イソトレチノインは、毛穴の開きや黒ずみにも効果が期待できます。


イソトレチノイン服用中のアセトアミノフェン(カロナール)やイブプロフェンの併用は問題ないとされています。


イソトレチノインの効果と当院のニキビ治療の流れについて解説します。

以下に該当する場合、イソトレチノイン治療を受けることができません。ご了承ください。

ほぼ同じだと思われがちですが、よく考えてみると両者は異なることに気がつきます。重症ニキビに対してベピオゲルやデュアックゲルなどの標準治療を適切に行えば、それなりの効果が得られ、やがて軽度~中等度の症状に落ち着きます。しかし、そこからなかなか良くならず治療が長期におよぶ場合があります。つまり症状は軽度~中等度であるが、難治性のニキビというわけです。そのようなケースではやはりイソトレチノイン内服が推奨されます。重症でなければ適応外などという保険診療にありがちな処方制限がないのが自由診療のメリットです。

ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。

イソトレチノインは必ず注意事項を理解してから服用を開始するようにしましょう。
重症のニキビでお悩みの方は、当院へお気軽にご相談ください。

②保険治療をやっても毎回毎回ニキビが繰り返しできてしまう方
保険治療で処方される抗生物質を長く飲んでいる・付けている場合、耐性菌が出る可能性が高くなるだけです。そういう方はイソトレチノインで繰り返しの循環を終わらせましょう。

おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。

例:体重50kgの方であれば、イソトレチノイン30mgを7カ月と少し内服する(※)。
(※)もしニキビを消すことが目的であれば、この半分以下の量でも構いません。

また、イソトレチノインはでは承認されているものの、こともあり、市販での販売は禁止されている治療薬となります。

イソトレチノインには10mg以外にも、20mg・40mgなど、含有量の違う種類があります。

イソトレチノインは、誘導体の総称である「レチノイド」が主成分で、ニキビの根本原因である皮脂分泌を抑えることで、肌環境を整えていく治療薬です。


イソトレチノインは、医師や薬剤師など専門家による厳密な指導の元のみで使用される必要があります。
妊娠、または妊娠している可能性のある者が服用した場合、胎児に先天的な異常や、流産、早産、死産を引き起こすおそれがあります。
ひどい頭痛やめまい、目のかすみ、嘔吐、吐き気、筋力低下、下痢、脳卒中の他、重大な精神症状(うつ、自殺など)の副作用がおきる場合があります。
・医師の診察を受けずに購入することはできません。
・妊娠予定がある、妊娠している場合は、決して服用してはいけません。


以下では、イソトレチノインの治療期間と服用量について解説します。

しかし、何らかの原因で肌バリア機能がうまく働かなくなったり、炎症が生じて毛穴が詰まってしまうと、皮膚の中に皮脂や角質などの汚れが溜まります。
そこにニキビ菌(アクネ菌)が繁殖してしまい、ニキビ菌と戦うために免疫細胞が集まることで、強い炎症を起こして赤く腫れます。

イソトレチノインの処方・購入はオンライン診療を利用するのがおすすめです。

:きちんとご自身に合った治療期間を経て終えれば、長期間ニキビを大幅に減らすことができます。
例)約5か月間の服用治療終了後、3~5年はニキビが作られにくくなることが検証されています。
ただ、イソトレチノイン自体直接的な抗菌作用はなく、あくまでもアクネ菌の数を減らすことが目的なので皮脂の大部分は戻ってきます。

①イソトレチノイン治療では頻回の採血検査の必要性は否定されている

医師の診断を行います。
重度のニキビ治療薬として
適応のある方に
注意点を説明の上で
イソトレチノイン製剤を処方します。
まずは、症状や状態を
お伺いさせてください。

イソトレチノインの治療中は脱毛を併用しないように気をつけましょう。

④ニキビがあるせいで精神的に参ってしまい、仕事に行けない・学校に行けない・友達に会えない、という精神状態になっている
こういう方はいち早くニキビを治すことが優先されるため、イソトレチノインが適用です。

イソトレチノインによるニキビ治療と、とによるスキンケアを行いました。

イソトレチノインは皮脂の分泌を強力に抑える効果や、毛穴まわりの角質詰まりを抑える効果があり、ニキビにとても有効です。

イソトレチノイン治療と併せて、サリチル酸マクロゴールピーリングを開始しました。

中等度のニキビ患者に対して24週に渡って
20mg/日のイソトレチノイン治療を行った研究では、
98.99%の患者が改善し、
中でも著名に改善した患者が98.3%と
非常に高い有効率が報告されています 。

イソトレチノインは、ニキビを治療するための飲み薬です。ビタミン ..

