・「オレの名はコブラ左腕に精神銃(サイコガン)をもつ不死身の英雄さ」
『サラマンダー(シドの女神)』編の冒頭にて。剥がされた背中の刺青のみが残されているという衝撃の末路であった。……が、後にドミニクと刺青の有無を除いては瓜二つのシークレット・サンダースが登場。ドミニクと同じ銀河パトロール隊員だが正体は不明……だったが、後のエピソードにてドミニク当人らしいことが示唆されている。しかし、ドミニクとしての記憶が無い以上、コブラは珍しくモーションをかけておらず、ヒロインでは例外的に微妙な距離感の関係となっている。尚、TVアニメ『スペースコブラ』では原作に先駆けて生存しハッピーエンドとなっていた。
「オレの名はコブラ左腕に精神銃(サイコガン)をもつ不死身の英雄さ」
なお、その殺し屋は雇い主(極悪人)をコブラに殺されたが、コブラとの格の違いを見抜いて「よせ!てめぇらの敵う相手じゃねぇ」と部下を制止させた事で報復をしなかった為助かった。
特に初期の顔つきなんかが似ている。因みに、彼の出演映画の吹替作品にて専属声優的に声を充てていたのが山田康雄であり、作者が山田の声をイメージしてコブラの台詞を書いていたというのも無関係ではないだろう。
「(散々の延期で)懲りるべきだったかな?」「いいさ、オレときさまの仲だ」
[映画.com ニュース]「」や「」などヌーベルバーグ作品で有名だが、本国フランスでは60~70年代のアクション界のレジェンドとして、を遥かに凌ぐ人気を誇ったスターで、「ルパン三世」や「」のモデルといわれ、やトム・クルーズらの先駆として、 体を張ったスタントで世界を魅了したジャン=ポール・ベルモンドの傑作群をリマスター版で上映する特集「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」の予告編が公開された。上映作全8作の名場面の数々をふんだんに盛り込み、最高のオリジナル・サウンドトラックとともにベルモンドの魅力とカッコよさを凝縮した映像だ。
「ルパン三世」を彷彿とさせるタイトルコールで始まる本予告編は、銃撃戦にカーチェイスはもちろん、ヘリ、セスナ、列車、地下鉄、屋根の上、虎との格闘など、 CG一切なしの危険なスタントをベルモンド自ら演じる壮絶なアクションをはじめ、クライディア・カルディナーレ、、、といった美しく魅惑的な豪華女優陣との華麗なロマンスもたっぷり盛り込まれ、映画評論家・氏の「ベルモンドがいなかった世界を想像して欲しい。もしかしたら、ヌーヴェル・ヴァーグももも、ルパン三世もいなかったかもしれないんだよ!」痛快なコメントで締めくくられている。
「コブラ…あなたわすれたのサイコガンは指じゃなく心で撃つのよ」
レディの前身はエメラルダ=サンボーンという亡国の王女で、コブラにより命を救われた後に恋仲となるも事故により回復出来ないダメージを負ってしまい、それでも愛するコブラと共に居ることを望み、古代火星人の残したアーマロイドのボディへと魂を移し、コブラの永遠のパートナーとなった。
最後は「六人の勇士編」より。暗黒神となった宿敵クリスタル・ボーイを倒すため、コブラは「六人の勇士」を集めなければならないと光明神から告げられる。海賊ギルドを掌握していたクリスタル・ボーイは全惑星に対して全面戦争を仕掛けようとしていたのだ。妨害に遭いながらもコブラの仲間探しは続けられ、最後のひとりが意外な人物であると判明する。こうして、仲間たちと力を合わせてギルドと戦うコブラは、自身に“恐怖”を植えつけた強敵を倒すことに成功する。
福袋様に足を向けて寝られないな。 いや、引けると思ってなくて、あれだ、コブラの俺としたことが、花束を忘れちまったの画像の気分。
俳優・監督、シルヴェスター・スタローン。自ら脚本も手掛けたスポーツ人間ドラマの金字塔『ロッキー』(1976年/アカデミー賞で脚本賞と主演男優賞ほか10部門ノミネート)や、80年代以降は『ランボー』シリーズ(1982年~)などの超ヒット作により、ここ日本でもアクション・スターとして絶大な知名度を誇る名優だ。いまだ現役バリバリ、近年の活躍も言わずもがなだろう。
北欧のメタル大国フィンランドを舞台に、巨大フェスを目指す売れないメタルバンドの珍道中を描いたコメディ。フィンランド北部の田舎の村。退屈な毎日を送る25歳のトゥロは、“終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル”というジャンルを標榜する4人組ヘビーメタルバンドでボーカルを担当している。彼らは結成から12年間、ライブをしたこともオリジナル曲を作ったこともないコピーバンドだ。ある日、ついに自分たちの曲を作ることを決意した彼らは、試行錯誤の末に超キラーな名曲を完成させる。そんな中、ノルウェーの巨大メタルフェス主催者がひょんなことからメンバーの家を訪れ、彼らに千載一遇のチャンスが舞い込む。バンド名は「インペイルド・レクタム(直腸陥没)」に決定し、初ライブに挑む彼らだったが……。フィンランドを代表するヘビーメタルバンド「ストラトヴァリウス」のラウリ・ポラーが音楽を担当。「フィンランド映画祭2018」(18年11月3~9日/ユーロスペース)では「ヘヴィー・トリップ」のタイトルで上映された。(C)Making Movies, Filmcamp, Umed ia, Mutant Koala Pictures 2018
俺の名はコブラ。左腕に銃を持つ不死身の男さ」『COBRA』集大成の ..
