クラミジアや淋病の感染率と同じように高い確率で感染が認められています。


性病は検査キットがあればご自宅で検査できます。検査キットによるメリットや検査方法などについて解説します。


性病のマイコプラズマの原因菌とマイコプラズマ肺炎の原因菌は別物です。

佐藤さんが同僚に「症状が出ない性病も多いらしい」と言うと、同僚は青い顔になって、「検査に行ったほうがいいのかな?」とそわそわしはじめました。


性感染症とは性感染症(STD)とは性行為により感染する病気の総称であり、俗に性病とも呼ばれます。
日常生活で感染することはなく、基本的な感染経路は性行為になります。種類や症状、検査方法、治療方法を説明しています。


性行為をすることで感染してしまう病気を総称して、性感染症といいます。
性感染症といっても、実にさまざまな種類があり、種類が異なれば、もちろん治療法も異なります。性感染症の種類・治療方法や治療薬の入手方法について解説しています。


淋病は性感染症(STD)の一種で、淋菌という病原菌に感染すると発症し、ペニスやヴァギナなどの生殖器を中心に強い炎症を起こします。
淋病の感染経路・症状・治療方法や治療薬の入手方法について解説しています。


梅毒とは、梅毒トレポネーマ〔Treponema pallidum subspecies pallidum(T.p)〕という細菌に感染する性感染症です。
梅毒の感染経路・症状・治療方法や治療薬の入手方法について解説しています。

アモキシシリン(Amoxicillin) 250mg/500mg

コンジローマは病変からHPVが排出されるので、病変がある時期は感染性があります。
治療が終了するまでの間、性交はコンドームを使用してください。

ビブラマイシンの効果や副作用、飲み方とは?ビブラマイシンは性病の予防ができる?ビブラマイシンの基本情報や入手方法まで、詳しく解説します。

※現在、性病の尖圭コンジローマの検査・治療は行なっておりません。

HPVが陰部で増殖するときに、細かいいぼ状の隆起する病変を形成してきます。ほとんどが婦人科診察の際に偶然見つかったり、自覚症状として病変を触れたり、かゆみがあることがありますが、激しい重い症状は見られません。

性交で生じる傷が出来やすい場所、腟の入り口、特に小陰唇の内側に出来ることが多く、また腟と肛門の間や、肛門周囲にできることも多いです。

女性でも、性器クラミジア感染症の半数以上で全く自覚症状がないともいわれています。症状がなくても性病に関して思い当たるフシがあれば、早めにで相談してください。

「性病」とも呼ばれています。濃厚な接触、粘膜同士の接触によって感染する様式を ..

性病の症状や性病の種類を解説。フィットクリニックなら薬だけ欲しい方も処方可能です。検査キットも取り扱っているのでお気軽にご予約ください。

発見が遅れ、症状が進行すると日常生活ができない程の症状がでる病気です。
発症してからの症状としては、下記の症状が挙げられます。


アモキシシリンの長期間内服でも治療効果はありますが、患者さんに長期間 ..

や咽頭のな炎症に対して通常の治療薬で治療しているにもかかわらず治らない場合、おおよそ3分の1にクラミジアによるが存在すると考えられています。

有名な性病で昔は多くの人が梅毒に感染していたようです。ペニシリンが発見され ..

2017年3月9日(木) 19:30~21:00

都筑区医師会会議室 2階で私の「梅毒」に関する講演がありましたので
報告いたします。

主催:都筑区医師会泌尿器科医会

共催:都筑区医師会皮膚科医会、産婦人科医会、内科医会

司会:深澤 立先生

座長:木村 明先生(木村泌尿器科皮膚科 院長)


【講演】

『アトラスで見る梅毒の臨床現場』
宮本町中央診療所 院長 尾上泰彦



「梅毒」という病名の由来は第2期の赤い丘疹が楊梅(ヤマモモ)の
果実に似ているので楊梅瘡(ようばいそう)と呼ばれていました。

いつの間にか「楊」の字が取れて、
次第に梅瘡⇒黴毒⇒梅毒と変化したと言われています。

また、梅毒はクリストファー・コロンブス一行が1492年、新大陸の
発見と共に❝原住民の風土病❞をヨーロッパに持ち帰ったとされ、

「悪魔のお土産」といわれました。その後、爆発的に全世界に拡がり、
日本への伝来は永正九年(1512年)で、
約20年足らずで日本にやってきました。

恐るべし、セックスのパワー。

梅毒のヨーロッパ伝播の通説であります。






本講演では、私が経験した梅毒症例を中心に臨床写真を提示しながら
視診技術のポイントについて述べました。

ご存知の通り「今や、梅毒はパンデミック状態」であり、
大きな社会問題になっております。

忘れられていた梅毒。

昔の病気と思われていた梅毒。

若い医師が見たことがない梅毒。

そういう意味では再興感染症でもあります。

臨床医は忙しい。多くの医師は届けない。

届け出は氷山の一角。

梅毒は全数報告で、どんな医師でも「梅毒」と診断したら
都道府県知事に7日以内に届け出る義務があります。

それでも梅毒は2011年以降、大都市を中心に徐々に増加し、
現在、アウトブレイクしています。




2016年(12月31日現在)の梅毒患者数は4518人と
激増しています。

それでは何故、梅毒が増加しているのか?