イソトレチノインは海外では広く知られているニキビの治療薬で保険適用の薬ですが、日本では自由診療となっています。

女性の場合、妊娠の可能性がある方や妊娠中は胎児の奇形や早産、流産などの重篤な副作用が報告されているため、服用することはできません。

イソトレチノインの効果によってニキビの原因菌を減少させることができ ..

難治性のニキビは単に皮膚だけの問題ではなく、ホルモンバランスや皮脂腺などをはじめとする体の内側の問題が大きいです。外用薬やピーリング、レーザー治療など外側からのアプローチだけではニキビの再発を抑えるのが難しいこともあります。米国ガイドラインでも中等度以上のニキビには内服治療が推奨されています。イソトレチノインは皮脂腺のアポトーシス(細胞死)を誘導させることが報告されており(文献3)、再発率が低くなる理由の1つと考えられます。したがって軽度~中等度であるが再発を繰り返す難治性ニキビに対して非常に有効性の高い治療と言えるでしょう。最近では中等度のニキビに対しても最初からイソトレチノインを使うのが世界的な潮流になっています。

重症ニキビに使用されるイソトレチノイン(アクネトレント)の効果は?

ニキビを治療するためのイソトレチノインは、すでに重症化したニキビにも効果が期待できる飲み薬です。
日本では保険外診療になりますが、約半年間の服用で、90%以上の患者さんの症状が改善されていることから、日本皮膚学会と日本臨床皮膚科医会は、厚生省に承認申請の要望を提出しています。
副作用に関しては、医療機関の説明に従って服用し、気になることは、その都度の医師に相談することで、長年のニキビの悩みから解放されます。

ニキビ跡のクレーター・毛穴でお悩みの方へ「花房式ニキビ跡治療」

イソトレチノインは、一般的に「ニキビ治療の切り札」と呼ばれている飲み薬です。ニキビに関する肌悩みの他にも酒さや毛穴、皮脂などの悩みがある方に向いています。

皮膚のターンオーバーを早め、皮脂腺からの皮脂の分泌を抑える ..

⑤体にニキビがたくさんある方
薬を体のニキビ全部に付ける、というのは労力的にほぼ不可能です。(手が届かない場所もありますよね)その場合も、早めにイソトレチノインを飲むべきというのが世界的な潮流です。

世界的には体重当たり0.5mg~1.0mg/日(50kg:25㎎~50㎎/日)の内服が推奨されて ..

上記5項目のうちのいずれかに該当する場合には、イソトレチノインの内服を始めていきましょう。イソトレチノインとは、ニキビ治療の切り札とも言える薬で、ビタミンAレチノールの活性型のイソ体を抽出した内服薬です。

累計内服量が120㎎~150mg/kgに達するとニキビの再発が少なくなるという報告もあります。

重度のニキビ患者に対して
20週に渡って1mg/kg/日の
イソトレチノイン治療を行った研究では、
95%以上の炎症性ニキビの減少が見られた患者が
90%であり、用量依存的に有効率が
上昇したという報告もあります 。

副作用が気になる・出てしまった場合(-5mg~-10mg) ; 50kgの人

一番注意すべきなのは生理不順や不正出血が生じることがあることです。その場合、低用量ピルを併用して規則正しい生理周期に誘導することが推奨されます。当院でピル処方はしておりません。まれですが内服量が多いと排卵を抑制することもあるため、必ず服薬指導を守るようにしてください。

ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin


ため、ニキビの炎症が治まった後にが残ってしまいます。炎症によってメラニン色素を作る細胞(メラノサイト)が活性化することでシミ(炎症後の色素沈着)が長く残ったり、炎症にともない細い血管が増えたり拡張することで赤みが長い間残ってしまいます。また、皮膚の深い部位(真皮や皮下脂肪)に炎症が続くと、炎症によって周囲の組織が破壊されることで瘢痕(へこみ)が残ってしまいます。
にきび痕としてのこる赤みへこみは見た目の印象に強く影響するため、精神的にもストレスが多くQOL(生活の質)を著しく低下させます。

血管増生による赤みと皮膚のへこみが残った場合、保険治療では治療が難しいため自費診療を行う必要があります。治療に必要な時間も費用面での負担も大きくなってしまいますので、ニキビ跡を残さないためには、早めに赤く腫れ上がったニキビを治療する必要があるのです。