フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン配合剤錠の薬剤 (3)


食事の影響により、フェキソフェナジンのAUCは70%近く低下することが知られているため、空腹時の服用が求められています。また、塩酸プソイドエフェドリンは主として腎臓を経て尿中に排泄されるため、腎機能障害のある患者さまは適宜減量することが必要です。


通常、成人及び 12 歳以上の小児には 1 回 2 錠(フェキソフェナジン塩酸塩として 60mg 及び

国内で実施された臨床試験によると、ディレグラ®配合錠の副作用は、347例中5例(1.4%)に認められました。主な副作用としては、頭痛2例(0.6%)、発疹2例(0.6%)、疲労1例(0.3%)、口渇1例(0.3%)があげられます。そのほかにも、ショックやアナフィラキシー、痙攣、肝機能障害、不眠などの重大な副作用も報告されています。

プソイドエフェドリン(PSE)は麻黄のアルカロイド成分で,エフェドリンの立体異性体である。花粉などの抗原は,鼻粘膜の血管透過性亢進及び浮腫を介して鼻汁及び鼻腔容積の減少(鼻閉)を発症させる。PSEは,経口投与でα交感神経受容体を刺激して鼻粘膜血管を収縮させ,血流を減少させることにより鼻閉の症状を改善する。さらに,PSEのα交感神経受容体刺激を介した心血管系作用及び中枢神経系作用はエフェドリンより弱いため,アレルギー性鼻炎及び感冒の治療薬(OTC医薬品)として従来から用いられている。数時間から12週間の試験期間で実施したPSEの非臨床試験及び臨床試験の安全性及び有効性の成績から,PSE単剤は良好な忍容性及び鼻閉に対する抑制作用がみられた。抗ヒスタミン薬フェキソフェナジン塩酸塩(FEX)/塩酸PSE配合錠は強い抗アレルギー作用を有し,安全性に対する懸念が少ない優れた薬剤であると考えられる。

[PDF] フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン配合錠

【2022.11.29配信】厚生労働省の薬食審要指導・一般用医薬品部会は11月28日、医療用医薬品の「ディレグラ配合錠」(フェキソフェナジンン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン)のスイッチOTCである「アレグラFXプレミアム」を了承した。

通常、成人及び12歳以上の小児には1回2錠(フェキソフェナジン塩酸塩として60mg及び塩酸プソイドエフェドリンとして120mg)を1日2回、朝及び夕の空腹時に経口にて服用します。低出生体重児、新生児、乳児、幼児または12歳未満の小児に対する使用経験はなく、有効性及び安全性は確立していません

フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン(ディレグラR、プソフェキR)は花粉症に効果がありますか? ..

ディレグラ®配合錠の薬価は、1錠当たり58.2円※です。2020年6月よりジェネリック医薬品として、プソフェキ配合錠「サワイ」が沢井製薬株式会社より販売されています。薬価は1錠当たり23.4円※であることから、薬剤費負担の軽減に貢献することが期待されています。(※いずれも、2020年12月時点の薬価です)

また、禁忌においてもアレグラ®錠では「過敏症の既往歴のある患者」の1項目に限られましたが、ディレグラ®配合錠では塩酸プソイドエフェドリンが配合されたことにより、禁忌が大幅に増加していることにも注意が必要です。添付文書を確認して、該当する患者さまについて知っておくようにしましょう。

プソフェキ配合錠「SANIK」の効果・効能・副作用 | 薬剤情報

効能・効果は「花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり」。要指導医薬品として了承した。
承認条件として、承認後、少なくとも3年間の安全性等に関する製造販後調査を実施することとした。

フェキソフェナジンン塩酸塩および塩酸プソイドエフェドリンを有効成分とする医療用医薬品「ディレグラ配合錠」をOTCに転用するもの。

米国では、フェキソフェナジンン塩酸塩(FEX)および塩酸プソイドエフェドリン(PSE)を含有する医療用医薬品(1日2回製剤:FEX60mg/PSE120mg、1日1回製剤:FEX180mg /PSE240mg)がスイッチOTCとして承認されている。また、カナダ、オーストラリア等20カ国以上でFEX60mg/PSE120mg配合剤及びFEX180mg/PSE240mg配合剤が承認・販売されていることが確認されている (2021年4月時点)。

同一効能の一般用医薬品として、「アレグラFX」等が承認されている。

なお、「アレグラFX」は発売元が久光製薬株式会社、製造販売元がサノフィ株式会社。

ディレグラ配合錠の服用指導では、用法用量の確認が重要です。とくに、類似薬であるアレグラ®錠からの切り替えで処方されている場合には、1回あたりに服用する錠数が2倍となるため、服用間違いのないようしっかりと確認しましょう。食事の影響を受けやすいことから、空腹時投与が必要となる点にも注意が必要です。


