コブラは生コンを流し込まれ、スモーキーは笑顔で「最高の人生だった ..
SWORD地区に伝説の男=チーム「ムゲン」の総長・琥珀が戻ってくるところから物語は始まる。この地区の支配を目論む李と手を組んだ琥珀は、湾岸地区のチーム「MIGHTY WARRIORS」、TOWN地区の「DOUBT」を引き連れ急襲、SWORD地区の日常は脆くも崩れ去る。かつて自らが慕った琥珀、そして琥珀率いる総勢500人の大群を前に、「山王連合会」のコブラとヤマトは立ち上がる。SWORD各チームもそれに呼応、そこに琥珀と並び最強と称された雅貴、広斗の雨宮兄弟も参戦。SWORD地区は未曾有の事態へと突入していく。
コブラ、スモーキーが窮地に?映画「HiGH&LOW THE MOVIE 3
ドラマ放映を皮切りに映画やライブ等メディアミックスで展開されていく総合エンタテインメント「HiGH&LOW/ハイアンドロー」では、その人気もさることながら、中でも特に人気が高い登場人物が岩田剛典演じる「コブラ」です。ただでさえカッコイイ人が更にカッコイイ役柄を演じているので、もはや鬼に金棒と言ってもいいほどです。そんな鬼に金棒状態にあるコブラ/岩田剛典の詳細を、カッコイイ画像と共に紹介していきます!
TVドラマから劇場版までを通して、『HiGH & LOW』シリーズの表の主人公は山王連合会の総長・、裏の主人公は元ムゲンの総長・。それは異論のないところでしょう。
は『THE MOVIE 2』まで「負けなし」でした。
ヤマトとチハルのために鬼邪高校の番長・村山とタイマンで張り合って勝利。山王連合会をつくるきっかけであった幼なじみのノボルを、敵対する立場から再び仲間として迎えることに成功。龍也の死で復讐の鬼となり、その手段としてSWORDを襲撃したを、ヤマトと九十九と共に熱い拳の応酬で救済。「SWORD協定」を断り、宿敵・DOUBTとプリズンギャングにWhite 単独で立ち向かったROCKYを、間一髪のところで救援。
「男同士は拳で語り合って理解し合う」「ケンカは相手と同様、自身も痛みを負ってこそ、本当の勝利と言える」「プライドを曲げて助けを乞うような真似をしなくても、察して助けてくれる、男の友情」という、『HiGH & LOW』の“美学”を体現してきたのがでした。
「俺たちは絶対に仲間を見捨てねえ」を有言実行して、どんどん大きくなる敵にも怯まず体当たりでぶつかり、一度は敵対した相手さえもことごとく救ってきたは、常に「間に合って」きたのです。
の山王連合会の総長としてのあり方は、ムゲン初期のに似ていたと思います。「二人で走る時間が無限に続けばいい」とと龍也が作ったレーシングチームがムゲン。「ノボルが戻ってくる場所」としてとヤマトが作った山王連合会。どちらも「頭はいない。誰もが平等」で、前者はバイク好きが、後者は山王街出身で山王街を愛する者たちが、同じ“好き”の思いを共有し、談笑し、自由に意見を言い合い、仲間や街にトラブルが起これば、一丸となって戦うという集団でした。
しかし龍也の脱退をきっかけに、ムゲンがなくなることを恐れたによって集団は変質していきます。もまた、SWORD地区全体を破壊しようとする九龍グループへの敵対心に捕らわれ、九龍グループを恐れる者、九龍グループが政府を焚きつけて推し進めようとする再開発に街の活性を期待して賛成する者の声に耳を傾ける余裕を失い、分裂を招きます。
九龍グループと対抗するためにSWORDの各チームと協力関係を結ぼうとした「SWORD協定」は鬼邪高校の村山以外の賛同を得られず。日々寂れていく山王商店街は九龍グループに蹂躙され、「九龍に逆らうな」と自分たちを諌めてきたダンたちが襲撃され、山王連合会との決別を宣言する。追い詰められたは、ひとりで龍也の敵(かたき)を討とうと暗躍したのように、チームを離れてひとりで克也会の会長を闇討ちするという暴挙に出ます。
