SSRI(パキシル、デプロメール、ジェイゾロフト、レクサプロ)
リリカは神経節のカルシウムチャンネルをブロックすることで痛みを抑える働きがある。最初、末梢性神経障害性痛の代表疾患である「帯状疱疹後神経痛」に対する健康保険適応のみであったが、その後、有痛性糖尿病性神経障害や三叉神経痛も含む「末梢性神経障害性疼痛」に適応が拡大された。リリカはトリプタノールに比べて副作用が少なく、効果の出現が早いという利点がある。末梢性神経障害性痛に対する使用法は、通常成人に対し初期用量は150mgを1日2 回に分けて経口投与し、1 週間をかけ1日量300mgまで漸増するとされている。しかし、実際の使用法としては、より少ない量もしくは眠前投与のみから開始し、効果がみられるところまで、もしくは副作用があらわれるまで増量し、個々の至適用服用量を決めるのが良い。リリカで最もよくみられる副作用は、眠気とふらつきである.服用量が増えるにつれ、また高齢になるにつれてその頻度は増加する。そこで服薬後の自動車運転や危険を伴う機械の操作を避ける。その他の副作用としては、浮腫が15%程度報告されている。そこで、全身性の浮腫や食欲亢進に伴う体重増加についても注意が必要である。
抗うつ薬の強さランキング 人気の処方薬や副作用の少ない薬を紹介
うつ病・うつ状態。
(効能又は効果に関連する注意)
5.1. 抗うつ剤の投与により、24歳以下の患者で、自殺念慮、自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため、本剤の投与にあたっては、リスクとベネフィットを考慮すること〔8.1-8.4、9.1.6、9.1.7、15.1.1参照〕。
5.2. 本剤の有効性は、四環系抗うつ薬(ミアンセリン塩酸塩)と同等と判断されているものの、三環系抗うつ薬(イミプラミン塩酸塩)との非劣性は検証されていないため、投与に際しては、リスクとベネフィットを勘案すること〔17.1.2、17.2.1参照〕。
5.3. 本剤を18歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討すること〔9.7.2参照〕。
③セルトラリン(ジェイゾロフト):
ドーパミンにも作用→非定型うつ病に対する第一選択薬(Stahl)との記載もあり。女性に対する有効率が高いとのデータがありますが、非定型うつ病の7割が女性である事が要因とも考えられます。
半減期が長く、代謝産物も活性をもつ→退薬症状が出にくい。
アメリカではうつ病以外に全般性不安障害を除く全ての不安障害(パニック障害、強迫性障害、社交不安障害)、PTSD、月経前不快気分障害(PMDD)の適応となっています。
レクサプロ, リフレックス(レメロン), トリプタノール, パキシル ..
うつ病の原因はまだ解明されていませんが、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなど)の関与が指摘されています。
また、発病する契機として一番多く見受けられるのは、仕事上のストレス(仕事量が多い、勤務時間が長い、対人関係など)、私生活の問題(友人関係のトラブル、金銭面の心配、健康面の心配など)があります。
発達障害などが基礎疾患としてあり、問題の対処法、解決法がわからないなどのために、学校、職場に適応できず、うつ傾向になるなど個々人の要因もあげられます。
他にもホルモン異常などの内科疾患が原因となることもあります。
また、特に誘因なくうつ病に罹ることもあります。
うつ病の原因はまだ解明されていませんが、脳内の神経伝達物質(セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンなど)の関与が指摘されています。
また、発病する契機として一番多く見受けられるのは、仕事上のストレス(仕事量が多い、勤務時間が長い、対人関係など)、私生活の問題(友人関係のトラブル、金銭面の心配、健康面の心配など)があります。
発達障害などが基礎疾患としてあり、問題の対処法、解決法がわからないなどのために、学校、職場に適応できず、うつ傾向になるなど個々人の要因もあげられます。
他にもホルモン異常などの内科疾患が原因となることもあります。
また、特に誘因なくうつ病に罹ることもあります。
トレドミン、デジレル、ジェイゾロフト、ドグマチール、リフレックス、サインバルタ、レクサプロ
②パロキセチン(パキシル):
高用量ではノルアドレナリンにも作用。抗コリン作用あり。
自身を代謝する酵素を阻害する為、投与量を増減すると血中濃度が急速に上下(血中濃度の非線形性)→退薬症状が出やすい、高齢者では血中濃度が高くなる為、推奨される投与量は10~20mg。
日本ではうつ病以外に全般性不安障害を除く全ての不安障害(パニック障害、強迫性障害、社交不安障害)の適応となっています。
立効散は「抜歯後の疼痛、歯痛」のみ適応されている歯科独自の漢方薬で、防風、細辛、升麻、竜胆、甘草の5つの生薬がブレンドされています。鎮痛作用(細辛、升麻、防風)、抗アレルギー作用(細辛)、解熱作用(細辛、升麻、防風)、抗炎症作用(升麻、防風、竜胆)、鎮静作用(甘草)を持ち、舌痛症の痛みを抑えてくれます。近年、舌痛症は神経障害性疼痛と見なされ、カプサイシンレセプターであるTRPV1が関与しているとされています。細辛に含まれるメチルオイゲノールがTRPV1のアンタゴニストとして働くことで、舌の痛みを抑制している可能性があります。
み阻害薬);ルボックス・デプロメール、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロ ..
