フォシーガは慢性腎臓病の患者において、2型糖尿病の有無にかかわらず.



この薬は腎臓にあるSGLT2(尿中に捨てられた糖を再吸収して血液に戻す物質)の働きを阻害することで、尿中に糖を捨てて血糖値の上昇を抑える働きがあります。

フォシーガのような働きの薬を総称してSGLT2阻害薬と呼んでおり、ほかにも数種類あります。


フォシーガとは?(SGLT-2阻害薬:腎臓病の新しい治療薬として)

※日本腎臓学会より2022年にSGLT-2阻害薬を適正に使用するための基準となる推奨文が発表されています。
『』


日本では2014年に2型糖尿病の治療薬として承認され、2019年に1型糖尿病、更には2020年に慢性心不全治療薬として承認されました。

そして2021年8月糖尿病の有無に関わらず慢性腎臓病の治療薬としても承認されました。

(但し、末期腎不全または透析施行中の患者は除く)

ちなみに薬価は10㎎(1日分)で274円、3割負担だと1か月で2500円ほどの費用になります。

腎臓病)慢性腎臓病(CKD)の治療(前編) | 亀田グループサイト


『慢性腎臓病(CKD)の治療薬が国内初の承認』と報道されたのは記憶に新しいところです。

腎臓病には薬がないと言われていましたが、着実に研究は進んでいたのです!

今回承認された“フォシーガ” (一般名:ダバグリフロジン)って一体どんな薬なのでしょうか?

NOBUヘルシーライフ内科クリニックでは腎臓病の診療を得意分野の一つとしてお
り、SGLT-2阻害薬『フォシーガ』の使用も積極的に行っております。腎臓病の方・腎
臓病ではないのかとご心配な方はいつでもご相談ください。

ダパグリフロジン、日本で初めて慢性腎臓病に承認取得/AZ・小野

食べる純炭きよら通信vol.29(2021.11月号)

いつも食べる純炭きよらをご愛顧いただきありがとうございます。

きよら通信担当のゆっきーです!

今回はこの夏に承認された慢性腎臓病(CKD)治療薬“フォシーガ”についての最新情報をお届けします。

フォシーガの国際的な臨床試験(DAPA-CKD)では糖尿病の有無を問わない4,304例の慢性腎臓病(CKD)患者を対象に実施されました。

選ばれたのは慢性腎臓病のステージ2~4(eGFRが75~25)、尿蛋白が出ており、降圧剤(ARBまたはACEI)を服用の人です。

対象者を半分ずつに分けて、フォシーガを飲まなかったグループと1日1回フォシーガ10㎎飲んでもらったグループを比較しました。

慢性腎臓病の治療薬フォシーガについて考える【腎臓内科医が解説】

「医療制度が十分に確立され、資金も潤沢な国でさえ、慢性腎臓病の過小診断率は憂慮すべき高さです。REVEAL-CKDから得られたこれらのデータは、患者がガイドラインに沿ったモニタリングおよび治療を受けられるよう、早期腎疾患の積極的なスクリーニングおよび診断の必要性を強調するものです。これにより、腎不全やその他の重篤な併存疾患への進行を予防または遅延させることができます」と、カナダのマニトバ大学医学部内科学教授であるNavdeep Tangri氏は述べている。

フォシーガは錠剤で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使えるお薬です。


SGLT 2阻害薬がなぜ慢性腎臓病、慢性心不全に用いられるのか?

※カナグル(成分名:カナグリフロジン)は2型糖尿病だけでなく、『2型糖尿病を合併する慢性腎臓病』へも保険適応があります。

ダパグリフロジン(フォシーガR)は腎臓病に効果がありますか?

アストラゼネカのSGLT2阻害薬「フォシーガ」が、慢性腎臓病(CKD)の適応を持つ薬剤として国内初の承認を取得しました。CKDでは、ほかにも2つのSGLT2阻害薬が最終治験を行っているほか、MR拮抗薬やNrf2活性化薬なども開発の後期段階に控えています。国内には約1300万人のCKD患者がいるとされ、治療の進展に期待がかかります。

フォシーガ錠 5 mg、同錠 10 mg_アストラゼネカ株式会社_審査報告書

近年、高齢化や慢性生活習慣病患者の増加に伴い、この腎臓の働きが知らないうちに低下している患者が増えています。腎機能を低下させるさまざまな疾患がありますが、その原因にかかわらず慢性に進行する全ての腎臓病を総称して慢性腎臓病(CKD)と呼ぶようになりました。

日経メディカルOnlineが医師会員を対象に、糖尿病を合併していないCKDに対するダパグリフロジン(商品名フォシーガ) ..