執拗で苛烈な拷問のなかでが黒崎の勧誘になびかなかったのは、彼の敵対心と義侠心に鎧われた精神力が黒崎が惜しむほど強かったことに尽きるでしょう。が、もうひとつ、「家村会がスモーキーの命を狙っている」という情報を伝えなければならないという責任感もあったと思います。
と九十九に助けられるや、すぐにスモーキーの危機をふたりに告げ、それが雨宮兄弟に伝わり、はどこか安心していたと思います。RUDE BOYSがいて、雨宮兄弟がいて、と九十九がいて、自分を含むSWORDの頭たちも駆けつける。だから、今回も「間に合う」だろう、と。
だから、“その場”に到着したとき、の受けた衝撃は並々ならぬものだったと想像します。今まで「間に合ってきた」ことこそが奇跡(ファンタ)であり、どんなに望んでも「間に合わない(救えない)」現実はあるのだと目の当たりにして……。
「ああ、もう拳だけじゃ解決できねえ……」
スモーキーの死は、が体現してきた『HiGH & LOW』の「本気で救う気になれば、誰でも救える」というファンタを破壊しました。
それは、九龍グループに、女を守るための砦だったクラブ「HEAVEN」を買収され、部下もろとも壊滅させられたROCKYにも、仲間たちを半殺しにされ、鬼邪高校の看板(校旗)を燃やされた村山にも、常に祭のような狂騒を醸していた賭場と手下たちを破壊され、「達磨不立」と揶揄された日向にも、さらなる打撃を与えました。
山王商店街、クラブ「HEAVEN」、鬼邪高校、廃寺という、普通の人たちが普通の暮らしを営んでいる地域に拠点を構える4人にとって、名前と共に普通の生活を捨てた人々が集まる無名街は不明の地であり、という性質も合わさって「入っちゃならねえ」場所でした。そこに踏み込めば、いつの間にか狩られる。RUDE BOYSの「無慈悲なる街の亡霊」という異名は、何人いるのか、それぞれどんなケンカが得意なのか、正体がわからない恐怖を含んでいます。
無名街という魔境の亡霊。自分たちとは一線を画した異質な強者と認識していたチームのリーダーが、九龍グループに殺された。それは、5人の頭とチームが拮抗していたG-SWORDの終焉を意味しました。
スモーキーの命が失われたであろうときに、SWORD地区の街の灯が消えていったのは、実に象徴的だったと思います。
しかし、同時に、RUDE BOYSのメンバーが誰ひとり損なわれず(頭たちはエリのことは知らない)、スモーキーだけが横たわっている事実に、彼らは何があったのかも察知したはずです。爆破され、破壊され、住人たちが追い立てられ、RUDE BOYSの掃討が行われた絶望的な状況にあって、スモーキーは膝を屈することなく、九龍グループと対峙して“家族”を守り抜いたのだ、と。
自分たちの本拠地と仲間や部下をほぼ潰滅させられ、九龍グループの「大人のケンカ」を見せつけられて、「立ち上がるにも限度がある」と絶望していた4人の頭たち。しかし、その巨大な敵にひとりで立ち向かって、守るべきものを守り抜いた“仲間”がいる。自分はまだ生きているのに、一度は“守る”と決めたものを放り出していいのか。惨めに震えていていいのか。でも「もう拳だけじゃ解決できねえ……」。
そこで出てくるのが、裏の主人公・。『THE MOVIE 3』は世代交代もひとつのテーマのようですが、この局面で“大人”に導かれることが、成長には必要ということでしょうか。
が提案したのは、カジノ建設計画の裏にある、政府が九龍グループの力を借りて隠蔽しようとした、有害物資による環境汚染事件の暴露。それには3つの証拠がいる。薬品の臨床実験の結果を記した書類、事実を知る元研究員、有害物質に汚染された被害者。その3つすべてが無名街にある!
