フォシーガのダイエット効果をさらに高めるための方法は以下の通りです。
EMPA-REG試験で増加傾向だった脳梗塞がどうなのかとか、安全性のデータについては、この論文からはわからないので要注意。
フォシーガの併用禁忌薬(併用が禁止されている薬)はありません。
また、フォシーガの有効性は臨床試験などでも確認されていますが、効果の発現には個人差があります。
体質や普段の食生活など様々な要因が考えられるため、服用を続けても効果がない場合は医師に相談してください。
フォシーガは、左室駆出率が低下した心不全(HErEF)の患者を対象に行ったP3試験「DAPA-HF試験」で、標準治療への上乗せで主要複合エンドポイント(心不全の悪化/心血管死)をプラセボに比べて26%低下。慢性腎臓病患者を対象とした同「DAPA-CKD」でも、主要複合エンドポイント(腎機能の悪化/心血管死または腎不全による死亡)を39%抑制しました。いずれも、2型糖尿病の有無に関わらず有効性が示されており、「心・腎保護薬」としての期待が高まっています。
フォシーガの服用は禁止されていないものの、服用できるかのな方もいます。
対象:食事や運動または使用している血糖降下薬で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者249例
方法:フォシーガ錠5mgまたは10mg(増量時)を 1日1回52週間投与
図1. CKD診断後の入院リスクと医療費
A.CKD、 心不全、脳卒中、心筋梗塞、末梢動脈疾患の診断を伴う入院(イベント数/100人年)
B.CKD、 心不全、脳卒中、心筋梗塞、末梢動脈疾患の診断を伴う入院・外来の累積医療費
また、CKD患者における入院および死亡リスクは2型糖尿病有無に関わらず同様でした(表1)。2型糖尿病はCKDや心不全、神経症、網膜症など多くの併存症があることから、これらの併存症に注意を払って診察が行われています。2型糖尿病併存のない患者においても、2型糖尿病併存患者と同等のイベント発症リスクを有していたことから、実臨床においては2型糖尿病の有無に関わらず、高血圧や心血管疾患などがあれば一層、患者の腎機能をモニタリングすることが必要になります。特に、早期CKD患者の多くはかかりつけ医で診察を受けていると予想されることから、血圧の上昇や浮腫などの兆候を見逃さないことが重要です。
表1. CKD患者における入院および死亡リスク
イベント件数/100人年
ダパグリフロジンがHFrEF患者で主要評価項目達成、同クラスで初
フォシーガを服用してもが考えられます。
食事制限が必要ないとはいえ、明らかな食べ過ぎは効果を半減させてしまいます。
服用と併せて、です。
フォシーガを服用すると、尿中の糖分が多くなることで尿路や陰部で微生物が繁殖しやすくなります。
そのため、膀胱炎など尿路感染、陰部のかゆみや膣カンジダ症などの性器感染が副作用として現れる可能性があります。
対策として、水分を多く取り排尿を促すことで膣カンジダ症を防ぐことが可能です。
フォシーガ®(ダパグリフロジン) 深水 圭 臨床例腫瘍崩壊症候群を ..
売上収益4266億8400万円(前期比27.3%増)、営業利益1490億300万円(35.1%増)。新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ」が1047億円を売り上げ、売り上げ、各利益とも過去最高を更新した。抗HIV薬を主とするロイヤリティー収入は1747億円(前期比3.6%減)。国内医療用医薬品(ゾコーバ除く)の売上高は750億円で15.8%減となった。24年3月期は売上収益4500億円(5.5%増)、営業利益1500億円(0.7%増)を予想。ゾコーバと申請中の新型コロナワクチンで計1050億円の売り上げを見込んでいる。
炭水化物の摂取を極端に減らすと、重篤な副作用(正常血糖糖尿病ケトアシドーシス eDKA)を引き起こす可能性があるためご注意ください。
よって特別な理由がなければフォシーガも朝投与のほうが良いと思われる。 ..
慢性心不全では昨年11月、フォシーガがこのクラスの薬剤として初めて承認を取得し、ジャディアンスも適応拡大を申請。慢性腎臓病では、フォシーガが昨年12月に申請を済ませ、ジャディアンスも臨床第3相(P3)試験を行っています。カナグルは糖尿病性腎症を対象にP3試験を実施中です。
リアルワールドエビデンスを活用したSGLT2阻害薬の治療ゴールとは
日本においても、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝疾患、および呼吸器・免疫疾患を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社については、 をご覧ください。
インスリン+SGLT-2薬(フォシーガ以外) : 1335例(28例).
