アレルギー性鼻炎に処方される内服薬と同じものです。自律神経の働きを整えます。 ステロイド点鼻薬


滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)は、のどと耳をつなぐ管がうまく働かず、耳の中の圧力が低くなってしまい、その結果、まわりの組織から耳の中に液体が染み出して溜まってしまう病気です。液体が耳の中に溜まってしまった結果、耳が聞こえにくくなったりします。


プレドニン錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

ちなみにカルボシステインは中耳炎に対してもよく使用されます。からです。この働きはカルボシステイン特有のため、例えば「耳がこもった感じがする」という方はカルボシステインが適しているといえます。

という2つの特徴があるため、細菌やウイルスが侵入しやすく、中耳炎になりやすいのです。また、全身の抵抗力やのど、鼻の粘膜の抵抗力が未熟なため風邪をひきやすく、その結果、中耳炎にもなりやすいのです。

アレグラ; アレロック; レスタミン; ポララミン; クラリチン; ザイザル; デザレックス; ビラノア; ルパフィン

正常(左側)はゼロのところにきれいな山ができていますが、滲出性中耳炎(右)では山が全くできません。

鼻噴霧ステロイドは、薬物療法の中で最も症状改善効果が強い薬剤と言われています。作用機序は複雑なため割愛しますが、鼻の粘膜局所における炎症性物質を抑える作用があります。

ラスビック錠75mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

第2世代抗ヒスタミン薬のほとんどは、添付文書で「妊娠中有益性投与」とされており、妊婦さんも服用が可能です。特に「ジルテック」「クラリチン」は安全というデータが出ており、それらの光学異性体である「ザイザル」「デザレックス」も同じことがいえると思います。当院でも特に希望される薬剤がない場合はそれらを第一選択としています。

アレルギー性鼻炎は女性ホルモンが優位であることが知られていますが、妊娠中に増悪、新たに発症する方も存在します。さらに妊娠中はうっ血性鼻炎の傾向となり症状はより悪化することがあります。

ルパフィン錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

ヒスタミンが体内で放出されると活性型のヒスタミン受容体が反応するのですが、不活性型が増えていればヒスタミンによる 影響、すなわち花粉症の症状を減らすことができます。

これらの薬剤の添付文書には「眠気を催すことがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作には従事させないよう十分注意すること」という記載があります。
ルパフィン(ルパタジン)
ザイザル(レボセチリジン)
ジルテック(セチリジン)
アレロック(オロパタジン)


エスシタロプラム,レキサルティ,酸化マグネシウム,フェキソフェナジンを併用しても問題ないでしょうか? ..

日本脳炎について 日本脳炎ウイルスは、フラビウイルス科に属するウイルスであり、蚊を媒介して人間に感染します。 感染初期には、非特異的な症状が現れることがありますが、重症化すると死亡率は20~30%、脳 ...

アストミン錠10mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

クリニックでは患者さんの症状に合わせて、処方を決めています。生薬であり、副作用が少ない漢方薬と言われますが、思わぬ副作用が出現することもあります。ご自身で内服される場合は自己責任でお願いいたします。当 ...

デザレックス錠5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)

かぜの特徴は、鼻水がでるということです。この時、鼻水の色は特に関係ありません。色がついているからといって細菌が原因とはいえないのです。鼻水が多いと、鼻呼吸がメインのあかちゃんや1歳未満の乳児はそれだけで苦しくなったり、哺乳が悪くなったりしますので、お家でしっかり鼻水をとってあげるといいです。とはいっても、お子さんは動くし、嫌がるしで鼻水を取らせてくれないし、そもそも市販の鼻汁吸引器のパワーが弱くて、ぜんぜん取れないとお悩みの方も親御さんも多いと思います。クリニックでは、鼻汁が多いお子さんでは、内服処方以外に自宅でも購入できる電動の吸引器を使って、受診の際に鼻取りも行ってます。

上記のような原因によって、中耳の炎症が起こると、

中耳炎に対する抗生剤の予防効果はNNT20(かぜの患者さん20人に抗生剤を投与して、1人だけ中耳炎の合併を防ぐことができる)

子供(子ども)の中耳炎

小さいお子さんは、RSウイルスやヒトメタニューモウイルスなどに感染すると急性細気管支炎を発症してしまうことがあります。細気管支炎を発症すると、咳が続いたり、ゼイゼイすることがあるので、ロイコトリエン拮抗薬が使われることがあります。しかしながら、呼吸器ウイルス感染症に関連した喘鳴(ゼイゼイ)に対しては経口ステロイド使用や救急外来受診、入院回数を減らす効果は認められず、小児のウイルス感染による喘鳴の治療としてロイコトリエン拮抗薬は推奨されていないのが現状です。ですので、喘息発作の予防以外でロイコトリエン拮抗薬を処方する場面というのは、アレルギー素因(家族歴など)があって、かぜの度にゼイゼイを繰り返すお子さんに対して、長期的に使用するということになるかと思います。

