今回紹介するのは、スポーツカーの中のパワーモンスターACコブラです。
7歳から心臓に問題を抱えて苦しんできた彼は基金を作り、闘病生活を送っている子どもたちの支援を続けてきた。ACコブラとは直接関係ないことかもしれないけれど、そういうひとが情熱を傾けて作ってきたクルマであることは、ずっと心に残っている。
正規輸入代理店のシェルビーアジアでの車両本体価格は1,080万円。
「COBRA(コブラ)」の名前を自身の開発したクルマに付けるのはキャロル・シェルビーの夢だった。レーシングドライバーであったキャロル・シェルビーが心臓に問題が見つかり、若くして引退したあと、欧州調のアメリカ製高性能スポーツカーを造ろうと決心し、調査研究した結果白羽の矢を立てたのが英国のACエースの車体にアメリカ製V8エンジンを移植することであった。最初はシボレーのスモールブロックV8を手に入れるべくGMと交渉したが失敗。次にフォードと交渉したところ、当時、フォードの副社長でフォード部門の総支配人であったリー・アイアコッカが、若年層の顧客を増やすべくフォードの若返りを図り「Total Performance」政策を推進している時期であり、絶好のタイミングで協力を得ることに成功した。エンジンの供給はもとより、車両開発のサポート、代金決済期間の延長、フォードのディーラーネットワークの活用などシェルビーはフォードの全面的なサポートを受けることとなった。そして、クルマの正式名称は「Shelby-AC Cobra powered by Ford」に決定した。
AC コブラが持つ独自の美学と、現代的なクーペのプロポーションを融合させた「AC コブラ GT クーペ」は、ACカーズが事業を拡大し続けるなか、完全なニューモデルとして開発された。AC コブラ GT ロードスターが持つ美点はそのままに、1964年のル・マン24時間レースに参戦した「AC A98 クーペ」をオマージュ。強化されたアルミニウム製シャシーとカーボンファイバー製ボディが組み合わせられ、AC カーズの英国工場で生産が行われる。
英国でのACコブラGTロードスターの価格は約4340万円(24万ポンド)です。
ACカーズは、AC コブラ GT クーペの発売を記念し、サーキットでの走行性能を磨き上げた「クラブスポーツ エディション(Clubsport Edition)」も投入。クラブスポーツ エディションは最高出力810PSまでチューンされた、5.0リッターV型8気筒スーパーチャージャーを搭載し、99台が限定生産される。
クラブスポーツ エディションに加えて、通常モデルとして最高出力456PSを発揮する5.0リッターV型8気筒自然吸気仕様、最高出力730PSの5.0リッターV型8気筒スーパーチャージャー仕様をラインナップ。AC コブラ GT クーペの価格は32万5000ポンドから、2025年以降に1号車がデリバリーされる予定だ。
現時点ではACコブラGTロードスターの日本での発売について特に発表はありません。
1963年以降、シェルビー・コブラは世界耐久選手権におけるGTクラスの制覇を目標に掲げ、常に戦いの場にあった。
1964年にフォードのファクトリーチームを務めたアラン・マン・レーシングが走らせたシェルビー・デイトナ・コブラ・クーペ
1960年代、シェルビー・アメリカンやACコブラのレース活動は終焉を迎えました。
「AC コブラ GT クーペの発表は、私たちにとって誇らしい瞬間となりました。時代を超越したAC コブラのデザインに、最新の設計・開発技術を融合させることは、ACカーズの新たな境地を切り開くことになるでしょう。特に限定のクラブスポーツ エディションは、公道でもサーキットでも、レーシングカーのような素晴らしい体験を味わうことができます」
1960年代初頭、キャロル・シェルビー氏はエンジンの供給に困っていた英国ACカーズに対し、米国フォードのエンジンを供給するかわりに、ACカーズからボディとフレームを供給させ、そのクルマを全米のフォード店舗でも販売するともちかけた。こうして完成した英米合作のスーパースポーツカーがオリジナルのコブラで、1963年から70年頃にかけて生産された。
ACカーズACコブラGTロードスターオープンカークルマスポーツカー/スーパーカーデイビッド・コンサ
コックピットで印象的なのは7種のメーターがすべてアナログ式になっていること。ドアのリリースストラップも懐古調を演出しています。
1/25 アメリカン・スポーツカー コブラ289 クーペ | GTM Models
モータースポーツの世界では、フェラーリやポルシェを圧倒するほどの運動性能とポテンシャルを秘めていましたが、オリジナルのACコブラは、ACカーズの倒産により生産を終了。
Bow。(ボウ)スポーツカープリント / シェルビー コブラ 427
ACコブラといえばオープンカーの印象を持つ方が多いでしょう。このモデルはオリジナルコブラのほか、1964年のル・マン24時間レースを走ったA98クーペもモチーフの1車種として、市販車のACコブラファミリーで初のクローズドボディとなるのだとか。フロントの造形はオリジナルそのままといえるけど、なるほどダックテールデザインはクーペスタイルのレーシングコブラだ。
