イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。
トレチノイン治療( 1クール後)後表皮のメラニンがきれいに抜けています。この状態で真皮のメラニンをレーザーでたたいていきます。
レーザー治療の再会は、トレチノイン終了後1ヶ月からとなります。
基本的に同時では行いません。ハイドロキノンはレーザー治療に必ず併用していただきますが、トレチノインクリームは赤みが生じるため、レーザーの反応が強くなる可能性があります。レーザー治療が一旦終了した後でトレチノインクリームを開始することは可能です。
レーザー治療ができない肝斑(かんぱん)や炎症後の色素沈着に対しても、トレチノインクリームは使用できますので、症例を限ればレーザー治療よりも適当なことがあります。
一般的にレーザー治療は、主に以下のような経過をたどると考えられます。
レーザー治療などによるシミ取りは、治療後にかさぶたになるなど時間をかけて少しずつシミが消えていきます。
皮膚表面の角質を薄く剥くことで表皮細胞が持つメラニン色素を皮膚の外に排出・除去する方法です。レーザーでは十分な効果が得られないようなしみにも効くことが多く、様々な幅広いタイプのしみの色を薄くすることが可能です。(レーザーよりも守備範囲の広い治療法ととらえてください。)但し、レーザーと違い色が薄くなるまで2週間~2ヶ月ほどの時間を要します。皮膚の表面に薄い赤みがさすことがありますが、通常お化粧でカバーして赤みを隠すことが可能です。赤みや色の抜け具合など皮膚の反応を見ながら治療を進めますので初回2週目、それ以後1~2ヶ月に1回の再診が必要となります。
イソトレチノイン治療中でも、基本的にレーザー治療は問題ないと言えます。
トレチノインは表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていきます。言い換えれば、ターンオーバーを2週間程度に速める手段として、トレチノインを使うということです。そのときにメラニン色素を一緒に持ってあがっていき、2ないし4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。
トレチノインは、塗り薬によるしみ抜き・美白治療です。皮膚面表層の古い角質に薬を塗布することで少しずつ少しずつ、ごく薄く皮膚表面がむけてきます。肉眼的には、垢こすりで皮膚面をこすった時に見られるような皮剥けが見られます。角質を剥くことでメラニンを有する表皮細胞を表面に向かって浮き上がらせて除去します。
しみと一口に言っても、様々なタイプのしみがありますが、レーザーでうまく抜けなかったしみがこのトレチノイン治療では抜けることがあり、多くのタイプのしみに反応する守備範囲の広いしみ治療です。
またしみが抜けるだけでなく、皮膚の代謝を改善し同時に皮脂の分泌をおさえることの出来ます。さらにしみ・くすみ除去、ニキビ治療、肌質改善、毛穴改善、ニキビ跡、小じわなどに効果を発揮する汎用性の高い治療法です。
肌へ均一にレーザーを照射し、肝斑を刺激することなく治療ができます。
トレチノイン・ハイドロキノン外用治療中は、レーザー治療を行うことができません。
ヒーライトは併用可。
イソトレチノイン治療後1~3ヶ月以内に35%TCAピーリングとサンドペーパー(やすり)によるアブレーション治療を受けた10人の患者の前向き研究では、すべての患者は正常な創傷治癒を示し、肥厚性瘢痕やケロイドは見られませんでした8。
トレチノインはします。毛穴の詰まりやニキビの予防に効果があります。
レーザーのような痛いシミ治療ではありません。痛みが不安な方でも安心して治療を受けていただけます。
つまり、レーザーを使用せずに最初から塗り薬でシミを治療する方法です。
当院では光治療やレーザー等と組み合わせた治療も行っております。複数の治療法を組み合わせる事で相乗効果によって、より高い効果が期待できます。
トレチノインとハイドロキノンを併用する際の、塗布の順番は下記となります。
大塚美容形成外科では、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受けたトレチノインを使用しています。更に当院では日本人の肌に合うよう改良を加え、患者様一人ひとりの症状を診て処方します。個人差はありますが、「トレチノイン治療」は2~4週間ほどで効果を発揮します。
トレチノインと同時にハイドロキノンを併用することにより、メラノサイトをブロックすると、更に効果を高めることができます。ハイドロキノンは高い美白作用を持ち、メラノサイトの働きを抑えるので、しみを薄くし、またしみができるのを予防します。
イソトレチノイン服用中・服用後のレーザー治療は本当にできない?