抗コリン作用少ない。精神賦活作用よりも抗不安・鎮静作用強いので睡眠障害等にも用いられる。なお、睡眠障害に用いる場合は25~50mgを就寝前に服用する。抗うつ作用は三環系より弱い。
2011年 7 月には、日本ペインクリニック学会神経障害性疼痛薬物療法ガイドライン作成ワーキンググループより「神経障害性疼痛薬物療法ガイドライン」が発表され、神経障害性痛の薬物療法に一定の方針が示された。この中で三環系抗うつ薬とともに第1選択薬とされているのがガバペンチン (ガバペン)とプレガバリン (リリカ)である。
デプロメール、ルボックス、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロなど
抗うつ薬の中で、「運転禁止」ではないものはボルチオキセチン(トリンテリックス)、セルトラリン(ジェイゾロフト)、エスシタロプラム(レクサプロ)、ベンラファキシン(イフェクサー)、ミルナシプラン(トレドミン)、デュロキセチン(サインバルタ)です。
日本ではSSRIとして、レクサプロ、ジェイゾロフト、パキシル ..
鎮痛機序として、セロトニンおよびノルアドレナリンの再取り込み阻害による下行性痛覚抑制系の活性化と考えられ、その作用により神経障害性痛に効果があると考えられる。また、うつ状態や精神的要素が強く関与すると思われる疾患では効果があらわれやすい。1 日 1 回、朝食後に 20~60mg を服用する。副作用として、傾眠、嘔気、便秘、めまい、倦怠感、口渇、頭痛、下痢などがある。
SSRI:パキシル・ジェイゾロフト・レクサプロ・デプロメール・ルボックス
SSRI:選択的セロトニン再取り込み阻害剤
(商品名:パキシル、ルボックス、ジェイゾロフト、レクサプロなど)
SNRI:選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤
(商品名:トレドミン、サインバルタ、イフェクサーなど)
非定型抗精神病薬:(商品名:エビリファイ、ジプレキサ、サインバルタなど)
この他、睡眠薬、抗不安薬など。
眠気がある ・パキシル・レクサプロ・ルボックス・デプロメール(SSRI)
サインバルタは、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)の 1 つであり、保険適応は、うつ病・うつ状態、および、「糖尿病性神経障害に伴う疼痛」であったが、海外では、線維筋痛症や慢性筋骨格痛にも使用されており、最近、繊維筋痛症、「慢性腰痛症に伴う疼痛」への保険適応が追加された。
現在わが国で発売されているのはデプロメール(=ルボックス)、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロです。 ..
・トフラニール
・アナフラニール
・ノリトレン
・アモキサン
・パキシル
・レクサプロ
・ルボックス・デプロメール(SSRI)
レクサプロ、トレドミン、サインバルタ、イフェクサー、リフレックス、レメロン、デジレル、レスリン、抗うつ薬、抗不安薬
睡眠障害も、精神疾患をお持ちの方の症状のひとつとしてよく見られます。例えばうつ病では、夜中に何度も目覚める、寝つきが悪くなかなか眠れない、などの症状がよくみられます。
エスシタロプラムはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)に分類される抗うつ薬で「レクサプロ ..
