやすいという問題があります。

4つがある. 近年,薬物療法薬では複数の抗ヒスタミン薬が新しく

第1世代抗ヒスタミン薬は、通常1日3回飲むものなので、夜寝る前の1日1回の内服だけだと、日中の眠気への影響は少なく、また数日のみの内服にとどめていただくことで長期的な集中力の低下にはつながらないと考えています。

抗ヒスタミン薬と抗アレルギー薬の違いは?【抗ヒスタミン薬のほうが即効性があり,効果を実感する度合いが高い】

授乳中について使用される抗ヒスタミン薬はアレグラ(フェキソフェナジン)、クラリチン(ロラタジン)といったものが推奨されています。

アレグラ アレルギー性鼻炎・蕁麻疹・アトピー性皮膚炎 | 製品情報

ただし、痙攣との関係は気を付けないといけないので、てんかん既往の方や、熱がある時には第1世代抗ヒスタミン薬は飲まないことを推奨しています。

【第2類医薬品】アレグラFX 56錠 | 日本調剤オンラインストア

第2世代抗ヒスタミン薬は妊娠中にも比較的安心して使用できるものが多いとされています。添付文書の上で妊娠中でも使用した方が有益と考えられるときに使用することとされることが多いのです。とくにクラリチン(ロラタジン)、ジルテック(セチリジン)はこれまでに使用経験も蓄積されており使いやすい薬といえます。

通りに服用することが大切です。 抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬の飲み薬

実際は、効果と眠気の副作用は個人差が大きいので、実際に試してみないと分からないことが多いのです。

注1)フェキソフェナジン塩酸塩カプセルとアレグラ錠60mgは生物学的に同等であった。

3). 過敏症:(0.1〜5%未満)そう痒、(0.1%未満)蕁麻疹、潮紅、発疹、(頻度不明)血管浮腫。

アレグラ錠(フェキソフェナジン塩酸塩)に含まれている成分や効果

オロパタジン塩酸塩は、第2世代抗ヒスタミン剤です。鼻水・鼻づまりなどの鼻症状から、アレルギーからくる皮膚のかゆみ・湿疹の緩和に効果を発揮します。2012年にはジェネリック医薬品が発売され、薬価が下がり安価に手に入れることが可能になっています。

抗ヒスタミン剤を含有する内服薬など(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬、鎮咳去痰薬など)

3). 過敏症:(0.1〜5%未満)そう痒、(0.1%未満)蕁麻疹、潮紅、発疹、(頻度不明)血管浮腫。

鼻水が続く場合は、抗ヒスタミンが含まれるアレジオンやアレグラが有効です。 ..

頭痛薬や鎮痛薬は解熱鎮痛薬と総称され、代表的なものにはロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム)、カロナール(アセトアミノフェン)、ブルフェン(イブプロフェン)などがあります。
葛根湯と解熱鎮痛薬を同時に服用しても、薬の作用としては問題ありません。ただし、葛根湯は「体を温め、ウイルスや細菌に対する効果を高め、自然治癒力を促進し、結果として解熱する」という働きがありますので、過度に体温を下げないよう注意が必要です。
一方、ロキソニン、カロナール、イブプロフェンなどの解熱鎮痛薬は体温を下げる効果があります。そのため、
併用するかどうかは個別の状況によりますが、と言えます。葛根湯を服用したけれど解熱しない場合や頭痛がひどい場合は、解熱鎮痛薬の使用を検討することもあります。具体的な指示は医師や薬剤師に相談しましょう。