取り上げた3つのセリフ以外にもコブラにはクールで洒落た名セリフが多い。なかでもX(旧ツイッター)を中心に見かけるのが、保安官ジェフとの会話を置き換えた「知らんのか」パロディだ。元ネタは短編『リターンコブラ』で、盛大なドンパチがひと段落した後、「あと2時間で夜が明ける」と語るコブラにジェフが「(それで)どうなるのか」と尋ねるシーン。それにコブラは「知らんのか」「日が昇る」と返すのだが、ごく当たり前なことをキメ顔で返答するコブラのこのコマを使い、セリフを変えてパロディが行われるようになった。
スペースコブラ:名言・名セリフを集めてみた!たかねぎとAIが5選
マリオン・コブレッティ、通称コブラ。ロス市警の刑事だ。凶悪犯罪捜査班「ゾンビ・スクワッド」に所属、多少、というか相当荒っぽい手段も辞さない仕事ぶりで知られている。もちろん市警上層部からは煙たがられているが、態度の悪さを指摘されても「ちょっとだけです」と、まるで意に介さない。杓子定規の手続き論より、常軌を逸した犯罪者を退治することこそがコブラにとっては重要なのである。
以後、コブラの宿敵として彼の前に立ちはだかり、過去にコブラとの間に因縁があったことも判明した(後述)。 性格・人物
森の中を歩くと、森全体を覆っている正体のわからない臭気がヤマトの鼻を通る。彼はこの匂いをなぜか気に入り、思いっきり匂いを吸い込む。どれが放っている匂いなのかわからない。この森にあるありとあらゆる花、木、姿の見えない生物全てが混ざった森の香りなのかとヤマトは一人で納得した。自分は小さい頃から壁に囲まれた国の中で過ごしていたから、この自然の香りが新鮮だった。野菜などを育てている畑はあったが、ここまでの匂いは発していなかった。目の前の少年。コブラもそうなのだろうか? 彼は国の路地裏などで寝て過ごしていたという。もしかしたら自分が知らない町の側面が見えていたのだろうか。また時間があったら彼の生活について聞いてみようとヤマトは思い至った。
オレとしたことが花束を忘れたんだよね すごくない? 10二次元好きの匿名さん22/12/10 19:26:09 10 報告
実際は苦悩するジェフにコブラはさまざまな助言と助力をしており、その上で「明けない夜はない」と示唆するわけだが、ネットではこの「知らんのか」が一人歩きをしているようだ。
心に響く コブラの名言 #Shorts #コブラ #名言 #アニメ ..
また、コブラの宿敵クリスタル・ボーイとの会話も秀逸だ。サイコガンで厚さ4インチの超マイクロ鋼でできた壁をぶち破ったコブラは、クリスタル・ボーイと対峙するなり「オレをさがしてたんだろう? もっとうれしそうな顔をしろよ」と言い放つ。その後もサイコガンを放っておきながら「ノックをすべきだったかな」と悪びれもなく言うコブラにクリスタル・ボーイも「いいさ オレときさまの仲だ」と返すなど、会話だけ聞くならまるで友人同士のそれである。
【俺の名はコブラ!】手書きイラスト描きました | 日々平凡な、雑記帳
3姉妹をめぐって、コブラとクリスタルボーイが激突 賞金稼ぎのジェーンは、自分に言い寄ってきた男が海賊コブラだと知り、用心棒を依頼。目的は、彼女の3つ子の姉妹キャサリンとドミニクを探すことだった。コブラはジェーンと共に、クリスタルボーイに監禁されているキャサリンを救出に向かう。だが、クリスタルボーイの命令に忠実なキャサリンは、ジェーンを裏切る。コブラはジェーンの残したメッセージに従って、ドミニクに会いに行く。だが、そこへも大軍団を引き連れたクリスタルボーイが現れた!
