イソトレチノインとレーザー治療の組み合わせで起きる作用について解説していきます。
毛穴には皮脂詰まりによるもの、ニキビや乾燥などの炎症にともなって毛穴が開くもの、たるみによるもの、産毛によって毛穴が目立つものに分かれます。
以下の方は「イソトレチノイン内服によるニキビ治療」を受けることができません。
ニキビにはさまざまな種類があり、初期症状では毛穴が詰まったような白いもの、進行して炎症が起こり赤く腫れているもの、黄色く膿んだものなど、ニキビの状態に応じて治療法が決まります。ニキビの直接的な原因は、皮脂が増え、それが毛穴に詰まってニキビ菌が増殖することです。過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まり、面皰(めんぽう)という状態になります。この毛穴に溜まった皮脂を栄養源にして、ニキビの元となるニキビ菌(アクネ菌)が増殖していき、症状を悪化させます。
近年では20代以降の成人でもニキビで悩む方が増えており、症状によっては保険診療での治療も可能です。早めに治療を開始して炎症を抑えることで、にきび痕になることを防ぐことが出来ます。ニキビの早期改善をしたい、保険診療ではニキビが治らなかった、さらにキレイなお肌を保ちたい、あるいはニキビ痕を治したい方は自費診療も可能です。すぐ治ると放っておかずに早めの受診を心掛けましょう。
イソトレチノインの治療では、医師から決められた期間を守って服用するようにしましょう。個人差はありますが、効果が感じられるようになる期間は約4〜6ヶ月と言われています。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
イソトレチノインは妊娠中の服用は禁忌とされており、絶対に使ってはいけません。胎児の先天性異常や流産、早産、死産を引き起こすおそれがあるためです。服用をはじめてからの妊娠にも注意しましょう。服用中は男女ともに避妊が必要です。
※当クリニックの価格はすべて税込表示です。
※イソトレチノイン (ニキビ治療薬)は、公的医療保険が適用されない自由診療です。
※お支払い方法について:当クリニックでは、現金、各種クレジットカード、各種電子マネー、によるお支払いが可能です。
※利用できるクレジットカードはVISA、MASTER、JCB、AMERICAN EXPRESSです。
※によるお支払いの場合、現住所確認ができる身分証をご持参ください。また、手続きに時間を要しますのでご希望の方は事前にお申しつけください。
イソトレチノインは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
また、イソトレチノイン服用中は授乳や献血も禁止されています。服用中とその前後1ヶ月間は授乳できません。献血は、妊婦への輸血により胎児にイソトレチノインの影響が生じるおそれがあります。
A.イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果があります。特に唇の乾燥が強く出る方が多く、頻繁に保湿することをおすすめしています。唇の乾燥は、薬の効き・吸収の良さの現れでもあります。
イソトレチノイン治療中でも、基本的にレーザー治療は問題ないと言えます。
上記の症状のうち、よくみられる副作用は口唇炎や唇の乾燥です。イソトレチノインを使用している90%以上の方にみられ、飲む量が多くなるほど頻度が高くなる副作用です。基本的に継続しても問題はありません。保湿をしっかり行いましょう。
・ イソトレチノインは光感受性を高める可能性があります。光治療中、レーザー治療中、脱毛治療中、レーシック治療(6か月以内)の方は、必ず医師にお知らせください。
・ イソトレチノインは光感受性を高める可能性があるため、服用中の日焼けは厳禁です。UVケアを徹底して行ってください。
イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。
・ お薬処方には、肝機能障害、腎機能障害、血糖値、中性脂肪等の確認のため採血を行います。初回の採血で異常が認められない場合でも治療中に出現することもあるため、定期的な採血が必要となります。
・ 必ず医師の指示に従って服用してください。
・ 服用期間中とその後1ヶ月間は妊娠、授乳、献血をしないでください。
※妊娠女性への輸血により、胎児にイソトレチノインの影響が生じるおそれがあります。
イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。
イソトレチノインでの治療を行う際は、定期的に医療機関で血液検査を受けましょう。副作用を早く発見するため、検査値に異常がないかを確認します。
上記のように、イソトレチノインにはさまざまな副作用が確認されています。
イソトレチノインの適用(どういうニキビの方に出したらいいか)に関しては、未だに「最重症のニキビ、保険治療で良くならなかったニキビの人に出すもので、簡単には出してはいけない」と仰る方もおられます。確かに昔はそうでしたが、今は世界的に見てもどんどん対象が緩和されているため、中等度ぐらいの人にも処方することが増えてきています。