アストラゼネカのSGLT2阻害薬「フォシーガ」が、慢性腎臓病(CKD)の適応を持つ薬剤として国内初の承認を取得しました。CKDでは、ほかにも2つのSGLT2阻害薬が最終治験を行っているほか、MR拮抗薬やNrf2活性化薬なども開発の後期段階に控えています。国内には約1300万人のCKD患者がいるとされ、治療の進展に期待がかかります。

2型糖尿病を合併するCKD治療に対するケレンディアの意義|座談会

※フォシーガ(成分名:ダパグリフロジン)は『糖尿病のない慢性腎臓病』だけでなく『慢性心不全』の治療薬としても保険適応がなされています(2020年11月に慢性心不全への保険適応承認)。

フォシーガの副作用は?初期症状やダイエットにおける注意点を解説

私見:外来で血液検査をしていて経時的に腎機能を図っていると、70代くらいからほとんどの人が腎機能が落ちてきます。糖尿病や腎臓病がない人たちのことですが、いわゆる腎硬化症となってゆくからでしょうね。初めの10年間くらいはクレアチニン値は正常値に入っているのですが、正常枠の中でもじわじわと上がっているのです。正常値を超えたときに腎機能低下症と診断がつき、さらに進んで慢性腎不全と診断がついたころには加速度的に腎機能が悪化します。いつから悪くなるのか、悪くなる速度がどうなのかで、透析せずに天寿全うするのか、超高齢になってから透析になるのかが分かれるのだと思います。

原因となった疾患の第 1 位は糖尿病腎症で、1年間で全体の約 44%にあたる 1 万 6 千人もが糖尿

厚生労働省は8月25日、アストラゼネカのSGLT2阻害薬「フォシーガ」(一般名・ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)を慢性腎臓病(CKD)の治療薬として承認しました。CKD治療薬の承認は国内初。末期腎不全や透析中の患者には使用できませんが、それ以外のCKD患者には2型糖尿病を合併しているか否かに関わらず投与することができます。

共通テストまであと5日になりました。現役受験生高3女子高生です。

慢性腎臓病の診断とステージ(重症度)分類は血液検査と尿検査で行います。血液検査のデータをみると、クレアチニン(Cre)という項目の下にeGFR(イージーエフアール)という項目があります。これは腎臓が1分間に何ミリリットルの血液のろ過ができるかを年齢と性別から推定したものです。100ミリリットル/分前後が正常で、この値がどれくらい低下しているかと尿蛋白(たんぱく)の値を組み合わせてステージ1から5に分類をします=表=。

慢性的な睡眠不足じゃないですか? もうジタバタ足掻いても仕方ない ..

厚生労働省は8月25日、アストラゼネカのSGLT2阻害薬「フォシーガ」(一般名・ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物)を慢性腎臓病(CKD)の治療薬として承認しました。CKD治療薬の承認は国内初。末期腎不全や透析中の患者には使用できませんが、それ以外のCKD患者には2型糖尿病を合併しているか否かに関わらず投与することができます。

<慢性腎臓病・慢性心不全>

バイオファーマの一部である循環器・腎・代謝 (CVRM) は、アストラゼネカの主要治療領域の一つであり、当社にとって重要な成長ドライバーです。心臓、腎臓、膵臓などの臓器の基本的な関連性をより明確に解明するサイエンスを追求し、疾患進行の抑制やリスク減少、合併症の抑制による臓器保護と予後の改善をもたらす医薬品のポートフォリオに投資をしています。当社は、世界の何百万人もの患者さんの心血管系の健康と、治療を改善する革新的なサイエンスを継続的に提供し、CVRM疾患の自然経過の緩和もしくは抑制、将来的には臓器の再生と機能の維持の実現を目指しています。

フォシーガと腎臓に関連してよくある質問にお答えしました。

腎臓機能の低下が進行すれば、やがて腎不全となり、慢性透析をしなければならなくなります。それだけでなく、CKDがあると心臓病の死亡率も高くなるのです(ステージ5の心血管死亡はステージ1の十数倍)。逆に高血圧や糖尿病、動脈硬化性循環器疾患があるとCKDになりやすく重度になりやすいことも分かってきました(心不全患者の7割にCKDが合併)。

慢性腎臓病(CKD)の原因は何がありますか?

CKDは、糖尿病や高血圧症が原因で腎機能が低下する疾患。進行すると人工透析や腎移植が必要になるほか、脳卒中や脳梗塞で死亡するリスクが高まります。これまではCKDの適応を持つ薬剤がなく、治療には主に降圧薬のACE阻害薬やARBが使われてきました。CKDの国内患者数は1300万人に上ると推定されており、日本腎臓学会の柏原直樹理事長(川崎医科大腎臓・高血圧内科学教授)は「今回の承認は日本の多くのCKD患者にとって大きな希望になる」と期待を寄せています。

フォシーガの腎臓への効果

※フォシーガ(成分名:ダパグリフロジン)は『糖尿病のない慢性腎臓病』だけでなく『慢性心不全』の治療薬としても保険適応がなされています(2020年11月に慢性心不全への保険適応承認)。

【テーマ:腎臓内科】 慢性腎臓病/透析について③

※カナグル(成分名:カナグリフロジン)は2型糖尿病だけでなく、『2型糖尿病を合併する慢性腎臓病』へも保険適応があります。

[PDF] 慢性腎臓病の治療薬の 注意点

全世界で8億5,000万人が慢性腎臓病(CKD)に罹患し、有病率は上昇しているが、患者の多くは診断を受けていない。国際共同REVEAL-CKD試験のデータでは、試験対象国(米国、イタリア、ドイツ、日本、フランス)で、CKDの診断率は61.6%~95.5%と過小であることが示されている。