外用薬であるミノキシジルローションの主な副作用は、以下の通りです。
●ミノキシジルが毛乳頭細胞に働きかけ、毛母細胞を活性化させることで優れた発毛効果を発揮します。
発表タイトル:ヒト毛乳頭細胞に対するミノキシジルの作用機序の解明
壮年性脱毛症における発毛、育毛及び脱毛(抜け毛)の進行予防。
成人男性(20歳以上)が、1日2回、1回1mLを脱毛している頭皮に塗布してください。
AGAの原因のひとつに頭皮の血流不良があります。頭皮にある毛細血管…
副院長の大橋です。今回は薄毛に対するミノキシジル治療についてお話させていただきます。
髪の毛や体毛、まつ毛や産毛に至るまで、体に生えている毛は全て「毛周期」のサイクルがあります。
成長期→退行期→休止期を繰り返し、おおよそ男性では2~5年、女性だと4~6年のサイクルを保っています。
この毛周期のサイクルは、遺伝や、加齢、ホルモンバランス、環境的または精神的な要因などによって乱れることがあります。
男性型脱毛症 (AGAはAndrogenetic Alopecia )とは、毛が休止期にとどまる毛包が多くなるため、前頭部や頭頂部の毛が細く短くなり、脱毛になります。
日本人男性の場合、発症頻度は20 代で約 10%、30 代で 20%、40 代で 30%、50 代以降で 40 数%と年齢とともに高くなります。
一方、女性「女性型脱毛(female pattern hair loss)」では男性と異なり、頭頂部の比較的広い 範囲の頭髪が薄くなるパターンとして観察されます。発症時期についても男性とは異なり、更年期に多発します。
原因は男性ホルモン(テストステロン)です。前頭部・頭頂部の毛乳頭細胞に運ばれたテストステロンは II 型 5α還元酵素の働きにより、活性が高いジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、DHTの結合した男性ホルモン受容体は TGF-β や DKK1 などを誘導し毛母細胞の増殖が抑制され薄毛になることが知られています。
治療は内服のフィナステリド・デュタステリド内服(勿論当院で扱っております)や、ミノキシジルが一般的です。
ミノキシジルは毛細血管を広げ血液を改善するだけでなく、毛髪の成長を促す毛乳頭細胞に働きかけ、ヘアサイクルを延長させる働きを持っています。さらに、毛乳頭細胞からつくられる「発毛因子」の産生を促したり、毛乳頭細胞そのものを増殖させる働きもあることから、ミノキシジルは発毛を促します。
デュアルゲン-15 NO PGはこのミノキシジルを15%と高濃度(日本での市販品は5%)で含有しています。また強力なDHTブロッカーとして知られるアゼライン酸を5%配合。
ミノキシジルの吸収を高めるビタミンAの一種「レチノール」が配合され、毛包の縮小化を防ぐのに有効な「カフェイン」も配合されています。
また、頭皮への刺激が強いPG(Propylene Glycol:プロピレングリコール)を含みません。
60mL ¥11,000
ミノキシジルの有効成分はミノキシジル(minoxidil)です。
市販の女性用育毛剤に含まれるミノキシジルは1%ですが、リポゲインは女性用としては高濃度のミノキシジル3%配合しています。また、こちらも強力なDHTブロッカーとして知られるアゼライン酸や、ミノキシジルの吸収を高めるビタミンAの一種「レチノール」を配合。
さらに種々のビタミンや、育毛効果のあるアデノシンなどの有効成分も含んでいるため効果的です。
こちらも、プロピレングリコール(NO PG)を含まないため刺激は少ないとされています。
60mL ¥8,800
薄毛でお困りの患者さまがいらっしゃいましたら、是非あらおクリニックにご相談ください。新しい高濃度ミノキシジルを是非試してみてください!