役割を振られたRUDE BOYSとたちに対して、日向はに「俺らはどうすりゃいい」と尋ねます。あの唯我独尊の日向が、うっかり作戦の邪魔をしてしまわないように気を遣ったのにびっくり。に「邪魔する奴は蹴散らせ!」と返されたら、九龍グループの足止め突破にアレを思いつくのがやっぱ頭脳派ですわ(後になって証拠持ち込みの段取りを政府や九龍グループに難癖つけられないよう、セレモニー会場至近での暴力沙汰を回避)。
やることは決まった! は未来の街のために。ROCKYは汚れた色に染まることなく女を守るために。村山は仲間や後輩たちの将来のために。日向は「最後の祭」のために。そして、RUDE BOYSは「家族の弔い」のために。
奇しくも黒崎が口にした「再生には破壊がつきものってことか」が、九龍グループではなく、G-SWORDで実現されたのでした。
ここで、ひとつの構図が見えてきます。
SWORD地区にカジノを建設し、利権を独占しようと企む九龍グループ。そのために邪魔なG-SWORDの駆逐を命じたのは、総裁の九世龍心でした。彼は政治と癒着し、暴力で支配する、旧態な闇の力の象徴であり、その力はをはじめG-SWORDの頭たちを無力感(あきらめ)に突き落とします。絶望が席巻するなかで、「(“家族”を)守る」ために最後まで文字どおり“立っていた”のがスモーキーでした。
九世が黒崎に言った、「いつから俺たちは守るより奪うようになったのか」というセリフ。彼はおそらく戦後の混乱やを知る世代。彼の始まりは、動乱する社会情勢のなかで家族を、女を、仲間を、街を、そして矜持を守ることだったのかもしれません。そして、守るべきものを失って、のように復讐のために闇の力に近づいたのか。あるいは、のように守るべきものを守るために先に奪うことを決意し、それが常態化したのか。
彼が変質させた「守ること」を、最後まで純粋に貫いたのがスモーキー。その姿に「街を」「女を」「仲間を」「矜持を」守りたいG-SWORDの頭たちは再起しましたし、振り返れば、九世もそうありたかった。九世の思いを受けた黒崎は、闇の力を求めることをせず、街を守り抜いたに「負けた」と言うほかなかったのだと思います。
「奪う」九龍グループの象徴が九世なら、「守る」G-SWORDの象徴はスモーキーで、そういう意味で対等かつ対照的な関係だったんだなあ、と。また、その死で、九世は息子・劉、スモーキーはタケシという後継者を残したことも同じです。
ちなみに、劉は自分が九龍グループにおいて台頭するために、DOUBTを利用してスモーキーに重傷を負わせ、また雨宮尊龍を殺した上園会会長をその不手際の制裁に瞬殺した人物。『HiGH & LOW』に今後があるとしたら、劉とタケシの邂逅が気になります。
。九世とスモーキーが象徴なら、実体は九龍グループが黒崎であり、G-SWORDがであり、『THE MOVIE 3』の感情線においてはこのふたりが主人公でした。
『HiGH & LOW』シリーズを通して、その成長が描かれてきたのはですが、村山と日向も随分変わったなと思います。ふたりとも、G-SWORDの終焉を受け留め、ケンカ三昧の日々(祭)の終わりを予感しています。だから、村山はバイクに乗りたい(=ひとりになる)と思い、日向は加藤の「次の祭は?」の問いに答えませんでした。
日向が「最後の祭」に打ち上げた真昼の花火。最後、空の一番高いところで緑の花火が花開き、その背後にオレンジの花火が広がったのは、スモーキーへの弔いと、刹那的に生きていた彼にケンカ(痛み)の先にあるものを教えたへの餞(はなむけ)だったのかな、と。
『 3 / FINAL MISSION』、3年に渡るシリーズの終わりにふさわしい、余韻のある作品でした。
以下は、わりと毒です。「なんでもバッチコーイ!」な方だけ、どうぞ。
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読みますか? 読んじゃいますか!? 本当にOKですか?
私は作品の中でメインあるいはサブメインのキャターが死ぬことに否定的ではありません。それが物語として必要なら、それが推しキャラなら悲しいけれども、仕方がないと思っています。
ただし、それなりに長くつき合ってきたキャターについては、その死にきちんと説得力をもたせてほしいですし、それがその作品とそのキャターを愛してきたファンに対する礼儀だと考えています。
『HiGH & LOW』シリーズは、のプロモーションが第一義の作品。だからでしょう。特に『THE MOVIE』3部作は、ここに長尺使うなら、もっとこっちを説明してよとか、そのシーンを入れるなら、時系列を整理してよとか、物語を考えるうえでは「?」なことが多かったです。勢いで観ている分には気分はアガるし手に汗握るし感動するのですが、まず時系列と時間経過で物語を理解しようとすると、「どうしちまったんだよ、さん!」という気分に。端的に言うと、ストーリー構成が雑なのです。
『THE MOVIE 3』でのスモーキーの死は、九龍グループという高い壁を突破するためのとして、また九龍グループあっての再開発を選ぶか、寂れた商店街を守り続けるかという、現実味がありすぎる問題を抱える山王連合会をはじめ、大なり小なり閉塞感のあるG-SWORDに落としどころを与えるきっかけとして、納得できるものではありました。
納得できないのは、彼の病気の原因です。TVドラマで彼が血を吐くのを見たとき、肺かと思いました。無名街の劣悪な環境なら罹っても不思議ではない病気ですし、彼がひとりで高いところにいることが多いのも、“家族”に移ることを気にしているのかな、と。
ところが、『THE MOVIE 2』の映画パンフレットで「生い立ちに関わるある理由」からの病気と知り、ほとんど冗談で、幼少時に何かの研究で人体実験でもされたのが、時限爆弾式に影響が出てきたってことか、と考えました。生い立ちに関わる病気の原因ってそれくらいしか思いつかなかったからです。
だから、『THE MOVIE 3』では興味津々だったのですよ、スモーキーの「生い立ちに関わるある理由」。
結果は、昔あった薬品工場で作られた薬が、ある難病を治すけど、副作用で半年から1年で摂取者を殺してしまう有害物質で、慌てて工場を閉めたけど、その成分を含んだ排水が土壌を汚染した。その後、薬品工場を含んだ土地に無名街ができ、RUDE BOYSたちが生活と再建資金にするため地下鉱山から掘り出していた鉱物に、有害物質が結晶したものがあった。それを何らかの形で体内に摂取したスモーキーが発病って、そんなわけあるかーい!