20: 名無しさん@恐縮です 2018/04/22(日) 11:22:05.20 ID:7vmG0ZfV0
サイコガン Tシャツ/4,950円(税込)
サイズ:M~XXL
コブラのトレードマークとも言える”サイコガン”を構える姿をデザインした一枚。君はもうコブラにロックオンされている!
スペースコブラ 【OPフル】 [音楽・サウンド] 俺の左腕がサイコガンなら・・・って思ったこと無い?
寺沢武一氏原作の『コブラ』が30周年を迎えたのを記念してOVAシリーズがスタート。OVA第1弾『ザ・サイコガン』は8月29日に発売されるが、その作品のOP曲「傷だらけの夢」も8月27日にリリースされる。歌うのは高橋洋子さんで、宇宙海賊のコブラの孤高の生き様を力強く歌い上げる。ホーンセクションを交えた味のあるアダルトテイストなナンバーだ。カップリングの「Fantasy」は高橋さんが作詞、同じ事務所の森大輔さんが作曲とアレンジを手がけたオリジナル曲で「私の視点から見た『コブラ』の世界を書いてみました。コブラとレディの関係性を私なりに表現してみました」と語る、せつないミディアムナンバー。「傷だらけの夢」と「Fantasy」は『コブラ』の世界観を別の視点で描いた楽曲でつながっている。また高橋さんいわく「この2曲で今の高橋洋子が見ていただけると思います」と語る興味深い1枚になった。
なおED曲は劇場版アニメでコブラ役を演じた松崎しげるさんが歌う「Wanderer」で、「傷だらけの夢」と同日にCDが発売される。
OVAの気になるキャストはコブラ役を野沢那智さん、レディ役を榊原良子さんというテレビアニメシリーズと同じ豪華タッグが実現。寺沢さんが監督を務め、テレビシリーズと同じく出崎統さんがアニメーション監督を担当するなど早くも期待が高まる。『コブラ』の世界観を描いた素晴らしいOP曲とED曲を聴きながら、コブラの活躍をぜひその目に焼き付けよう。
【本編プレビュー】スペースアドベンチャー コブラ(コブラ 劇場版)
このセリフはジャンプコミックス版『コブラ』のカバーそでに添えられた寺沢さんのコメントである。もとは聖書の一節にある「新しいブドウ酒を古いビンに入れるな」をアレンジしたもののようだが、細かいコメントひとつとっても、寺沢さんの遺した言葉は唯一無二なものばかりだ。
俺が特効薬さ」―『コブラ』は絶頂期のスタローンだからこそ実現した無頼刑事アクション! ..
1978年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった寺沢武一先生の『COBRA(コブラ)』は、そのあまりのおもしろさに多くのファンを獲得しました。現在でも高い人気を誇る作品ですが、今回はこの『COBRA』に登場するカッコいいせりふを集めてみました。
●「オレの名はコブラ。左腕に精神銃(サイコガン)をもつ不死身の英雄さ」コブラ
出典:『コブラ復活』
コブラの独白です。コブラの左腕に仕込まれたサイコガンは、気配を察知しただけで発射でき、またそのビームを屈曲させることもできる恐るべき武器です。コブラは地球人ですが、自ら「不死身」と言えるほど強靱な肉体の持ち主です。
●「人間なんて不思議なもんだな、いざ普通の生活を始めてみると、またどうしようもなくスリリングな世界に戻ってみたくなる」コブラ
出典:『コブラ復活』
過去を隠し、暮らしていたコブラが元の海賊稼業に戻っていくときのせりふです。ここからコブラの大冒険が始まります。
●「オレを探してたんだろう? もっとうれしそうな顔をしろよ」コブラ
出典:『イレズミの三姉妹』
宿敵・クリスタルボーイの本拠地に乗り込んだ際のコブラのせりふです。しかも「重戦車の突進もはね返す」という超マイクロ鋼製の分厚いドアをサイコガンで溶かしての登場です。こういう格好いいせりふ回しが『COBRA』シリーズの大きな特徴です。
●「オレがオリンピックに出れば金メダルでオセロができるぜ」コブラ
出典:『イレズミの三姉妹』
『スノウ・ゴリラ』の基地からジェットスキーを駆って逃げ出すときのせりふです。ジェーンに「スキーはできる?」と聞かれてこう答えます。スポーツ万能、タフガイのコブラだからできる返しです。
●「まかせとけって、俺が動かせないのはエンジンの付いてない船だけさ」コブラ
出典:『地底の客』
