コブラ「ダークスピード LS」を徹底試打検証!【ヘッドスピード別&ロフト角別】


コブラ
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Tour AD for Cobra/Speeder NX for Cobra●硬さ:共にS


コブラ『DARKSPEED LS』ドライバー トラックマン試打

【ミタさん】
各メーカーのロースピンモデルと比べてもトップクラスでスピン量が少なく、パワーのある人は圧倒的な飛距離性能が体験できると思います。ミスはミスとしてしっかり弾道に現れやすいヘッドですが、ウエート配置以外にシャフトスリーブでロフトの調整も可能なので、理想的な弾道を見つけてほしい。前作「エアロジェット LS」よりも対象ゴルファーや使い方の幅は、間違いなく広がったモデルといえるでしょう。

【コウタロウ】
後方に12gは、寛容性もあり、芯が広くなったようなやさしさがとても感じられます。扱えるゴルファーは増えそうですが、それでもロースピンのコントロール系ヘッドの雰囲気は変わらないので、やっぱりドライバーがある程度上手いゴルファーが対象になる気がします。どのウエートポジションも弾道の変化は感じられましたが、総じて打ち出しの高さが取れないと厳しい。ですが、ハマればバカみたいに飛んでいく印象で、やっぱりコブラの「LS」はただもんじゃないっスね。

コブラ DARKSPEED LS / X / MAX ドライバーを試打

コブラの特徴である重めのヘッド重量と小さいリアルロフトの組み合わせから、低めの打ち出し角度でボール初速が出しやすくなっています。

みんなのゴルフダイジェストYouTubeのみんゴル試打班「ガチギアトラック」では、コブラ『ダークスピード LS』ドライバーのロフト10.5度で球をつかまえにいく試打や、10.5度でトウとヒールでヒットした時の寛容性を検証するなど、興味深い検証を行っているので、そちらもぜひ視聴してクラブ選びの参考してもらいたい。

コブラ DARKSPEED LS ドライバー [TOUR AD for Cobra フレックス

他にダークスピードXを2本(ツアーAD-VFとWB53)を使用しているが、このLSが一番スピンが少なく一番飛びます。
初心者では難しいかもしれませんがある程度のミート率があれ
使ってみると良いと思います。スライサーには向きません。
フェーダーには飛距離が伸びて武器になると思います。
打感も軟らかく芯を食うと何とも言えません。
また割と許容度も高く実践向きです。
他のメーカーと比べるとかなりコスパは良いです。
作りも良く飽きがこないので長く使えると思います。
純正も特注もとても相性が良く出来れば現場で試打するのが良いと思います。
本当に飛距離が伸びます。ホームコースの仲間からも
「飛距離伸びたね」と言われています。

ヘッドスピードを高めていくと徐々にボールが上がり出しますが、それでも中弾道。スピン量が少ないため、飛距離を出すには高さが必須です。コブラの弾道調整機能はロフト調整がメインなので、これを大いに活用したいところ。

コブラ(Cobra)(メンズ)ダークスピード LS ドライバー(1W

で、モデルさんを描くのに一生懸命になるだけで終わると、「結局どういう絵描きたかったの? 何がしたかったの?」と後の講評でボコボコにされるのだよ……。自分のやりたい何かしらの目標確保しつつ描くものはちゃんと描いてくださいと指導される。やることが多い。

試打を終え、相変わらずコブラのクラブは個性が強いなあと感じました。クラブの個性とマッチしたゴルファーには、驚くほどの結果をもたらすはずなので、ぜひ1度手に取ってもらいたいですね。特に「LS」は、ヘッドスピードの速いゴルファーほど飛距離につながりそうな特性を持っています。パワーに自信のあるゴルファーは、ぜひ打ってみてください!


コブラゴルフ DARKSPEED ダークスピード LS ドライバー

重たいヘッド重量と小さいリアルロフト角が、コブラが考える飛びの流儀と言えそうですね。『ダークスピードLS』ドライバーはどんなゴルファーにおすすめですか。

コブラ DARKSPEED LS Palm Tree Crew[US]

今回はをまったく試打もせずに購入しました。コブラは個人的にかなり好きなメーカーという事もあるし、飛距離性能の高さにはかなり信頼を寄せているしデザインがツボすぎたのも買った理由です。

コブラ cobra ドライバー メンズ ダークスピード LS ..