まず、地下鉱山から採掘した鉱物が問題というなら、スモーキーとエリだけでなく、タケシやピー、ララをはじめRUDE BOYSのメンバー、無名街の住人ももっと顕著に発病していないとおかしいでしょう。エリのように身につけていた鉱物が偶然ソレだったということはあるかもしれませんが、無名街の資金源である鉱物をスモーキーが持ち出したり、身につけたりするなどありえません。子どもたちにもらったとしても、そっと採掘場に戻すはずです。
では、彼は地下鉱山に入り浸って、誰よりも採掘に精を出していたのか。あり得るかもしれませんが、無名街の守護者としてのRUDE BOYSは、採掘より哨戒のほうが重要だったと思うのですよ。だから、スモーキーもよく高いところにひとりでいたのだろうし。はっきり言って、スモーキーだけが地下に存在する有害物質の結晶を摂取する理由がないのです。
「生い立ちに理由がある」と「薬品由来の有害物質」を両立させるには、
生まれつき難病で、薬品工場の研究者だった両親が藁をも掴む思いで新薬を投与。
しかし、新薬を投与された患者が亡くなったことで、スモーキーへの投与中止。
赤子だったからか薬がよく効き、難病は治癒。少量だったからか、副作用も出ず。
政府により工場閉鎖。水場が埋め立てられ、もともとの工場地帯が拡張。
不況による倒産で閉鎖される工場が続出。近くにあった浮浪者の溜まり場が、不況のあおりもあって工場地帯に進出。無名街が形成される。
薬品工場の元研究者が土壌汚染の可能性に気づき、政府に調べるよう訴えようとする。政府の依頼で九龍グループが動き、元研究者たちを暗殺。スモーキーの両親も狙われ、スモーキーを無名街に逃し、その後、殺される。
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有害成分が結晶化、鉱物化
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(死より半年〜1年前)
スモーキーが何らかの病気に罹ったことで、体内にあった薬品成分の副作用が発現。
というくらいの事情がないと納得できませんが、コレだっておかしいですからね。スモーキー、生まれてすぐに捨てられてないし。無名街ができるの、速すぎるし。
スモーキーの病気は、『THE MOVIE』で彼とRUDE BOYSが湾岸地区の戦いに敗北を喫した原因であり、『THE MOVIE 3』で彼が亡くなった間接的要因なんですよ。その理由と経緯がきちんと説明されていないから、「結局、スモーキーの存在はなんだったの?」という気持ちになってしまうんです。
物語の都合でキャター設定のほうがウロウロした感のある(普通は逆)スモーキーの死を、問答無用に感動できるものにしてくれたのは、すべて窪田さんの功績だと思います。彼は、私たちがスモーキーというキャターに「そうあってほしい」と願ったとおりのスモーキーを見せてくれ、その最期まで魅せてくれました。ここまで演者の力に頼り切っていいのかと驚くほどに。
窪田さんのお芝居の重み、それが醸し出すリアル感があったから、私も『THE MOVIE 3』という作品を自分のなかに着地させることができました。
『THE MOVIE 3』で気になるところ、他にもいろいろあるのですが、あとひとつだけ挙げて、この毒吐きは終わりにしましょう。
ヤマトがに言ったセリフです。いくらなんでも「勉強させてもらいます」はないでしょうよ。は『THE MOVIE』で危うくG-SWORDを全滅させるところまで間違えたのですから。
とヤマトと九十九の拳と涙の説得に救われて、“正しい道”を模索中の彼に言うべき言葉は、「を助けてくれて、ありがとうございます」でしょう。自分を救ってくれた相手を、危機一髪で助けることができた。それでもまだ暗い瞳をしているに真正面から礼を言って、貸し借りがイーヴンになったことを告げるのが、あの姿のを知っているヤマトの役目でしょうに……。
言うべきところに、言うべきセリフがハマっていない印象が、特に『THE MOVIE 3』にはありました。
と、まあ、愚痴りましたが、これだけの文字数の文章を書かせるくらいのパワーが、『THE MOVIE 3』にはあったということで……。できれば、スモーキーとRUDE BOYSが活躍するスピンオフが見たいですが、無理でしょうか。
コブラ(岩田剛典):山王連合会の総長。ヤマト、ノボルとは同じ街で育っ ..
