体質や持病の種類・程度によっては、フォシーガが服用できないケースがあります。
体重が減りやすい糖尿病治療薬には、SGLT2阻害薬、GLP-1受容体作動薬があります。
[PDF] 糖尿病治療薬の比較・切り替えについて 注射薬(付表 ..
第Ⅲ相DAPA-CKD試験においてフォシーガは、CKDステージ2~4、かつ尿中アルブミン排泄の増加を認める患者さんを対象に、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACEi)もしくはアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB) との併用で、腎機能の悪化、末期腎不全 への進行、心血管死または腎不全による死亡のいずれかの発生による複合主要評価項目のリスクを、プラセボと比較して、39%低下させました (絶対リスク減少率 [ARR]=5.3%, p 9。フォシーガの安全性と忍容性は、これまでに確認されている安全性プロファイルと一貫していました。
フォシーガを服用すると、尿中の糖分が多くなることで尿路や陰部で微生物が繁殖しやすくなります。
そのため、膀胱炎など尿路感染、陰部のかゆみや膣カンジダ症などの性器感染が副作用として現れる可能性があります。
対策として、水分を多く取り排尿を促すことで膣カンジダ症を防ぐことが可能です。
ジャヌビア、グラクティブ、エクア、ネシーナ、トラゼンタ、テネリア、スイニー、オングリザ、ザファテック、マリゼブ
エクアは50mgの普通錠のみが販売されており、薬価は65.3円です。
ただし、患者さまにご負担いただく薬剤費は保険割合によって変わります。
例えば、3割負担の患者さまがエクア錠50mgを1日2回30日分処方された場合、ご負担金額は1175.4円になります(薬剤費のみの計算です)。
リベルサスもメトホルミンもフォシーガの併用注意薬に該当するため、併用治療を行う際には必ず医師への相談・確認を行ってください。
DPP-4阻害薬グラクティブ、ジャヌビア テネリア スイニー エクア オングリザ ..
フォシーガを服用してもが考えられます。
食事制限が必要ないとはいえ、明らかな食べ過ぎは効果を半減させてしまいます。
服用と併せて、です。
ただし、フォシーガは腎臓(近位尿細管)に働き利尿作用があるため、
就寝前に服用すると夜中にトイレで目が覚める原因となる可能性があり、服用のタイミングには注意が必要です。
DPP-4阻害薬には『ジャヌビア』『グラクティブ』『エクア』『ネシーナ』『トラゼンタ ..
“DAPA Care”は、フォシーガの心血管、腎、臓器保護作用を評価する一連の臨床プログラムです。終了済みおよび進行中の試験を含め35,000例以上の患者さんを対象とする35件以上の第IIb/III相試験から構成されており、フォシーガはこれまでに250万患者年以上に処方されています。またフォシーガは、現在、2型糖尿病合併の有無に関わらず、駆出率が保たれた心不全患者さんを対象として有効性を評価するDELIVER第Ⅲ相試験および急性心筋梗塞(MI)または心臓発作発症後の非2型糖尿病患者さんを対象とした第Ⅲ相DAPA-MI試験が進行中です。DAPA-MI試験は、この種の試験では初めてとなる適応症追加を目的としたレジストリに基づく無作為化比較対照試験です。
フォシーガは、米国において、成人2型糖尿病における血糖コントロール改善のための食事および運動療法の補助療法として承認され、また、第Ⅲ相 CVアウトカム試験の結果に基づき、標準治療への追加療法で、成人2型糖尿病における心不全入院および心血管死のリスク低下の適応 *を取得しています 12。また、フォシーガは第Ⅲ相 、第Ⅲ相 試験の結果に基づき、2型糖尿病合併の有無に関わらず、 、および として承認された最初のSGLT2阻害剤です 1,13。
シタグリプチンリン(ジャヌビア、グラクティブ)、ビルダグリプチン(エクア) ..
DAPA-CKD試験は、2型糖尿病合併の有無に関わらず、CKDステージの2~4、かつ、アルブミン尿の増加が確認された4,304例を対象に、フォシーガ10mg投与による有効性と安全性をプラセボと比較検討した国際多施設共同無作為化二重盲検第Ⅲ相試験です。フォシーガ は1日1回、ACEiもしくはARBによる治療と併用されました。複合主要評価項目は、腎機能の悪化もしくは死亡(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、心血管または腎不全による死亡)リスクでした。副次評価項目は、腎機能の複合評価項目(eGFRの50%以上の持続的低下、ESKDへの進行、腎不全による死亡)、心血管死もしくは心不全による入院、および全死因死亡のいずれかの初発までの期間でした。試験は日本を含む21カ国で実施されました 1。結果は に掲載されました 1。
◦DPP–4阻害薬【商品名=ジャヌビア®、ネシーナ®、エクア®、テネリア®、 ..
毎日内服する製剤
シタグリプチンリン酸塩水和物(ジャヌビア、グラクティブ)、ビルダグリプチン(エクア)、アログリプチン安息香酸塩(ネシーナ)、リナグリプチン(トラゼンタ)、テネリグリプチン臭化水素酸塩水和物(テネリア)、アナグリプチン(スイニー)、サキサグリプチン水和物(オングリザ)
DPP-4阻害薬ーグラクティブ、ジャヌビア、エクア、ネシーナ、トラゼンタ、テネリア ..