調査方法
OPTIMISE-CKD研究は、電子カルテデータや医療費請求データを用いた観察研究で、日本、スウェーデン、米国の成人CKD患者を対象とした試験です。日本ではメディカルデータビジョン社のデータベースを使用しました(データ期間:2016年1月1日~2022年12月31日)。
結果と考察
CKD基準を満たした日本の患者75,965例(3か国全体では449,232例)の年齢中央値は81歳、54%が男性でした。また、2型糖尿病の併存はおよそ2割となっており、これは3か国全てで同様でした。
CKDや心不全の診断を伴う入院イベントは、動脈硬化性疾患(脳卒中、心筋梗塞、末梢動脈疾患)の診断を伴う入院イベントよりも高頻度でした(図1)。また、CKDや心不全の診断を伴う入院・外来の5年間の累積医療費はいずれの疾患においても患者1人あたり90万円を超えており、動脈硬化性疾患よりも高額でした。CKDの推定患者数である1,300万人に当てはめて考えると、1年間で2億3,400万円が使用されている計算になります。原因を問わない入院および全死亡の発生率はそれぞれ93.5 および14.1 件/100人年でした。これは、大多数の患者がCKD診断後1年以内に入院を経験すること、さらに、およそ15%の患者が1年以内に死亡するリスクがあることを示しています。
SGLT2阻害剤、他の糖尿病治療薬と比較して全死亡率を49%減少
売上収益4471億8700万円(前期比23.8%増)、営業利益1419億6300万円(37.6%増)。免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」が26.6%増の1423億円を売り上げ、SGLT2阻害薬「フォシーガ」も54.3%増の565億円と好調だった。24年3月期の業績予想は売上収益4750億円(6.2%増)、営業利益1530億円(7.8%増)。オプジーボは1550億円(8.9%増)、フォシーガは650億円(15.0%増)の売り上げを見込む。
フォシーガ(一般名:ダパグリフロジン)についてフォシーガは ..
(2)研究の内容
2005年1月から2021年4月までにJMDC Claims Database(注6)に登録され、登録後、4か月以上が経過してから糖尿病に対してSGLT2阻害薬が処方され、透析治療歴のない12,100症例(年齢中央値53歳、84%が男性、HbA1c中央値7.5%)を解析対象としました。6種類のSGLT2阻害薬について、それぞれ、エンパグリフロジン(empagliflozin)は2,573症例、ダパグリフロジン(dapagliflozin)は2,214症例、カナグリフロジン(canagliflozin)は2,100症例、それ以外のSGLT2阻害薬は5,213症例(イプラグリフロジン(ipragliflozin)2,636症例、トホグリフロジン(tofogliflozin)1,467症例、ルセオグリフロジン(luseogliflozin)1,110症例)に対して処方されていました。
平均観察期間773 ± 477日の間に、年齢や性別、併存疾患やその他の糖尿病治療薬で補正した解析で、エンパグリフロジン、ダパグリフロジン、カナグリフロジン、その他のSGLT2阻害薬の間で、腎機能の指標である推算糸球体濾過量(eGFR、注7)の年次変化量を比較しましたが、薬剤間において有意な差は認められませんでした(図1)。この結果は、SGLT2阻害薬の腎保護作用が薬剤間で共通しているクラスエフェクトであることを示唆しています。
慢性腎臓病の大規模DB構築 日本腎臓学会 多様な臨床事例を解析
このCVD-REALのデータは、EMPA-REG試験のデータがリアルワールドでも確認できたとか、ジャディアンスだけじゃなく、カナグルやフォシーガでも心血管イベント抑制効果が確認できた、と喧伝されそうです。
リアルワールドデータは電子カルテやレセプト(診療報酬明細書)、健診 ..
国内では、▽「フォシーガ」(一般名・ダパグリフロジンプロピレングリコール、アストラゼネカ)▽「ジャディアンス」(エンパグリフロジン、日本ベーリンガーインゲルハイム)▽「カナグル」(カナグリフロジン水和物、田辺三菱製薬)――の3つのSGLT2阻害薬が、心不全と腎臓病を対象とした開発を行っています(カナグルは糖尿病性腎症のみ)。
SGLT2 阻害薬を処方された約 2 万 5000 人の糖尿病症例について、日本国内の大規模なリアルワールドデー ..
昨年、SGLT2阻害薬として初めて慢性心不全での承認を取得し、慢性腎臓病への適応拡大を申請した「フォシーガ」。同薬を開発したアストラゼネカの緒方史子氏(執行役員 循環器・腎・代謝/消化器事業本部長)と矢島利高氏(メディカル本部 循環器・腎・代謝/消化器疾患領域統括部 統括部長)に、その意義や心・腎領域の事業戦略について聞きました。
ダパグリフロジン、現時点のCKD適応の考え方【時流 初のCKD薬
毎日新聞のニュースサイトに掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞社またはその情報提供者に属します。
画像データは(株)フォーカスシステムズの電子透かし「acuagraphy」により著作権情報を確認できるようになっています。
フォシーガ(一般名:ダパグリフロジン)についてフォシーガ ..
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リアルワールドエビデンス研究(CVD-REAL研究)など ..
糖尿病合併の有無を問わない慢性腎臓病患者さんを対象に、フォシーガ錠10mgを標準治療に追加したときの結果は次の表の通りです。
(投与期間:最長39.2ヵ月)
[PDF] 1 国立循環器病研究センター倫理委員会(第 266 回)議事要旨 日 時
SGLT2阻害薬はもともと、糖尿病治療薬として開発され、国内では2014年から18年にかけて6種類が発売。腎臓の近位尿細管で糖を再吸収する役割を担うSGLT2(ナトリウム・グルコース共役輸送体2)の働きを阻害し、余分な糖を尿とともに体外に排出させることで血糖を下げる薬剤ですが、15年以降、心血管イベントや腎イベントを抑制することを示すエビデンスが相次いで発表され、血糖降下作用にとどまらない多面的な臓器保護作用が注目されるようになりました。