EXILE TRIBEを中心として、2015年から始まったEXILE HIROが総合プロデュースを務める総合エンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW/ハイアンドロー」は、2018年現在でも盛り上がりを見せています。その「「HiGH&LOW/ハイアンドロー」のドラマ及び映画シリーズの物語上で主な中心人物の一人と言えるキャラクター「コブラ」は絶大な人気を誇っており、岩田剛典がその役を演じています。今回はその「コブラ」の存在や、コブラを演じる岩田剛典について、カッコイイ画像を添えながら紹介していきます!
“コンテナ街の戦い”に勝利したSWORDのメンバーたち。街はひとときの平和を取り戻していたが、九龍グループによるカジノ計画が立ち消えになったわけではなかった。 「山王連合会」のコブラは、九龍に対抗するため各チームのリーダーを集め「SWORD協定」を提案。しかし、交渉は決裂してしまう。協定を断ったのは「White Rascals」のROCKYだったが、その理由は敵対する悪名高いスカウト集団「DOUBT」を束ねる“狂犬”林蘭丸()が監獄から出てくる情報を掴んでおり、過去の因縁から闘いが再燃し他のチームに飛び火することを何より恐れていたからだった。一方で、九龍グループと政治家の癒着を示す証拠を収めたUSBメモリをめぐり、雅貴、広斗の「雨宮兄弟」と、彼らが信頼し大切なUSBを預けていた琥珀と九十九が、暗殺者として差し向けられた黒崎会の若頭・九鬼源治()に追われることになる。それぞれの想いが交差する中、未来をかけた最大の戦いが始まった。
ハイローファンの皆様 そして鬼邪高校、クローズ、WORSTキャストのみな様 ..
広斗が撃たれそうになる場面、結局は西郷が広斗をかばって撃たれたわけだけど、西郷の返り血を顎から頬にあびて酷く面倒くさそうに顔を逸らす広斗の顔がいい。とにかく顔の造形がいい。しんどい。美しいお顔にびしゃっとしてすみません、といますぐ拭いてさしあげたい。
西郷によるとこう。昔、薬品会社の工場があり新薬を開発したと。その薬は抜群に効果があったけれど半年から一年もするとその薬を服用した患者がすべて死んでしまったと。それが原因で工場は倒産し有害物質が湖の中に流れ込んだ、そして政府はその一帯を埋め立てて隠したと。
それが俺らになんの関係があるんだとさんがきけば、そこはいま無名街があるその場所だと。ルードボーイズは鉱物を掘り出してそれを生活の糧にしているけれど、それと一緒にいつからか有害物質の結晶体も掘り出してしまっていて、それがもとで病にかかっている者もいる。政府としてはこりゃやばいな、じゃあカジノ計画の名のもとに無名街爆発しちゃおうぜ!ど派手に隠蔽隠蔽!というのが今回の物語のキモ、である、と、思う(不安か)
西郷は、自分はマークが厳しくてなかなか動けないから雨宮兄弟と・九十九に「おねがい!証拠をみっつそろえて持ってきて!」という、とても欲張りなおねだりタイムなのであった。
というわけで、西郷が持ってきてよちゃん、とおねだりしたものはみっつ。
・元工場責任者の馬場(イ!斎藤洋介)
・隠されているであろう証拠書類
・公害で苦しむ人間
なかなかの無理難題である。
「USBも無駄にならないよ…」とにとっての龍也、雨宮兄弟にとっての尊龍というデリケートなところをそっと撫でてくる西郷ってほんと酷い。まんまと目の色もかわっちゃう、そんなおまえたちが馬鹿で大好きだよ!あと九十九さんはほとんど話きいてなかったので、何のために戦うのか多分よくわかってないけどさんがいいならそれでいいやっていうアレだと思う。
1回目 通常上映
2回目 応援上映
ザム2はアクション。ザム3でストーリーを拾う感じ。
ハイローはアクションに全振りしないと…
アクションシーンは雨宮兄弟とムゲンが頑張った!この二組好きなら満足…