何故、この5年間で梅毒が急増したのか?

しかも、なぜ、若い女性に急増しているのか。

確かに、先天梅毒児も毎年増加傾向を示し、
胎児感染で重い障害の恐れもあり、社会的に危惧されています。

疫学調査によりますと、年齢群別報告数の男性のピークは20~40歳代です。

それに比して、何故か、女性のピークは20代前半の20~24歳にあります。

その原因、理由はわかりません。





しかも、この謎に迫る疫学的調査は、
内容があまりにもプライベートでプライバシーにかかわるため
調査の仕様がありません。

日本人の性行動様式が急に変わることは考え難い。

しかし、若い20代前半の女性に急増しています。




急増の原因は、内的因子では考え難く、外的因子も考えなければなりません。

2017年1月6日の 讀賣新聞夕刊では
「梅毒患者5年で5倍」と報道されました。

この原因として一説に、2016年外国人旅行者が、初めて
2400万人を超えました。

中国などアジア地域の旅行者が大幅に増加しています。

これが原因の一因なのかもしれません。

日本政府観光局の報告によりますと来日する中国人は、
2008年に初めて100万人を突破し、徐々に増加し、
2016年には637万人以上と急伸しています。

この外的要因が原因とは、根拠がないためはっきりとは
言えませんが、 一因の可能性もあります。

確かに来日する中国人が急伸しています。

中国衛生部が発表した「全国法定伝染病疫情状況」によりますと、
2013年度の梅毒感染者数は406,772人で、
これは15年前の10倍以上とのことであります。

また、中国国家衛生・計画出産委員会HPによりますと、
2015年のみの中国の梅毒患者数は433,974人
(参考:2015年の日本の患者数は2,698人)です。

つまり、中国における梅毒患者数は日本をはるかに
上回る増加をみせています。

中国の総人口は日本の11倍以上ありますが、
梅毒患者数は日本の160倍超といいますから、
梅毒の急伸状態には驚きであります。

こうした経路で日本の若い女性に梅毒患者が増え、

日本での感染が増えたという可能性は考えられます。





また、2014年の中国 江西省南昌におけるストリートガールの
梅毒血清反応検査の陽性率を見てみますと
40%以上とかなり高率で驚きを隠せません。




まさに梅毒に国境はないともいえます。

梅毒の病因については写真を参考にしてください。




梅毒の病原体である梅毒トレポネーマはスピロヘータ科のトレポネーマ属に属するグラム陰性菌です。




梅毒トレポネーマの特徴は写真を参考にしてください。



梅毒の分類は

1.先天梅毒、後天梅毒

2.顕症梅毒、無症候梅毒

3.早期梅毒、晩期梅毒

の3つに分類されています。

臨床症状としては第1期に生じる初期硬結はめったに遭遇しません。

硬性下疳は比較的多く経験できます。

硬性下疳は、周辺が隆起し、軟骨様の硬さがあり疼痛を伴わないのが特徴です。

女性の硬性下疳は比較的稀です。

鼠径部リンパ節無痛性腫脹は腫脹はありますが、
痛みがないので注意しなければなりません。




第2期(バラ疹、梅毒性乾癬、脱毛、扁平コンジローマ、
口腔咽頭粘膜斑など)になりますと、梅毒は非常に多彩な症状を呈します。







第3期、第4期の臨床像、悪性梅毒。HIV感染症との関係。




眼にも梅毒は感染します。

梅毒性ぶどう膜炎、梅毒性網膜炎が代表的です。

眼科領域でもHIVとの併発症例も多く報告されています




梅毒の診断・検査、治療さらには
臨床医の落とし穴について解説しました。

梅毒の感染予防の基本ですが、
臨床現場での患者への説明と指導が最も大切です。

また、梅毒の感染予防の基本は

1.不特定多数の人とセックスをしない.

2.最初から最後までコンドーム.

3.オーラルセックスも安全ではない.

4.この人は大丈夫と思いこまない.

5.不安行為があれば時期をみて検査を受ける.

6.感染がわかれば徹底治療.




これらの臨床現場のアトラスを提示しながら紹介・概説しました。




参加された先生方は非常に熱心に聴講されていました。

泌尿器科医、皮膚科医、産婦人科医、内科医と幅広く参加されていました。

司会の深澤 立先生(泌尿器科医会会長)には企画の段階から大変お世話になり、
深く感謝申し上げます。

以上、報告いたします。

性感染症(性病)の検査・治療|横浜市神奈川区横浜駅から徒歩3分

男女ともに、オーラルセックスなどによってクラミジアがのどの奥(咽頭)に感染することがあります。咽頭に感染したときの症状には、のどの痛みや違和感があります。

性病の原因となる主な病原体・潜伏期間・その病気の症状の一覧を以下にお示し ..

