デキサメタゾン製剤については、今般の新型コロナウイルス感染症患者の増加に伴う


コロナ治療として服用する場合、デキサメタゾンとして6mgを1日1回10日間服用することになります。


コロナ治療薬「デキサメタゾン」とは? | ぽちたま薬局スタッフブログ

日本の厚生労働省は、イギリスでの臨床試験により入院患者の死亡率低下が示されたことを受け、新型コロナウイルスの2番目の治療薬として、安価で広く使用されているステロイド薬「デキサメタゾン」を承認した。

新型コロナウイルス感染症の国内で2番手となる治療薬に、ステロイド系抗炎症薬のデキサメタゾンが位置づけられた。17日付で「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」が改訂され、正式に記載されたもので、英国のランダム化比較試験で投与患者群の致死率低下が確認されたことなどが根拠となっている。

抗炎症薬「デキサメタゾン」 “新型コロナ死亡率低下” 英大学 ..

英オックスフォード大学が主導して実施した臨床試験では、デキサメタゾン投与で人工呼吸器が必要な患者の致死率の低下が認められたことから、米国でも治療ガイドラインを改訂し、新型コロナウイルス感染症患者にデキサメタゾンの使用を推奨している。

ジョンソン首相はこうした結果を歓迎し、デキサメタゾンが国民保健サービス(NHS)を通じて入手できるようになると表明。新型コロナに関するテレビ会見で、感染の「第2のピークが起きた場合でも十分な供給を確保できるよう対策を講じてきた」と述べた。

新型コロナ重症例、デキサメタゾンで28日死亡率が低下/NEJM

デキサメタゾンは英オックスフォード大が6月、新型コロナの重症患者の死亡率を減らすのに効果的だとする研究結果を発表していた。現在、新型コロナに薬が使われる場合、治療費は公費でまかなわれるため、患者の負担は発生しない。

デキサメタゾンは、新型コロナウイルス感染症を効能・効果としていないが、既承認薬であるため、承認手続きなしに医療現場で使用できるようになった。しかも、デキサメタゾンは、50年以上の長い使用経験の蓄積がある古い薬で薬価も安い。

コロナ治療薬に「デキサメタゾン」…「レムデシビル」に続き2例目

デキサメタゾンは、2020年7月17日に国内で新型コロナウイルス治療薬として承認を受けました。

先月発表されたイギリスの研究者グループによる試験結果では、第一選択薬としてのデキサメタゾンが、新型コロナウイルス感染患者の死亡率低下に効果があったとされ、科学者たちはコロナウイルスのパンデミックにおける大きな突破口になると述べた。


Go Toキャンペーン/重症新型コロナウイルス感染にデキサメタゾン

承認された主な要因として上げられるのは、英国の臨床試験で行われた試験においてデキサメタゾンを用いた治療で患者の死亡率を低下させる効果があったことや、新型コロナウイルス感染症による肺炎などの炎症にも効果があると認められたことからです。

厚労省、新型コロナ治療薬として抗炎症薬「デキサメタゾン」を承認

厚生労働省は17日付で「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」を改訂し、ステロイド系抗炎症薬「デキサメタゾン」を新型コロナウイルス感染症に対する治療薬として記載した。デキサメタゾンは重症感染症を効能・効果の一つとしており、英国のランダム化比較試験で投与患者群の致死率低下が確認されたことなどを受けた対応。手引きで承認済み治療薬として位置づけられたのは、5月に特例承認されたレムデシビルに続いて2番目となる。

新型コロナ、重傷者の治療薬として話題の「デキサメタゾン」とは?

コロナ治療薬として、デキサメタゾンが使われる場合
・中等症Ⅱ(酸素吸入が必要)
・重症 (ICUに入室or人口呼吸器が必要)

ステロイド系抗炎症薬のデキサメタゾンが新型コロナウイルス感染症患者の死亡率を減少させるというニュースが世界中を飛び交っている。

デキサメタゾンが新型コロナウイルス治療薬に承認されて以降、医療機関では入院患者に対して、デキサメタゾンとレムでシビルを併用した治療が積極的に行われています。

有効成分であるデキサメタゾンは国内で新型コロナ治療薬として承認されています。

新型コロナ感染後すぐにステロイド薬であるデキサメタゾンを使用したり、抗ウイルス薬よりも先にデキサメタゾンを服用した患者は、他の患者よりも急速にする場合があるようです。

[PDF] COVID-19 の薬物治療ガイドライン version 4 1

英国・RECOVERY試験共同研究グループのPeter Horby氏らは 、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で入院した患者のうち、侵襲的人工呼吸器または酸素吸入を使用した患者に対するデキサメタゾンの投与が28日死亡率を低下させることを明らかにした。NEJM誌オンライン版2020年7月17日号に掲載報告。なお、この論文は、7月17日に改訂された厚生労働省が発刊する「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第2.2版」の“日本国内で承認されている医薬品”のデキサメタゾン投与の参考文献である。