コンクリートを飲まされる!? 『HiGH&LOW THE MOVIE 3』予告編
絶賛上映中の『HiGH&LOW THE WORST』。ぴあ映画初日満足度ランキングでは、大ヒット作品「ジョーカー」を凌いでの堂々の第1位93.4点と高評価を獲得し、各映画サイトでも高評価を得ている本作品。作品満足は驚異の98%!「HiGH&LOW」過去シリーズの全作品対比でも満足度No.1を獲得している。
今回、鬼邪高校のテッペンとして、今まで君臨してきた定時の番長・村山良樹が、『HiGH&LOW THE WORST』にて鬼邪高校を卒業することを、『HiGH&LOW』のTVドラマシリーズから4年に渡って、村山良樹として生きてきた山田裕貴が、自身のSNSで明らかにした。
村山(山田)直筆の退学届けと共に、「『HiGH&LOW THE WORST』定時制の村山、古屋、関は卒業 最後に思いついた言葉は"ありがとね"でした すべてのハイローファンの皆様 そして鬼邪高校、クローズ、WORSTキャストのみな様、スタッフの皆様に向けて 村山の言葉です 最後かもしれないから ぜひ劇場で 村山より」と『HiGH&LOW』シリーズ、村山良樹・鬼邪高を愛してくれたファン、すべての共演者・スタッフへの感謝の思いと、村山良樹というキャラクター、さらには同じくTVドラマから鬼邪高・定時の仲間として、鬼邪高校の礎を築いてきた古屋(鈴木貴之)と関(一ノ瀬ワタル)への感謝が綴られている。
村山を演じた山田裕貴が「村山良樹は、山田裕貴そのものみたいなキャラクター」と話すほど、完全にキャラクターを自分のものとし、番長・村山の言葉通り「拳ひとつで成り上がる」ように、どんなチームにも負けない絆と男臭さで人気を博した鬼邪高校。
山田からの卒業宣言を受け、今回『HiGH&LOW THE WORST』にて、“卒業”の道を踏み出した番長・村山のTVドラマ初期から4年間の軌跡を振り返る。
山田裕貴演じる番長・村山良樹が初めて登場したのは、2015年に始まった「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」SEASON1の2話。全国から札付きのワルが集まる「漆黒の凶悪高校」こと鬼邪高校。「拳100発に耐え続ければ頭になる」という伝統を“通った”村山が、定時制の番長となる。ある日鬼邪高生徒たちの標的となっていたチハルを山王連合会のヤマトが助けたことにより、「鬼邪高VS山王連合会」の火蓋が切って落とされる。しかし、山王連合会総長・コブラの圧倒的な強さを前に、番長・村山は激闘の末に倒されてしまう…。大いなる敗北から、現在の鬼邪高校の歴史は幕を開ける。
TVドラマスタート当初、山田裕貴は、「SWORDの豪華キャストの中では、一番無名かもしれないけれど、全員喰ってやる」気持ちで現場に臨んでいたという。まさに「拳ひとつで成り上がってやる」という村山良樹のキャラクターと重なっていた。
SEASON2では、自分の力を誇示するため鬼邪高校に転校してきた轟洋介(前田公輝)と、村山との白熱のバトルシーンが描かれる。鬼邪高校ファンの中でも人気上位に来るの放送回(7話、8話)で、轟との対決によって、村山自身が、鬼邪高校・番長としてのプライドと覚悟に目覚めていく。また、村山に一目惚れした苺美瑠狂の押上とのやり取りも見どころだ。
『THE MOVIE』では、「MIGHTY WARRIORS」の襲撃を受けた鬼邪高校。傷だらけの仲間を見た村山は、このケンカに他の仲間を巻き込みたくないと考え、単身で挑むことを決意する。しかしそんな村山の前に現れたのは、古屋、関、そして轟をはじめとした鬼邪高校の面々だった。ダンプに乗り込んだ村山と仲間たちは、SWORD連合軍と共に、コンテナ街の戦いになだれ込んでいく。今ではお決まりのセリフとなった「行くぞ、てめぇら!」が生まれた作品だ。