エクアは従来の糖尿病治療薬とは作用機序が異なるため、インスリン注射薬などほとんどの糖尿病治療薬と併用できます。
また、血糖に依存して作用が発現するため、低血糖を起こしにくいという特徴もあります。一方で食欲増進作用がないため、体重増加をまねきにくいというメリットもあります。
さらに、食事の影響を受けないことから、食前・食後いずれでも服用できるのも特徴です。
グラクティブ、ジャヌビア エクア ネシーナ トラゼンタ テネリア スイニー ..
もう少しこの試験を紐解いてみましょう。上図をご覧ください
ブドウ糖負荷試験の血糖レベル別に検討してみました。その結果、なんと空腹時血糖レベルとアルツハイマー型認知症の間には関連性は認めませんでした!
一方ブドウ糖2時間負荷後の血糖レベルが上昇するにつれてアルツハイマー型認知症の発症の確率が増加していきました。200mg/dlで3.4倍にまで跳ね上がります。また正常値である120-139mg/dlでもアルツハイマー型認知症のリスクがそれ未満と比較して上昇してしまいます。ここからも食後血糖値の重要性がよくわかります。
グラクティブ、ジャヌビア、トラゼンタ、ネシーナ、エクア、テネリアなど
フォシーガ(ダパグリフロジン)は、1日1回、経口投与のファーストインクラスの選択的SGLT2阻害剤です。研究により、心腎疾患の予防および進展抑制、ならびに各臓器の保護に対するフォシーガの有効性が示され、心臓、腎臓および膵臓の臓器間の基本的な関連性を示す重要な知見が得られました 1,12,13。これらの臓器の一つでも損傷を受けると、他の臓器の機能低下を引き起こし、全世界で主要な死因となっている2型糖尿病、心不全およびCKDを含む疾患の発症につながります 14-16。
・早朝低血糖が発現する場合はエクアを 1 日 1 回での使用を考慮する。 ..
CKDは、腎機能の低下を伴う重篤な進行性の疾患です(eGFRの低下、あるいは腎臓の障害を示唆する指標の変化、もしくはその両方が、最低3カ月間認められた場合と定義されています 4。CKDを発症する最も一般的な原因疾患は、糖尿病、高血圧、慢性糸球体腎炎です 10。CKDは高い有病率や、心不全や若年死をもたらす心血管イベントリスクの増加に関与しています。CKDの最も重篤な状態は末期腎不全(ESKD)と呼ばれ、腎障害および腎機能低下が進行し、血液透析や腎移植を必要とする状態となります 2。CKD患者さんの多くはESKDになる前に心血管系の原因によって死亡しています 11。現在、日本におけるCKD患者数は、約1,300万人と推定されています 6。
糖尿病治療薬について | きむら内科小児科クリニック | 名古屋市緑区
上記表は糖尿病予備軍の方を、α―グルコシダーゼ阻害薬を用いて食後血糖を抑制した群と特に介入を行っていない群に分けて、心血管病変の発症率を調べたものです。
食後血糖を抑えた群では、血管イベントの発症率は半分に抑え込まれました。
主な副作用として、胃腸障害、おならの増加、お腹の張り、下痢があります。 SGLT2阻害薬:
また、その患者さんがほかにどのような病気を持っているかも考慮します。たとえば心不全や女性で骨粗鬆症の既往があるときは、心不全や骨折のリスクがあるチアゾリジン系薬のピオグリタゾンが使えなくなります。チアゾリジン系薬は動物実験で骨密度を低下させるとの結果が出ていますし、疫学調査で女性に骨折が増えるとの報告もあります。骨折のリスクは用量依存性ということがわかっており、使うとしてもできるだけ少量で使います。さらに重度の腎機能障害があるときは、ビグアナイド薬のメトホルミンとSU薬、SGLT2阻害薬が使えなくなります。また、腸の手術などをして腸閉塞になりやすい人は、下痢、便秘などの副作用があるα-グルコシダーゼ阻害薬の使用は避けます。まずはそうした禁忌に当てはまる薬物を除外していくこと、その次に病態を考えて、インスリン抵抗性が強いか、インスリン分泌が低下しているかなどで薬を選択していきます(図1)。
[PDF] 糖尿病治療薬 効能効果 併用確認シート(添付文書)
エクアは、同系統のほかの薬剤(グラクティブやジャヌビア)に比べて血中濃度の半減期が短いのが特徴です。1日2回の投与が基本ですが、症状に合わせて1日1回の投与に変更することができるため大変便利です。血糖に応じてインスリン分泌をうながすため、単独で使用する場合は低血糖を起こしにくいとされています。また、体重増加の副作用も起きにくいとされています。
イプラグリフロジン(スーグラ)、ダパグリフロジン(フォシーガ)、ルセオグリ ..
フォシーガの服用がリスクとならないためにも、持病の有無やアレルギーがあれば医師に事前に伝えるようにしましょう。
[PDF] 2 当院採用の糖尿病治療薬における腎機能に応じた投与量一覧
2024年5月順天堂大学の研究チームによって、フォシーガを含むSGLT2阻害薬には老化細胞を除去する効果があると発表されました。
老化細胞は生活習慣病やアルツハイマー病といった、加齢に伴う病気につながる細胞です。
糖尿病の飲み薬(経口血糖降下薬) | 茅ヶ崎市の糖尿病専門医が解説
新たな薬剤が相次いで登場している状況に、九州大の筒井教授は「心不全治療に新たな潮流が訪れた」と指摘。DAPA-HF試験の治験担当医師を務めた阪和第二泉北病院の北風政史院長は「SGLT-2阻害薬は幅広い心不全患者に使えるが、特に、高齢者、再入院を繰り返す患者、腎機能が低下した患者、比較的症状の軽い患者にとっては福音となる。心不全治療のニューノーマルだ」と話します。