副院長 大橋洋之(皮膚科)日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
診療日 月・火・水・金・土(午前のみ)
AGAの原因のひとつに頭皮の血流不良があります。頭皮にある毛細血管…
ミノキシジルは、1988年にAGA治療薬として承認を受けた薬です。
一般医薬品の発毛剤などにも使用される成分で、AGAによる抜け毛の抑制効果、発毛・育毛の効果が認められています。
この記事では、ミノキシジルの効果や副作用、使用時の注意点について解説します。
ミノキシジルとは、一般用医薬品としても承認されている成分で、AGA(男性型脱毛症)において以下の3つの効果が認められています。
ミノキシジルは、このAGA治療において以下2つの大きな効果を発揮します。
(何らかの脱毛症がある場合、通常よりも早く退行期が開始し、脱毛が促進されます。)
AGA専門クリニックではAGAの治療経験が豊富な医師が、カウン…
ミノキシジルを主成分として配合したAGA治療薬には、内服薬(タブレット)と外用薬(ローション)があります。
続いては、ミノキシジルの種類について、詳しく解説します。
前頭部が薄毛になるAGAもあります。AGAをタイプ別に分類した…
市販の発毛剤といえばローションタイプが知られていますが、ミノキシジルには内服薬(タブレット)もあります。
経皮吸収タイプのローションと比較して、経口摂取タイプのミノキシジルタブレットは、有効成分が直に体内に届くため、より高い効果が期待できます。
ミノキシジルタブレットには、2.5㎎錠、5㎎錠、10㎎錠の3種類があり、一般的に処方されるのは5mg錠です。
ミノキシジルタブレットはドラッグストアなどでは市販されていないため、医師による診察と処方が必要です。
前頭部が薄毛になるAGAもあります。AGAをタイプ別に分類した…
付属のスポイトで溶液(上限1ml)を吸い上げ、1日2回、8時間以上の間隔をあけ薄毛の気になる頭皮部分に塗布してください。
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当院は現金の他、クレジットカードをご利用いただけます。
ご利用可能な種類は下記となります。
【予約受付】木金 12:00〜19:00 / 土日 12:00〜18:00
ミノキシジルローションは、ミノキシジルを主成分とした外用薬です。
日本国内では、薬剤師の指導のもと、以下のような市販品をドラッグストア等で購入することができます。
外用薬(ミノキシジル)では効果が出にくい場合の薄毛の症状もある
ミノキシジルローションは、日本皮膚科学会が定めるAGA治療ガイドラインで最高ランクの「A」に指定されている薬剤です。
これは、AGA治療の内服薬として使用されるフィナステリドやデュタステリドと同ランクとなっています。
ただし、ミノキシジルローションは、「どれも同じ」というわけではありません。
日本の市販品は1~5%までが承認されていて、5%を超える濃度のミノキシジルローションは、医療機関でなければ手に入りません。
以下に当てはまる方は、医師による診断を受けたうえでミノキシジルローションを処方してもらうことをおすすめします。
【予約受付】木金 12:00〜19:00 / 土日 12:00〜18:00
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ミノキシジルの薬理作用は大きく4つに分類することができます。
男女で症状がやや異なる。男性は主に額の生え際と後頭部に生じ、女性は前頭部に生じることが多い。この原因の多くは毛乳頭を損傷させるDHTによるもので、この治療はDHT(デヒドロテストステロン)への変換を阻害し、効果的に毛根を守る治療をする。
毛乳頭は、毛根のいちばん根の部分にある、膨れた形をしている部分です。
女性に多い脱毛の一つで、頭部全体に均一に薄くなり毛根は正常ですが、アミノ酸やビタミンなどの栄養素が毛乳頭に十分供給されないことが多く、栄養の改善と頭皮の毛細血管の促進させる治療をする。
毛乳頭細胞の働きや血流がどれだけ大切かはもうおわかりいただけましたか?
RNA、ATPなど構成成分で体内に多く存在します。毛乳頭に存在するアデノシン受容体に直接作用し、FGF7(表皮角化細胞増殖因子)発現を促することで毛母細胞を増殖し、毛を太くしてコシのある毛を作る。
ミノキシジルは毛髪だけでなく全身にある体毛を太くする作用があります。
血管拡張作用が頭皮の血行を促進し、毛根を刺激しつつ栄養を与えることで発毛を起こさせている。
薄毛にお悩みの方には、ミノキシジルの存在は大変な朗報だといえます。
毛細血管を広げ血液の流れをスムーズにするだけでなく、主に髪の毛の成長を促す毛乳頭細胞に働きかけ、ヘアサイクル(毛周期)を延長させる働きを持っています。さらに、毛乳頭細胞からつくられる「発毛因子」の産生を促し、毛乳頭細胞そのものを増殖させる働きもあることから、ミノキシジルは発毛を促す成分として位置づけられています。ミノキシジル配合の外用薬に比べ薄毛改善に効果が期待できる内服薬ですが、国内において臨床試験が行われていないことから、基本的には薄毛治療薬としては推奨されていません。当院医師が安全に投与可能で必要と判断した場合のみ処方しております。
では、ミノキシジルは使用してからどれくらいの期間で効果が出るのでしょうか。
テストステロンと5αリダクターでの結合を阻害して毛乳頭に損傷を与えるDHT(デヒドロテストステロン)の産生を抑える。男性型脱毛症に有効な薬剤です。
【予約受付】木金 12:00〜19:00 / 土日 12:00〜18:00
テストステロンと5αリダクターでの結合を阻害して毛乳頭に損傷を与えるDHT(デヒドロテストステロン)の産生を抑える。
ミノキシジルが効きにくい人の特徴は以下の記事で解説しています。
毛母細胞の中心にあり血管から送られてきた栄養を毛母細胞に送る組織であるともに、毛母細胞にいくつかの信号を送り、毛母細胞にFGF7のような成長因子を生産させ毛母細胞の増殖を促進させる。毛乳頭が損傷されると毛母細胞の増殖、毛髪の成長が阻害され脱毛症の起こる原因になる。
では、脱毛完了後にミノキシジル治療を開始するとどうなるのでしょう。
毛を作り成長させる細胞で毛髪のヘアサイクルに主体となる細胞です。この細胞の増殖が衰えることで毛のコシがなくなったり、毛の成長が低下してヘアサイクル(4~6年)が短縮(1年)して脱毛症が始まります。脱毛治療は毛乳頭細胞を守り、毛母細胞の存在を維持して元気にさせることが大切になります。