『THE MOVIE 2/END OF SKY』では、コブラに呼び出されたSWORDの各メンバー。彼からSWORD地区をまとめるため、さらに九龍グループとの戦いに備えて、同じ地区同士での争いを止めるという「SWORⅮ協定」を提案されるも、賛同したのは、村山ただ一人だった。コブラに信頼感を寄せる村山らしいシーンとなっている。
しかし、黒白堂で巻き起こったDOUBTとWhite Rascalsの因縁の戦いに、SWORDのメンバーと共に、ダンプで敵陣へと乗り込む村山と鬼邪高校の面々。両腕を広げ、村山の「じゃじゃーん!行くぞ、てめぇら!」の掛け声とともに、なだれ込んでいく鬼邪高生たち。そんな中でひとり飄々と「ナニコレ、騎馬戦?」や「鬼邪高、課外授業始まります~」と無邪気に戦いを繰り広げる村山が印象的だ。
『THE MOVIE 3/FINAL MISSION』では、SWORD地区の制圧を目論む九龍グループによる壊滅行動がスタートする。鬼邪高校も襲撃され、校舎は被害を受け、もちろん生徒たちも致命傷を負った。村山は鬼邪高校を守るため、SWORD連合軍と共に九龍グループとの全面対決に出るのだった。お馴染みのダンプで次々と敵を蹴散らし、SWORD連合軍の共闘によって、九龍グループとの争いに終止符が打たれるのだった。作品を重ねるごとに迫力が増していくダンプの突入シーンと、村山のアクション。他にも村山が慕っているコブラに、バイクを買う相談をする、無邪気なシーンもあり、村山良樹のキャラクターを存分に楽しめる作品となっている。
そしていよいよ、本作『THE WORST』村山良樹が鬼邪高校を卒業へ。
居心地の良い鬼邪高校の生活から、先にステップアップすることに決めた村山・古屋・関。頼もしい後輩たちの見送りを受けて、新たな道を歩みだした3人は、今後どうなっていくのか?
鬼邪高校番長・村山良樹と、古屋英人、関虎太郎の最後!?の活躍が観られるのは、『HiGH&LOW THE WORST』だけ!劇場に急げ!!
映画『HiGH&LOW THE WORST』絶賛公開中
鈴木「3回にわたってお送りしてきた、アラフォーライター鈴木妄想×アラサー(元)漫画家Chaccoのオタク夫婦による、ハイローこと『HiGH&LOW』トークシリーズ。
今回は、いよいよ最終回!『HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION』(以下『MOVIE 3』)の感想戦です。軽度のネタバレもありますので、ご注意ください」
Chacco「まだご覧になっていない方は、ここから下は読み進めないように気を付けてくださいね!」
HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜
ダンさんがいよいよ山王連合会をぬけるといって去る。残ったたちは山王に攻め込んでくる九龍を相手に抗争開始、なんだけどがめっちゃいらついてて、敵をぼっこぼこにしても止まらない。そんななかダンの声がリフレインしてきてさらにぶち切れちゃん。
その怒りのままか、がひとりで克也会襲撃に乗り出して捕まってしまう。あああああ、ちゃんが捕まってしまった。おい大変だ、いよいよ捕まっちまったぞ。
S.W.O.R.D.〜』(ハイアンドロー ザ・ストーリー・オブ・スウォード)は、2015年 ..
今作、コブラの迫力はすごいです!
鈴木「そうだね、岩田剛典が、本当にコブラになったんだね。ドラマシーズン2で、琥珀さんと龍也さんの下で、MUGEN
の新入り姿が似合っていたあの若者が…。役者さんとして、本当に成長したんだなぁ、と感慨深かった」
Chacco
「なんだか犬みたいな可愛さがあったけど、今や一匹の狼になったんですよ。触れると斬るぞ、みたいな気迫がある。
その演技力が備わったおかげで、『コブラ、いろいろしょい込んで大変なんだね』っていうのも表現されているよね」
そこに現れたのは、仲間のため街のために覚悟を決めたコブラ(岩田剛典)らSWORDの仲間たちだった。 ..