英国の自動車メーカー「ACカーズ」は、同社のレーシング・ヘリテージを受け継ぐスポーツカー新型「ACコブラ GTクーペ」を発表しました。
トップタイム B01 シェルビー コブラ
品番:AB01763A1C1X1
ムーブメント:ブライトリング01(自社製)
パワーリザーブ:約70時間
防水:10気圧
素材:ステンレススチール
ケースサイズ:41mm
厚さ:13.3mm
重量:142.5g
メーカー国際保証期間:5年
価格:¥1,100,000.-(税込)
ACコブラ、なぜ「大波乱」を呼んだ? 1960年代の伝説的スポーツカー 歴史アーカイブ
かつてイギリスに存在していたバックヤードビルダー、ACカーズは、1962年にそれまでの「エース」に代わる2シーター・スポーツカー「コブラ」をリリースしました。1トンを切る軽量ボディに大排気量エンジンを搭載し、高い動力性能を発揮しました。その後1967年に生産が打ち切られたものの、のちにアメリカのシェルビー社により「シェルビー・コブラ」として生産が再開されました。
1/24 リアルスポーツカーシリーズ No.5 シェルビーコブラ427SC
今回、体験ドライブをおこなった新型ACコブラGTロードスターは、このACコブラの真の後継モデルです。2023年5月に復活、世界初公開されたオープンスポーツカーです。
ACコブラのベース車であるACエースは、1953年に発売されたブリストル カーズ製の直列6気筒エンジンを搭載したスポーツカーでした。
英国のスポーツカーブランド、AC Cars(ACカーズ)は2024年8月1日、新型「ACコブラGTクーペ」を世界初公開しました。
ACコブラ · 究極のスポーツカーは究極に不便…でもそれがいい!!
ACカーズ時代のオリジナルACコブラMkⅢは1965~1968年の間に生産されたモデルで、ACコブラの歴代モデルであるマークⅠ、マークⅡ、マークⅢのなかで最もトレッドが広く、フェンダー周りはとてもマッチョなデザインで、多くのクルマ好きを魅了させるのも、この曲線美を見れば納得です。
AC コブラ 427 サニー ヒストリック スポーツカー コレクション
英国のスポーツカーブランドACカーズから、新型「ACコブラGTクーペ」が発表されました。令和の時代に蘇ったマッスルカーはどんなスペックで登場したのでしょうか。
アメリカン・スポーツカー コブラ289 クーペ (プラモデル)
条件により送料とは別に通信販売手数料がかかります
■本州・四国・九州
お買上金額 5,000円未満…240円
お買上金額 5,000円以上…無料
■北海道・沖縄
お買上金額 5,000円未満…570円
お買上金額 5,000円以上10,000未満…285円
お買上金額10,000円以上…無料
「シェルビー コブラ」の中古車 | 中古車なら【カーセンサーnet】
新型ACコブラGTロードスターについて、グローバル・デザイン・ディレクターのサミュエル・シュファートは、次のように語っている。
伝統のマッスルカー、ACコブラが現代に復活、ユーザーを集めた体験ドライブが英国で行われました。どんなクルマなのでしょうか。
商品解説■「リアルスポーツカーシリーズ」に、1/24 シェルビーアメリカン427S/C コブラがラインナップ。
【商品詳細】
付属品:ツインホーリーキャブ仕様エンジンモデル
※予約商品は再生産となります。
1/24 リアルスポーツカーシリーズ No.05 シェルビーコブラ 427SC プラモデル(再販)[フジミ模型]《在庫切れ》
ACの名前を広めたのが、1960年代に一世を風靡した『シェルビーACコブラ』だ。レーシングチーム、シェルビーアメリカン代表のキャロル・シェルビー氏が、ACカーズの高い技術力に着目。さらにフォードモーターがACカーズに、フォード『マスタング』用のV8エンジンを供給する話がまとまり、マッスルスポーツカーのACコブラが誕生した。
ACコブラとシェルビーコブラの違いとは? 伝説のスポーツカーの歴史
シェルビーコブラは、ル・マン24時間レースなどの有名なレースイベントで活躍しました。1964年には、シェルビーコブラがル・マン24時間レースで優勝しました。これは、アメリカ車として初めての優勝でした。
ACカーズは、史上最も進化したコブラの生産に注力し、2023年4月にこの特別な新型スポーツカーを発表する予定だという。
上の2点は1965年に英国のAC Cars社が発行したAC COBRAのカタログ。289cidエンジンを積んだMark IIで、左右オーバーライダーの間に装着されているグリルバー(アメリカではグリルガードと称し35.5ドルのオプションであった)が標準装備された。下側の写真はAC Cars社製ファイバーグラスハードトップを装着したところ。
ACコブラ復活:ACコブラGTロードスター英国で受注開始 [最新情報]
生産終了後も多くのファンに支持されているため、オリジナルのACコブラは驚くほどの高値で取り引きされています。