アモキシシリンと併用して使用する場合に注意が必要な医薬品は以下の通りです。

淋病、クラミジア、梅毒、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、尖圭コンジローマ、性器ヘルペス、HIV感染症などの性病 ..







海外における標準治療のベンザチンペニシリン 240万単位 筋肉注射(早期:単回投与、後期:週1回3週間)の治療効果は、80~100%と報告されています。






日本性感染症学会 診断・治療ガイドライン2016では、アモキシシリン1500mg/日の内服を推奨していますが、臨床的な効果を示したエビデンスは乏しく、あまり報告がありません。






一方、英国の梅毒ガイドラインでは、ベンザチンペニシリンG(BPG)の代替薬としてアモキシシリン(AMPC)とプロベネシドの併用を推奨しています。






日本でもアモキシシリン(AMPC)3000mg/日とプロベネシドによる治療成功率が95.5%という報告があります。内服薬の1日量が2倍になりますが、投与期間が短縮され治療成績も良好です。






●神経梅毒の治療

ベンジルペニシリンカリウム(結晶ペニシリンGカリウム)を1日200~400万単位×6回

(すなわち1日1,200~2,400万単位を投与)を

点滴静注で10日~14日間投与します。

●先天梅毒の治療

ベンジルペニシリンカリウム(結晶ペニシリンGカリウム)の点滴静注を行います。





●HIV患者の梅毒治療については

世界的にはベンザチンペニシリン筋肉注射が標準的治療薬となっています。

●単回投与で感染性の高い第1期、第2期梅毒の治療が完了できます。

●日本では現在、長期間の内服が必要なため、内服コンプライアンスを保つ努力が必要となります。

●HIV患者の梅毒の治療におけるアモキシリン+プロベネシド内服投与の治療効果を検討した結果、

2015年に内服アモキシシリンにプロベネシドを加えた治療がHIV感染者の梅毒合併例に対して高い治癒率を示すとの報告がされています。HIV感染を合併した梅毒症例では、HIVを合併していない梅毒症例よりも治療効果が低いため、この研究成績は梅毒の治療に貢献できる可能性があります。





梅毒治療として国際的標準治療薬はベンザシンペニシリンGの筋肉注射ですが、日本では発売されていません。
そこで、日本でも梅毒をきちんと治療できないか、ということで考え出されたのがアモキシシリン+プロベネシドの併用療法です。

ペニシリンは腎臓から尿中に排泄される抗生物質です。また、プロベネシドは抗生物質であるペニシリンの排泄を抑制するために開発された薬とも言われています。

プロベネシドは高尿酸血症の治療薬ですが、アモキシシリンの尿排泄を抑制するという薬物相互作用があり、併用によりアモキシシリンの血中濃度を高く維持することが可能です。

プロベネシドを使用することでペニシリンが排泄されにくくなるため、病原菌に対抗しやすくなります。

●薬剤の適応や日本性感染症学会のガイドラインにはない投与方法ですから担当医個々の判断が求められますが、1日3gなどの高用量のアモキシシリンを1日750mgなどのプロベネシドと併用して早期顕症梅毒や早期無症候梅毒には2週間、晩期もしくは罹患時期の分からない無症候梅毒には4週間の投与を推奨する報告もあり、このアモキシシリンにプロベネシド併用する医療機関が増加傾向にあります。

ここで、高用量アモキシシリン+プロベネシドの駆梅療法を紹介いたします。

●早期顕症梅毒・早期無症候梅毒では1日3gの高用量アモキシシリンと1日750mgのプロベネシドの併用療法を行います。2週間内服投与します。

●晩期無症候梅毒・罹患時不明の無症候梅毒では1日3gの高用量アモキシシリンと1日750mgのプロベネシドの併用療法を行います。4週間内服投与します。




確かに"現在、日本ではベンザチンペニシリンが発売されておらず、世界的に行われている標準的な治療を行うことができません"

しかしながら、最近の梅毒患者の急増によりペニシリン系の筋肉注射を見直す気運が高まっています。

●2017年1月23日に「エイズ・性感染症に関する小委員会」が開催されました。〝梅毒に対するペニシリンGの筋注“について、国内でも使えるようにしてはどうかという提案がありました。

●現在、厚労省は、梅毒の感染拡大に対処するため、1回の筋肉注射で済むペニシリンGの必要性を性感染症の予防指針に盛り込む方向で調整中です。

●しかしながらまだまだ「(ペニシリンGも含めた)国際標準で使用されている薬剤が国内でも使えるようにすることが重要だという認識を共有した」というレベルであることがわかりました。





以上。

【性病】梅毒について思うこと 症状 検査 治療について【増加傾向】

性病治療でもお気軽にご来院ください。
当院もしくは他院で陽性が判明した方は保険適用での治療が可能です。
※他院で陽性が判明した場合は検査結果の持参をお願いいたします。