この研究では、2020年3月19日~6月8日の期間にCOVID-19入院患者へのデキサメタゾン投与における有用性を把握するため、非盲検試験が行われた。対象者をデキサメタゾン投与群と通常ケア群にランダムに割り当て28日死亡率を評価し、人工呼吸器管理や酸素吸入の有無によるデキサメタゾン投与の有用性を検証した。デキサメタゾン群には1日1回6 mgを最大10日間、経口または点滴静注で投与した。通常ケア群には、日常臨床でデキサメタゾンを使用している患者が8%含まれていた。薬物療法として、アジスロマイシンは両群で使用(デキサメタゾン群:24% vs.通常ケア群:25%)、そのほか通常ケア群ではヒドロキシクロロキン、ロピナビル・リトナビル、IL-6アンタゴニストなどが投与された。また、レムデシビルは2020年5月26日より使用可能となり一部の症例で投与された。

主な結果は以下のとおり。

・全参加者11,303例のうち、他の治療を受けるなどの理由で4,878例が除外された。残り6,425例をデキサメタゾン投与群2,104例(平均年齢±SD:66.9±15.4歳)と通常ケア群4,321例(平均年齢±SD:65.8±15.8歳)に割り付けた。

・6,425例の呼吸器補助別の割り付けは、侵襲的人工呼吸器管理が1,007例、酸素吸入が3,883例、呼吸器補助なしは1,535例だった。

・28日死亡率は、デキサメタゾン群が482例(22.9%)、通常ケア群は1,110例(25.7%)で、デキサメタゾン群で有意に低下した(Rate Ratio[率比]:0.83、95%信頼区間[CI]:0.75〜0.93、p<0.001)。

・呼吸器補助レベルを考慮した場合、侵襲的人工呼吸器管理の患者において絶対的・相対的ベネフィットが示される傾向で、デキサメタゾン群は通常ケア群より死亡発生率が低く(29.3% vs.41.4%、率比:0.64、95%CI:0.51~0.81)、酸素吸入群においても同様だった(23.3% vs.26.2%、率比:0.82、95%CI:0.72~0.94)。しかし、呼吸器補助を受けていない患者において、デキサメタゾンの効果は明らかではなかった(17.8% vs.14.%、率比:1.19、95%CI:0.91~1.55)。

・副次評価項目として、デキサメタゾン群は通常ケア群より入院期間が短く(平均入院日数:12日 vs.13日)、28日以内の退院の可能性が高かった(率比:1.10、95%CI:1.03~1.17)。この最大因子は侵襲的人工呼吸器管理だった。

・呼吸器補助を受けていない患者において、副次評価項目である侵襲的人工呼吸器管理や死亡の複合は通常ケア群よりデキサメタゾン群で低かった(率比:0.92、95%CI:0.84~1.01)。

新型コロナウイルス感染症 COVID-19 診療の手引き 第 8.0 版


新薬として開発された薬は、開発されてから20年を超えると特許が解消されます。
そうして別の薬剤会社からも、同じ有効成分と含有量をベースとした、同等の効果を期待できる薬を開発する事が可能となります。
すでに開発された薬をベースにするため、開発料が安く済むので、販売価格も安く設定する事ができます。これがジェネリック薬です。
デキサメタゾンにもジェネリック薬が存在します。

[PDF] COVID-19に対する薬物治療の考え方 第14版

そうしたなか、国内でも長い間用いられてきた「デキサメタゾン」が、英国の試験において認証され、新型コロナウイルス感染症に対する承認済み治療薬として位置づけられたことで話題をよんでいます。

新型コロナウイルス感染症の既往歴または新型コロナウイルスワクチンの ..

「デキサメタゾン」が新型コロナの死亡率を低下させるとする研究結果が発表された/Yves Herman/Reuters

(デキサメタゾンとして6.6 mg=デキサメタゾンリン酸エステルとして8 mg).

関節炎やアレルギーなどの治療に幅広く使われているステロイド薬の「デキサメタゾン」に、重症の新型コロナウイルス感染症患者の死亡率を低下させる効果があることが分かったとして、英オックスフォード大学などの研究チームが16日に記者会見を開いて発表した。

[PDF] COVID-19 の薬物治療ガイドライン version 5 1

【6月16日 AFP】(更新)新型コロナウイルス感染症の重篤患者の3分の1が、ステロイド薬「デキサメタゾン」の投与により一命を取り留めたとの治験結果が16日、発表された。同感染症との闘いにおいて「大きな突破口」となる可能性があると、期待が高まっている。これを受けて英政府はきょうから投与を開始することを明らかにした。

デキサメタゾン(1 回 6mg 1 日 1 回 10 日間)を投与する。ベクルリー®(初日 200mg、その後 100mg/

現在、日本国内で新型コロナウイルス感染症にデキサメタゾンが使用された報告はありませんが、特定の症状以外では、下記の用法・用量が推奨されています。