イソトレチノインを服用すると精神疾患を引き起こす可能性があります。
・ 妊娠中、妊娠の可能性がある方、妊娠を希望している方、授乳中の方
・ 成長期の方
・ テトラサイクリン系(ミノマイシン、ビブラマイシン、レダマイシン、アクロマイシン等) の薬剤を服用中の方
・ ビタミンA製剤を服用中の方
・ うつ病もしくは精神障害のある方
・ 肝臓機能障害のある方
・ イソトレチノイン・ビタミンAにアレルギーのある方、成分に含まれるパラベンにアレルギーのある方
・ 中性脂肪、コレステロールの高い方
イソトレチノインの治療中は脱毛を併用しないように気をつけましょう。
内服を開始し、早い方では1ヶ月程度で効果が出始めますし、一方で、一過性にニキビの悪化がみられる方もいます。2~3ヶ月経過のあたりで効果を感じる方もおり、効果の出方に個人差はありますが、通常は4ヶ月ほど経つと強い効果を実感できます。
内服終了後も長期間効果が持続することが多く、内服終了から1年以上経ってもニキビができない肌質になることもあります。いずれにしても、イソトレチノイン内服前の状態に戻ってしまうことは稀です。
1クールの治療を終えたあとは必ず休薬期間をとり、再発があれば2クール、3クールと治療が検討されます。治療を重ねることでほとんどニキビが気にならない状態までもっていくことが可能です。
治療中は定期的にクリニックへの通院をしながら、ニキビや赤み、皮脂分泌などの肌状態とともに副作用の有無を診察し、治療の経過や効果を確認していきます。
イソトレチノイン服用中・服用後のレーザー治療は本当にできない?
精神疾患(うつ病等)で治療中の方、肝臓疾患で治療中の方など、イソトレチノインの適応ではないと医師が判断した場合は、処方できませんのでご了承ください。
2.イソトレチノイン療法は副作用が強くでることも多くあり、当院では「重症にきび治療に対する最終手段」と位置付けています。
・中等症から重症ニキビがある
・ニキビ治療を2ヶ月以上行っているがどんどん悪化している
・ニキビ痕を残さないよう早めに治療したい
・思春期からくり返し症状が続いている
・フェイスライン、あごの大人ニキビが治らない
・保険治療のお薬にアレルギーがあり使えない
・硬いしこりのあるニキビができやすい
・酒さ(赤ら顔)がある
・毛穴づまりや皮脂によるざらつきを治療したい
・痛みのある施術が苦手
保険診療では治らない方・ニキビで悩んでいる方・重症ニキビ・18歳以上の方に効果が望めます。 関連ページ:イソトレチノイン ..
A.イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果があるため、肌が乾燥する場合があります。その際は、保湿効果のあるワセリンなどで頻繁に保湿を行うことをおすすめしています。
イソトレチノインはクリンダマイシンやアダパレンゲルとの併用は可能です ..
イソトレチノイン20mg錠を1日1回から開始します。
*体重が70kg以上の方は1日30〜40mgから開始することもあります。
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
•皮膚や粘膜、鼻、眼の乾燥症状。鼻の乾燥にともなう軽度の鼻出血。ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎。
•重度のアナフィラキシー反応
•薬疹、重症薬疹(多形紅斑、スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死融解症など)
•うつ病、幻覚・幻聴、自傷行為、攻撃的になるなどの精神疾患
•骨や筋肉の痛み、筋力低下、横紋筋融解症
•肝機能障害(皮膚や眼球の黄ばみ、黄疸、疲労感)
•腎機能障害(むくみ、疲労感)
•吐き気、嘔吐
•視力障害、目のかすみ、頭痛
•下痢、下血、腹痛
など
イソトレチノインはビタミンA( レチノール)の活性型(レチノイン酸)のイソ体(光学異性体の1つ)を抽出したものです。 ..
イソトレチノイン (ニキビ治療薬)について、患者様からよくいただく質問をご紹介します。
イソトレチノインとは イソトレチノインはビタミンA誘導体(ビタミンA ..
内服中に妊娠すると胎児に奇形が生じることや流産や早産のおそれがあります。現在妊娠している方、近いうちに妊娠を希望される方、授乳中の方は、服用できませんのでご注意ください。治療終了後もイソトレチノインの効果が続いているため、服用期間中とその前後1~2カ月は必ず避妊具を用いて避妊してください。(男女共に)
うつ、精神病(幻覚、幻聴)、自傷行為、自殺企図などの重大な精神疾患.
個人輸入は厚生労働省から禁止されています。当院では医師の責任の下で医薬品の処方と治療を受けることができる患者さんのみに診療を行っておりますので、ご了承ください。
浅い傷でも、かゆみで掻いてしまったり、関節などにキズがあり傷が引っ張られる状況が ..
治療後に再度ニキビが現れた場合も、受診いただきその他の治療を行うか、再度イソトレチノイン治療を行うか診察・相談の上決定しています。気になる症状が出た場合は気軽にご相談ください。