抗精神病薬はそれ以外にも、うつ病の増強療法で使われることも多く、エビリファイがその代表です。気分安定作用があるといわれています。このため、双極性障害のように気分の波がある病気に使われることも多いです。気分安定薬に比べると効果が早いですが、鎮静作用によって眠気が生じたり、体重増加の副作用が多いです。エビリファイの他には、セロクエル、ジプレキサ、リスパダールなどが使われます。
それ以外にも、イライラや興奮を落ちつけて衝動性を抑える、食欲を増加させる、睡眠を深くする、抗うつ剤の効果を増強する、といった目的で使われます。
SSRI, ルボックス, フルボキサミン, +, +++, -, -
セロトニンのみに作用し、抗うつ作用はやや弱く、本格的なうつには効果不十分ですが、うつ病以外の適応症(強迫性障害、パニック障害、社会不安障害)があります。適応外ですが、摂食障害、PTSDなど(アメリカでは適応)にも使用されます。
三環系抗うつ薬のような抗コリン性の副作用や、心毒性、鎮静作用が少ない。
嘔気、悪心などの消化器症状(服用中に消失することが多い)、眠気、めまい、ふらつき、性機能障害。
急に止めると「フワフワ」「ビリビリ」といった退薬症状が見られます(特にパロキセチン(パキシル))。
血中濃度半減期は、エスシタロプラム>>セルトラリン>パロキセチン>フルボキサミンの順に長く、最高血中濃度到達時間はいずれも5時間以上→夕食後投与で翌朝に眠気等の持ち越しがある場合は、服用時刻を夕から昼にずらす事により、日中の副作用を回避できます。
セロトニン症候群(SS)に注意!
現在はサインバルタ、イフェクサーが主流で、トレドミンを新規で使用することはほとんどありません。
セロトニン再取り込み阻害作用は、ノルアドレナリン再取り込み阻害作用やドパミン再取り込み阻害作用と比較してより強力である。また、他の抗うつ薬と作用が別とされる。
サインバルタ(デュロキセチン)、トレドミン(ミルナシプラン)、イフェクサーがあります。
(フルボキサミン(ルボックス、デプロメール)、パロキセチン(パキシル)、セルトラリン(ジェイゾロフト)、エスシタロプラム(レクサプロ))
SSRI:レクサプロ、ジェイゾロフト、パロキセチン、デプロメール=ルボックス
④エスシタロプラム(レクサプロ):
セロトニンに対する選択性が高い。
脳内移行が強い→末梢性の副作用が少ない。
「アロステリック作用」により、作用部位であるセロトニン・トランスポーターに長時間結合(結合半減期130時間)→効果が強く持続し、離脱症状が出にくい。
初回投与量のまま増量不要。
女性に対する有効率がセルトラリンに次いで高いとのデータがあります。
ヨーロッパではうつ病以外に全ての不安障害の適応(スウェーデンでは月経前不快気分障害(PMDD)にも適応)となっています。
[PDF] 抗うつ薬(エスシタロプラムシュウ酸塩、セルトラリン塩酸塩
医療法人和楽会はパニック症(パニック障害)・非定型うつ病・社交不安症(社交不安障害)
などの不安・抑うつ症状の治療を手掛ける心療内科・精神科 専門医療機関です
ミルナシプラン(トレドミン)、デュロキセチン(サインバルタ)、べンラファキシン(イフェクサー).
抗うつ薬を飲み始めて少し経つと、患者さんの状態が劇的に改善される場合があります。例えば、普段よりも元気があったり、夜に寝なくても元気な状態が続いたりします。また、これまで穏やかだったにも関わらず、突然攻撃的になったりする場合もあります。このような場合は、単なるうつ病ではなく、躁状態とうつ状態を繰り返す双極性障害という病気の可能性もあります。うつ病と双極性障害では治療法で異なる部分がありますので、様子がおかしいと感じられたら医師にご相談ください。
エスシタロプラムはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)に分類される抗うつ薬で「レクサプロ」という商品名で販売されています。
テグレトールは三叉神経治療薬として有名である。神経細胞のNaチャネルを遮断し、膜活動電位の立ち上がりを阻害することにより神経痛を改善する。テグレトールの神経痛への使用は、三叉神経痛については健康保険での使用がすでに承認済みであったが、その後、社会保険診療報酬支払基金 審査情報提供事例として、(1)「カルバマゼピン」を「抗痙攣薬の神経因性疼痛、各種神経 原性疼痛、がん性疼痛」に対し処方した場合、当該使用事例を審査上認める。(2)「多発性硬化症に伴う異常 感覚・疼痛」、「頭部神経痛」、「頚部神経痛」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認めると記載がなされた。副作用として、ふらつき感や眠気を催す場合があるので、使用する場合は、少量から開始し、効果がみられるまで、徐々に増量するという使い方を用いる。また、テグレトールは比較的、湿疹が多い薬剤なので、湿疹を生じた場合は直ちに中止する。また稀に血液障害を生じることがあるので、服用開始後、適切な時期に血液検査でのチエックが必要である。なお、当科では後頭神経痛、また耐え難いしびれ感につき、他の薬剤が無効な場合での使用が多い。