余計なスピン量を軽減し、適度なつかまりと上がりやすさを持つモデル。コブラ史上最大級の慣性モーメントを実現し、ミスへの寛容性も高いです。

コブラの2024年モデルのドライバー3種「ダークスピード MAX」「ダークスピード X」「ダークスピード LS」の試打レビュー。

シャフトは、約60gのグラファイトデザイン製「TOUR AD for cobra」と、50g台前半のフジクラ製「SPEEDER NX for cobra」の2モデルを“純正”として用意しています。
「TOUR AD for cobra」は適度なしなりを持つ中調子。シャフトが余計なことをしないため、当てやすいのが魅力です。「SPEEDER NX for cobra」はしなりがやや大きく、加速感のある振り味が魅力です。

DARKSPEED LS ドライバー(コブラ)の評価を見る・評価する

そして開幕戦で最も驚いたのはマックス・ホーマです。昨年までタイトリストでしたが、今年からコブラプーマに一新。ドライバーは新モデルの「コブラ DSアダプト LS」、アイアンは「コブラ KING MB」になっていました。

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ところが今回のダークスピードは前作にあたるエアロジェットと内容的にはほぼ一緒だったのには正直萎えていたりもします。発売サイクルが早すぎて開発が追いついていないのは各メーカー同じ現象に見舞われているけど、コブラも例外ではないようです。

リッキー・ファウラー、ブライソン・デシャンボー、レキシー・トンプソンなどのトッププレーヤーが愛用し、日本でも根強いファンを持つコブラ。

今回、試打するコブラ『ダークスピード LS』 ドライバーは、ツアーにインスパイアされた形状で、構えやすいフルエアロボディとなっている。『ダークスピード』の『X』、『MAX』、『LS』の3モデルのなかではこの『LS』が最も低い重心位置設計になっており、その効果によって低スピンで速い初速と、抜群の飛距離性能と高い操作性が実現。さらに、操作性を高める調整可能なヒールとトウのウェイトに加え、ソール後方にバックウェイトも追加したことで寛容性も加わったクラブに仕上がっているという。

コブラ『DARKSPEED TOUR LENGTH』ドライバー トラックマン試打

左が前モデルの『エアロジェット LS』、右が『ダークスピード LS』。カラーリングがガラッと白から黒に一新された。見た目以外にヘッドデータを比較すると、変化した部分と継承されているポイントがあった

コブラゴルフ 58 · ミズノ 51 · メーカー一覧を見る · ギアの登録を依頼する

【ミタさん】
コブラは毎年テーマカラーが変わって楽しいですよね。前作の「エアロジェット」シリーズはブラックボディの中にどことなくトリコロールカラーを意識していましたが、今作はマットブラック一色。前作「エアロジェット LS」や他社のロースピンモデルと比較しても浅めの重心設計で、“超”低スピンモデルのくくりで間違いないでしょう。

コブラ『AEROJET LS 50th Anniversary

まずはフェース。コブラもフェース開発はAIを用いていて、フェース裏側はけっこう複雑な形状となっています。

コブラ · SHADOWCAT NITRO · Pコレクション · PUMA FORWARD · コラボレーション ..

クラブ長さ、ヘッドの慣性モーメント、ネック軸回りの慣性モーメントの3つに違いが見られました。一方で前モデルから継承されている部分もあり、コブラがドライバー設計で大切にしているところを感じました。

コブラ『LTDx LS ツアーレングス』ドライバー トラックマン試打

今回はコブラ『ダークスピード LS』ドライバーを前モデルの『エアロジェット LS』ドライバーと比較しながら分析していただきます。カラーリングも白から黒に変更された今モデルですが、ヘッドデータに違いはありますか。

コブラ『LTDx LS』ドライバー USモデル トラックマン試打

コブラ史上最高レベルのエアロダイナミックス性能が、かつてない初速スイングと超飛距離を実現。

cobra(コブラ)DARKSPEED LS ドライバー 編 編集部 ..

そしてソールにあるウェイトが前作エアロジェットLSでは2箇所だったのに対し、ダークスピードLSでは3箇所に増設されています。

【コブラDS-ADAPT LSドライバー試打】cobra 2025最新 ..

―ロースピンに振りきった印象…?
「はい。もちろん『LS』ということで、低スピン設定であることは予想できますが、性能はそのイメージを超えます。同シリーズは、全体的にもスピン量は少なめで、その最たるモデルが『LS』という、かなり尖った“LS大将”がどっしり構えている感じ。私が元々スピン量が少なく出るスイングタイプなので、余計に少ない数字(平均1808rpm)になりましたが、それにしても… な低スピン性能です。初速はしっかり出ているけれど、弾道の途中でドロップ回転でもうひと伸びしない…。飛距離性能に定評のあるコブラ、しかもよりHSの速いゴルファー向け『LS』ということで、大きな期待を抱いていた半面、少し残念な結果となってしまいました」

【USAモデル】コブラ『AEROJET LS』ドライバー トラックマン試打

コブラは、他メーカーの開発陣にも一目置かれるクラブメーカー。独創的で、個性豊かなクラブを作ることで知られています。一般論にとらわれない目線で開発されるクラブは、高性能かつ明確な個性を持つモデルばかり。今回の「ダークスピード」シリーズも明確な個性を持っており、その個性がハマるゴルファーには、びっくりするほどの結果をもたらしてくれるはずです。