こどもが中耳炎になった時は?急性中耳炎・滲出性中耳炎

咳が続く、ゼコゼコするということで、を処方することがあります。気管支拡張薬(β2刺激薬)は気管支平滑筋を弛緩させることで、気管支を拡張させる効果があり、主に気管支喘息に対して用いられます。小児ではかぜを契機に喘息発作が起こることがしばしばあるので、クリニックではβ2刺激薬は、まずはメプチンを吸入してもらって、症状の改善があるかを確かめてから、そのまま吸入薬かもしくは内服を処方するようにしています。ご家族の希望があれば、貼付薬も処方しますが、貼付薬はジェネリック医薬品だと血中濃度が安定しないので、先発品のホクナリンテープ®で処方しますが、咳止めとしての効果があるかは検討する必要があります。

抗ヒスタミン薬はアレルギーによる中耳炎の場合は有用ですが、かぜによる中耳炎には効果がありません。 小児では鼻閉改善薬と抗ヒスタミン薬は役に立たず、厄介かつ危険となる可能性がある副作用が生じることもあります(特に2歳未満の小児で)。

主にウイルスが鼻・喉に感染して起こした炎症が、副鼻腔にまで広がって起こる病気です。
鼻水や鼻づまり、後鼻漏(鼻水が喉に垂れること)、痰がからむ、顔の奥の痛み、嗅覚障害などの症状を伴います。慢性副鼻腔炎になると、青っぽい粘り気のある鼻水に変化することが多くなります。
急性副鼻腔炎のあいだであれば、抗生物質を使用して早期の回復が期待できます。単なる鼻水と侮らず、症状に気づいたときには早めに受診するようにしましょう。

急性中耳炎

かぜをひくと、鼻汁が出るわけですが、は、抗アレルギー薬でもあり、鼻水の産生を抑えて、後鼻漏(鼻の奥の鼻水)による咳を減らして中耳炎や副鼻腔炎への移行を抑えてくれることを期待して処方します(アレルギー性鼻炎に対する抗ヒスタミン薬の選択については別の記事で説明しています)。

中耳炎や舌癌の可能性がありますか?

小児科でも、お子さまとご一緒にご家族の皆様も診察・予防接種等をお受けいただけます()。

乳幼児の中耳炎・鼻炎は難治になってきています。 ..

アレルギー性鼻炎には季節性(花粉症)のものとハウスダストなどを原因とする通年性のものがありますが、どちらも水っぽい鼻水が症状の1つとして確認されます。

小児中耳炎・鼻炎

こどもに処方される咳止めとしては、チペピジン(アスベリン®)があります。実際に小児科外来でもよく処方されますし、私も処方することがあります。しかしながら、チペピジンが小児の咳止めとして有効であるというエビデンスは実際にはあまりありません。自然にかぜが治ったのか、薬によって咳が軽快したのかを区別する研究デザインは立てにくいのがあります。ただ、チペピジン自体も副作用がないわけではなく、例えばおしっこが赤くなるとか食欲が落ちるといったことはしばしば診療で経験されます。

副鼻腔炎や滲出性中耳炎などにも効果あり、頻用している。他の去痰剤は上気道よりは下気道に効果的なイメージ。(30歳代診療所勤務医、耳鼻咽喉科)

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調べてみると、1966年発売。すでに50年以上使われ続けているお薬なので、効果は間違いないということですね。
ただ、少量ではありますが、ステロイドが入ったお薬ですので、長期間の使用は避けるべきです。

つまり。


ついでに言うとポララミンというお薬も第一世代と言われる抗ヒスタミン薬で、眠気の誘発や認知学習能力、集中力の低下に影響する薬剤です。
抗コリン作用と呼ばれる副作用(口が乾く、頻脈、尿閉)もありますので、アレルギー性鼻炎に対しては日本だけでなく、欧米のガイドラインでも『』とされています。



他県から熊本に移ってきた耳鼻科医が『』と言っていました。

ステロイドを過度に怖がる必要はありません。
特に点鼻薬や喘息で使う吸入薬にもほとんどステロイドが入っていますが、全身的な副作用の心配はいりません。
(ただし、点鼻薬にも長期的に使ってはいけないものがありますので、それは次回にでも)


ただ、アレルギー性鼻炎・花粉症でセレスタミンを何か月も使うようなことは明らかに良くありませんので、気を付けましょう。

航空性中耳炎薬について

当たり前のことではありますが、アレルギー性鼻炎や風邪などの治療を受けることで、鼻水やその他の症状を軽減・解消することができます。治療を受けているあいだも、部屋の湿度などに気をつけるようにしましょう。夜中に症状が強まると寝不足になり、回復が遅れます。

滲出性中耳炎

鼻吸引や鼻洗浄は、鼻咽腔の細菌叢(さいきんそう)を健全化し、耳管機能の改善を図ることができます。鼻水の貯留は耳管の機能を悪化させ、中耳炎を引き起こす可能性があります。鼻吸引、鼻かみ、鼻の洗浄は中耳炎を予防する一つの手段であることが証明されています。