Q-スイッチルビーレーザーは694nmという波長を持ち、メラニン選択性(メラニンのみに反応して破壊する性質)に優れているので、シミ取り治療に大変効果的で、青あざ(太田母斑)や茶アザ(扁平母斑)の治療には保険適応があります。
イソトレチノイン内服中にレーザー治療を行っても問題はないと言える
トレチノインはとてもよく効いて、少量でも反応が強く出ることがありますので、パルミチン酸レチノールや酢酸レチノールと併用しています。
当院でトレチノインを初めてお使いになる場合、ビタミンAに慣れていただくために、ビタミンA配合化粧品を1週間お使いいただいてから、トレチノインを処方します。これによってトラブルを起こすことなくケアできるようになりましたが、毎日丁寧にケアする方にはとても優れた美肌効果が得られます。
ダメージを受けた皮膚の修復正常化がすすむと、肌にハリが出て、またシミやくすみが薄くなって血色が良くなり、中にはエラスチンの増量に因ると思われるリフティング効果の出る方もおられます。
ヤグレーザー&トレチノインによるシミ美肌治療 その3 ダウンタイム
肝斑や炎症後色素沈着(ニキビや外傷・やけど等の色素沈着)にはレーザー治療は無効ないし逆効果となることが知られていますが、弱めの出力で顔全体に当てる「トーニング」とよばれる方法があります。
1~2週間おきに10回程度の治療が必要になりますが、お顔全体のトーンアップが期待できます。
ビタミン剤などが必要に応じて処方されます。 しみの種類によっては他の治療(レーザーなど)や手術を行います。 ハイドロキノン
インド皮膚外科学会は、11の医療施設で2012年から1年間、イソトレチノインを内服している患者の外科的治療の転帰を研究しています9。
IPLによる光治療、Qスイッチルビーレーザーによるレーザー治療の併用が効果が高い場合もございます。
183人の患者が登録され、レーザー脱毛(ダイオード、YAGレーザー)、マイクロニードル(ダーマペン等)、CO2レーザー、QスイッチYAGレーザー、ピーリング(グリコール酸、サリチル酸、TCA)、IPL、サブシジョン、皮膚生検、切開、パンチング、歯科治療など504の外科的治療が行われました。183人中、61人が外科的治療前にイソトレチノインを中止し、122人が外科的治療中もイソトレチノインを内服していました。
花房式毛穴治療(炭酸ガスレーザー)6 イソトレチノイン併用 ..
にきび治療薬 イソトレチノイン | 恵比寿院(東京都渋谷区)|美容皮膚科シロノクリニック
レーザー治療のようにダウンタイムも不要で、お値段もお安く、普段のスキンケアの一環としてお試しいただけます。 レチノールとの違い
イソトレチノインを服用していると、レーザー治療を行えないという噂があります。
Qスイッチルビーレーザーによるレーザー治療も行なっております。 料金
しかし、イソトレチノインでニキビを治療したい人の多くは、同時にニキビ跡をレーザーで治療したい人も多いです。
レーザー治療以外でシミ治療を行いたい方; 戻りジミのケアや、シミの予防で塗り薬を使いたい方; 料金を抑えてご自宅で治療したい方
イソトレチノインとレーザー治療を同時に行えないとなると、どちらか一方を諦めなければならないと考えてしまうでしょう。
レーザー治療までは…という方でも、ホームケアでしっかりと効果をご実感いただけます。 ハイドロキノン・トレチノインの料金
シミ取りレーザー後、1週間でかさぶたが取れました。トレチノインはいつから患部に塗ってよいでしょうか?
Qスイッチルビーレーザー照射後、トレチノイン・ハイドロキノンでホームケア。 神戸山手クリニックのトレチノイン治療
塗り薬(トレチノイン)を1日1回ないし、2回皮膚に塗布することで角質を表面から少しずつ剥くことで、皮膚面が滑らかになり毛穴が目立たなくなります。(自宅でできるピーリングのようなものです)また、トレチノインは毛穴につまった角質(角栓)を除去することで毛穴の黒ずみを改善してくれます。効果を得るまでは、通常1−2ヶ月を要します。治療中のみ若干の赤みを皮膚面に生じますが、化粧で隠せることがほとんどです。
レーザー治療、その後はトレチノイン療法で美肌ホームケア3ヵ月 ..
◾️ トレチノイン
トレチノイン(レチノイン酸)とはビタミンA誘導体のことで、生理活性が通常のビタミンAの100倍以上と言われています。
お肌に塗布することで、古くなった角質を剥がし、表皮の細胞分裂を急速に早めて新しい皮膚を再生します。その際、表皮の底に沈着したシミの原因(メラニン色素)までもぐんぐん浮き上がらせて剥がすだけでなく、ハリや潤いのもととなる真皮層のコラーゲンやエラスチン繊維を刺激するので、生成が高まり短期間でしみやシワの目立たない弾力のあるみずみずしい素肌へと生まれ変わらせるのが特長です。
さらに、肌の生まれ変わる周期(ターンオーバー)を促進して正常化させることで、皮脂の分泌が抑えられ、ニキビや毛穴の開きも改善されます。
トレチノインは美白や美肌効果はもちろん、老化防止効果も高く、すでにアメリカではニキビやしわの治療薬としてFDAに認可されており、年齢を問わず皮膚の若返りが認められています。
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クリニックによっては、イソトレチノインの内服歴がある人や、服用中の人はレーザー脱毛をお断りしている場合があります。