ジンゴロウじいさんの造った、土を掘削して地下を走る「モグラ」というマシンのコックピットに座ったときのせりふ。ちなみに「動かせるか?」と聞いているのは「ハービィ」というロボットで、そのせりふは「ビーッビーッ!」です。
●「夢を奪われた」コブラ
出典:『シドの女神』
海賊ギルド最強の司令官「サラマンダー」を倒すため、昔の仲間を集めるコブラ。その一人バッドに、なぜサラマンダーに挑むのかを聞かれてこう答えます。最愛の女性ドミニクをサラマンダーに殺されたのを、コブラはこう表現したのです。
●「こいつはパイソン77マグナムといってな世界最高の銃なんだ、その威力は小型のミサイルに匹敵する」コブラ
出典:『シドの女神』
コブラに登場する武器はたいていレーザーガンなどの光線銃ですが、コブラ自身はサイドウェポンとして、このリボルバー銃を使っています。握力500kgもあるコブラにしか使いこなせないでしょうね。
●「カリフォルニアドリーム」コブラ
出典:『地獄の十字軍(ヘル・クルセイダーズ)』
砂の海にサーフボードを持って臨むコブラ。まるで津波のような大波が迫ってくるのに笑顔のまま。近くにいたサーファーが思わずこう聞きます。
「あんたの名前を聞かせてくれ!」
これに答えたのが上のせりふ。格好良すぎるでしょ!
●「不運てものにしがみついていること自体が不運なのさ。運ってのは、力ずくで自分の方にむけるもんなんだ」コブラ
出典:『異次元レース』
レースに出場したのに、多元宇宙を漂流することになってしまったコブラ。とある流刑星にたどり着きますが、そこはまさに絶望的な環境。不幸を嘆く流刑者にコブラはこう言います。
●「こわいさあ だがオレはあぶない目にあえばあうほど 口もとがゆるんでくるんだ」コブラ
出典:『黒竜王』
人間の恐怖を食物に生き続ける「黒竜王」と対決しなければならないことになったコブラ。怖くないのか? と聞かれてこう答えます。決してひるまないコブラだからこそ、ピンチになっても軽口をたたけるのでしょう。
最後に相棒であるアーマロイド・レディのサイコガンに関する名ぜりふをご紹介します。
●「コブラ…あなたわすれたの サイコガンは指じゃなく心で撃つのよ」レディ
出典:『サイコガンの秘密』
このレディのアドバイスを得て、コブラは奴隷商人・ジゴバに挑みます。
他にも、「俺には幸せな結婚生活なんて似合わないさ。夜は素敵だろうが、昼間は退屈だ」という名ぜりふがあったりと、コブラの物語には名言がまだまだあります。もし、まだ『コブラ』を読んだことのない人がいたら、ぜひ一読をお勧めします。スカッとする大冒険譚ばかりですから!
(高橋モータース@dcp)
それにコブラは「知らんのか」「日が昇る」と返すのだが、ごく当たり前なこと ..
高橋さん:今回のお話をいただいた時点では『コブラ』という作品についてはあまり詳しくは知りませんでした。周りの方はみんな、「あの『コブラ』ですね!」という反応で、私も絵を見れば「あっ、このキャラクター見たことがある!」という感じで……。曲も事前にいただいていたんですけど、『新世紀エヴァンゲリオン』以降はいただいた曲を歌うという形ではなく、曲の制作段階から私自身が関わって、監督やスタッフの方と話し合いながら詞を書いたり、曲を作り上げて歌うスタイルでやっていたため、悩みました。でも監督からご指名いただいたことは光栄ですし、やらせていただきました。また作品に関わらせていただく時、絵や映像もポイントになるんですが、『コブラ』のアニメ映像を見させていただいたらすごくきれいで素敵だったことも大きかったです。でも30周年という流れに自分がどう入っていけるだろうかとか、自分が歌う必要性とか考えて不安もありましたね。
高橋さん:音を最初に聴いた時、どちらかというと歌ものというよりインストのテイストだなと。『コブラ』の世界観をフレーズで表現したような。正しい音程で歌おうとすると想像以上に音域も広いし、テンポも速いし、楽器が演奏するフレーズを人間が歌うという感じで、今までで一、二を争うくらい難しい曲でした。作家の方も「難しいよ」とおっしゃっていましたから(笑)。私が歌うことは前提でなく、『コブラ』の世界観を前提に作られた曲で難易度は高かったんですが頑張りました。
高橋さん:私のところには難しい曲が来るんですよね(笑)。「残酷な天使のテーゼ」に始まり、「どこで息を吸ったらいいの?」と悩んでいたら終わってるみたいな曲が。あと『太鼓の達人』というゲームで1回歌った時、すごくポップなのにとんでもなく難しい曲があって、印象に残っているんですが、今回はそれを軽く超えました(笑)。