ギャングと言っても悪い連中では無く、自分たちの生まれ育った街を多くの悪党やチンピラから守っているチームです。その長であるコブラは一見すると無口でクールな印象がありますが、街を守る思いは誰よりも強く、とても仲間思いで優しさもあり、情に熱い男です。
HiGH&LOW【第4話】① | がんちゃん POWER ~3JSB LOVE~
昔は比較的お喋りな方で感情を露わにする事も多かったですが、今では山王連合会の総長という立場もあってか、常に冷静さを保ちながら先の事を見据えた上での発言等が劇中では多くみられます。しかし、その考え方が災いして、現状を試みずに発言してしまうこともしばしばあり、それハイアンドローの故にチームのまとめ役として苦労もしています。
【ネタバレ注意】HiGH&LOW THE MOVIE 3 感想メモ|水田みさと
「HiGH&LOW THE MOVIE 3 / FINAL MISSION」は TRIBEによるエンタテインメントプロジェクト「HiGH&LOW」シリーズの劇場版第4弾。前作「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」で、琥珀(AKIRA)と九十九(青柳翔)、雨宮兄弟(TAKAHIRO、登坂広臣)がカジノ計画を巡る機密情報を公開したことにより逮捕された九龍グループの総裁・九世龍心(津川雅彦)だったが、証拠不十分によりすぐに釈放される。その後は九龍グループが総力を結集し、SWORD各チームを壊滅状態へと追い込んでいく。
HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION
そんなコブラは、少年時代からの幼馴染で今は山王連合会のNo.2でもある「ヤマト」と大の仲良しです。ヤマトはコブラとは違って、ドストレートなで比較的喧嘩っ早い性格があり、彼のブレーキ役としてもコブラはしっかりしていますが、たまに意見の相違もあったりします。そんな二人ですが、共に後輩や仲間への面倒見もよいので、チーム内外に関わらず街の人々に慕われています。
ハイローおさらい。 善信おじさん、おっかねえんだよぉ。 隠蔽 ..
琥珀、九十九、「雨宮兄弟」が命懸けで公開したUSB内の機密情報によって一度は逮捕された九龍グループ総裁・九世龍心()は、証拠不十分によりすぐに釈放される。打ちのめされた若者たちに追い打ちをかけるかのように、九龍が総力を結集した“SWORD壊滅行動”が遂行されていく……。大切な仲間を狩られ、愛する地元の街に吊るされた「山王連合会」。大切な根城のクラブHEAVENを金の力で追い立てられる「White Rascals」。「鬼邪高校」や「達磨一家」の本拠地も壊滅状態。“無名街”には重機が入り、無残にも九龍に破壊されていく。裏で政府ともつながっている九龍グループ。SWORD地区の爆破セレモニーが刻一刻と迫るなか、圧倒的戦力をくぐりぬけて、“ファイナル・ミッション”に走る若者たち。伝説として語り継がれるSWORD最後の戦いが、幕を開ける。
HiGH&LOW THE MOVIE3 FINAL MISSION [感想/後編]
このたび到着した写真には、演じるスモーキーが、病に侵されながらも少女の手を握る場面や、扮する村山が鬼邪高校メンバーを引き連れる様子が捉えられた。そのほかバイクを走らせる山王連合会、傷だらけのROCKY、睨みをきかせる日向といったSWORDの面々や、雨宮兄弟、琥珀、九十九の姿も。演じるコブラが、扮する九龍グループの善信会会長・善信吉龍と対峙するシーンも収められている。
しかしハイローでそんなことを言っても意味がないのである。 ..
そんな中、ひとりの女性が現れる。彼女と恋に落ちたのは、「山王連合会」のリーダーのコブラ。だが、二人には抗うことのできない運命が待っていた……。
「HiGH&LOW THE MOVIE3 FINAL MISSION」感想 | Sugar&Pepper
ほか、「雨宮兄弟」と彼らの兄の謎を描く『』(2016)や、「山王連合会」のダン、テッツ、チハルら通称DTCが、旅先の温泉街で繰り広げる人情劇『』(2018)などがある。
HiGH&LOW THE MOVIE 3 FINAL MISSION(ネタバレ)
また、ハイアンドローの劇中でのアクションも凄まじいもので、スピードを活かつつプロレス技を組み合わせた戦い方で一対多数でも難なく退けることができるぐらいの強さを持っています。下の画像のように、周囲に敵が大勢いても決して憶する事も無く堂々としている姿は、誰が見ても勇ましく見えるはずです。この後から始まるアクションシーンは必見ですので、アクション好きな方々は特にオススメします。