ディレグラ配合錠は、第 2 世代抗ヒスタミン薬であるフェキソフェナジン塩酸塩(商

また、ディレグラ配合錠は長径17.5mm、短径7.8mm、厚さ6mmと、内服薬の中でも大きい錠剤です。1錠中の塩酸プソイドエフェドリンの含有量が10%を超えると覚せい剤原料の規制に触れるため、このような大きさになっていますが、塩酸プソイドエフェドリンが徐放層になっていることから、分割や粉砕も推奨されていません。嚥下力が低下している患者さまは服用が難しいケースもあるため、服薬指導時に服用の可否について確認しましょう。

[PDF] フェキソフェナジン塩酸塩 DS5%「トーワ」の 配合変化に関する資料

同じくフェキソフェナジン塩酸塩が配合された医薬品である「アレグラ®錠」では、アレルギー性鼻炎に加えて蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)にともなうそう痒の適応を有しているため、ディレグラ®配合錠と適応疾患が異なるので注意が必要です。

フェキソフェナジン(FEX)に,血管収縮剤であるプソイドエフェドリン(PSE)を配合させた新たな抗

1). エリスロマイシン〔16.7.1参照〕[フェキソフェナジン塩酸塩の血漿中濃度を上昇させるとの報告がある(P糖蛋白の阻害によるフェキソフェナジン塩酸塩のクリアランスの低下及び吸収率の増加に起因するものと推定される)]。

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沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:澤井光郎)は、2月17日に、ジェネリック医薬品15成分31品目の製造販売承認を取得いたしました。これらのうちメマンチン塩酸塩、ガランタミン臭化水素酸塩、デュタステリド、タダラフィル、レパグリニド、レボセチリジン塩酸塩、フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン、セレコキシブ、エルデカルシトール、バゼドキシフェン酢酸塩の10成分は、ジェネリック医薬品として初めて承認された有効成分となります。

シート記載など:プソフェキ配合錠「SANIK」、プソフェキ、配合錠、n03、PusoFeki「SANIK」、アレルギー性疾患治療剤

2). 水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤<服用>〔16.7.2参照〕[フェキソフェナジン塩酸塩の作用を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムがフェキソフェナジン塩酸塩を一時的に吸着することにより吸収量が減少することによるものと推定される)]。

【用】通常、成人及び12歳以上の小児には1回2錠(フェキソフェナジン

※プソフェキ®配合錠「サワイ」の有効成分は「フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン」(配合剤)で、1成分としてカウントしています。

健康成人にフェキソフェナジン塩酸塩 120mg 注)、第一世代の抗ヒスタミン薬及びプラ

ほかにも、塩酸プソイドエフェドリンの交感神経刺激作用によって、不眠、めまい、脱力、振戦、不整脈等の副作用があらわれる場合もあります。そのため、その他の交感神経刺激薬による副作用歴の確認も重要です。副作用があらわれた場合にはすみやかに服用を中止して、主治医または薬剤師に相談するように指導しましょう。

抗ヒスタミン薬のうち、自動車運転に対する注意喚起が記載されていないのは、ロラタジンとフェキソフェナジン塩酸塩です。

【2025.01.24配信】厚生労働省は1月24日に「医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議」を開き、安定確保医薬品カテゴリAの全21成分について、原薬の供給経路などを含むサプライチェーン調査の結果を公表した。このうち、原薬原材料の供給経路が単一国なのは8成分あった。厚労省では現在、製薬企業が代替供給源の探索を行う場合の補助事業や、供給リスク管理のためのマニュアルの作成事業を進めており、引き続き、こうした取組を進めていく方針。

いことも確認した。 □投薬者は、皮膚疾患であれば、アレグラ錠 60 mg(一般名:フェキソフェナジン塩

この記事では、ディレグラ®配合錠の効果や副作用、薬価、服薬指導のポイントについて、詳しくみていきました。

フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン(ディレグラ

ディレグラ®配合錠の効果・効能は、アレルギー性鼻炎に限られます。効能または効果に関連する使用上の注意として、鼻閉症状が中等症以上の場合に本剤の使用を検討することが記載されています。

残りです。 お薬の成分はきちんと吸収されていますので、ご安心ください。 その他の注意点

【2025.01.22配信】日本薬剤師会は1月22日に定例会見を開いた。この中で記者から、いわゆる“零売”に関する訴訟が起きていることへの見解を求める質問が出た。

フェキソフェナジン塩酸塩 DS5%「トーワ」と服薬補助ゼリー(らくらく服薬ゼリー、おくすり

1). エリスロマイシン〔16.7.1参照〕[フェキソフェナジン塩酸塩の血漿中濃度を上昇させるとの報告がある(P糖蛋白の阻害によるフェキソフェナジン塩酸塩のクリアランスの低下及び吸収率の増加に起因するものと推定される)]。

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2). 水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤<服用>〔16.7.2参照〕[フェキソフェナジン塩酸塩の作用を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムがフェキソフェナジン塩酸塩を一時的に吸着することにより吸収量が減少することによるものと推定される)]。

フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「YD」(日局 フェキソ ..

【2025.01.22配信】日本薬剤師会は1月22日に会見を開き、次期薬機法改正に向けた厚労省制度部会のとりまとめへの見解を示した。