歌う時は30周年らしさをどうにか出したいと思ったし、ポイントとしてインパクトが残ること、歌い上げる部分で込めるところをどこかに作らないと歌い手として不完全燃焼になってしまうので、それを速いテンポと音程の中のどこに持っていこうかとすごく考えました。フィギュアスケートに例えれば、体重をのせて伸びる瞬間が最もきれいに見えると思うんですが、この曲では体重をのせ切る前に「次、次」という感じ、声をのせて一番いい声で聴かせようと思うと次のフレーズになって、聴かせどころを作るのに苦労しましたね。でも作詞の及川眠子さんは言葉の載せ方がうまくて、言葉がちょっと残るようなフレーズがあるので、そこにちょっと引っ掛けて、ためを効かしたりする歌い方ができました。
高橋さん:カップリングで詞を書かせていただいて、『コブラ』は全体的に漠然と表現するのが難しいお話だなと思いました。「このストーリーが泣けるんだよな」というポイントに持っていくまでにもうちょっと語らいが欲しいなと書き手として思うんですけど、及川さんはそれを相対的にのみ込んだ上で人の心を打つことができる方でさすがだなと。
高橋さん:“傷だらけの夢”を自分で消化していくか、やはりロマンがないと美しいものには変えられませんから。でもコブラはサイコガンだったり、宇宙海賊だったり、手が届かないようなところにいるのがいいのかもしれないですね。私的には『トータルリコール』みたいな感じかなととらえていて。世界観はまったく違うけど、宇宙を舞台にしているけど、人間臭くて、果てしない世界は想像のような夢のような、そんなところがいいのかな。
高橋さん:むしろそういう部分を担当させていただけたらなと。イメージ的には松崎さんのほうが絶対に合うじゃないですか。劇場版でコブラ役を実際にやられているし、大先輩にかなうわけもないですから……。私が歌う意味はそこにあると思っています。
高橋さん:私が詞を書いて、曲とアレンジは同じ事務所の森大輔君に作ってもらいました。
カップリング曲を制作する時、まったく違う世界観の曲ではなく、『コブラ』の世界の延長線上につながる曲で、曲を通して作品を立体的に表現できたらいいなと思いました。OP曲の「傷だらけの夢」とは真逆な対照的な曲にしたいけど、単純なバラード曲にはしたくなかったんです。『コブラ』には広さや乾いた感じの中に人間臭さがあって、すごく熱いけど悲しくて、すごく近いんだけど遠い、そんなイメージがあって、それを音楽で表現してみました。
またこの曲ではレディに焦点を当てています。レディはコブラをリスペクトしながら常にそばにいる存在で、鍵を握るキャラクターだと思っていて、もし私が『コブラ』という作品に参加できるとすれば、レディの側から描いたような曲を作って、歌うことかなという想いがあって……。女性から見たコブラとレディの関係性を書いた感じです。
最初に曲を森君に作ってもらったんですが、彼も『コブラ』を知っていて、自分の音楽制作やライブなどで忙しい中、私が期待していた以上のものを作ってくれました。サウンドから宇宙の中に女性がいる雰囲気や、宇宙の音、空気の匂いまでするんです。コーラスとかも普段は自分でやるんですが、今回はすべて森君にお願いしました。曲をいただいた後、詞を書き終わるのは割りと早かったです。事前に原作も読んでいたし、イメージがしやすい作品でしたから。レコーディングでは奇をてらったり、大げさに歌い上げたりすることなく、淡々と歌いました。
高橋さん:8月29日に発売される『コブラ』のOVAですが、とても絵がきれいで素敵な作品になっています。OPの絵と曲がシンクロした映像は見どころですのでぜひ見ていただきたいです。そして「傷だらけの夢」と「Fantasy」の2曲を聴いて『コブラ』の世界に浸ってください。そして曲を聴き込んだら、皆さんには「傷だらけの夢」がカラオケに入ったら歌っていただきたいです(笑)。この2曲を合わせて聴いていただくことで今の高橋洋子を見ていただけると思うし、『コブラ』を音楽的な側面からも立体的に感じていただけて、より深みが出るのではないかと思っています。
この秋から来年にかけていろいろなプロジェクトが進行中です。きっと皆さんにも喜んでいただけるお知らせができると思いますので公式ホームページなどでチェックしてください。