岩田 健太郎『抗菌薬の考え方,使い方 ver.5 コロナの時代の差異』
世界標準の感染症マネージメントを知り抜いた岩田健太郎先生が、抗菌薬の選び方、使い方、考え方を一から指導します!今回は、現在日本で行われている間違った抗菌薬の使い方を通して、抗菌薬を選ぶときや使うときの基本になる考え方を伝授します。
大曲貴夫, 岩田健太郎 国立国際医療研究センター病院副院長・AMR臨床 ..
ペニシリンと聞いて「そんな古い薬はもう使わない」と思った方、ちょっと待ってください! ぺニシリンは耐性の問題さえクリア出来れば、今でも抗菌力の強い有用な薬です。「ペニシリンで治せる疾患にニューキノロンを使ってしまうのは、爆弾でハエを殺すようなナンセンスな行為です」と語るのは講師の岩田健太郎先生。本来ペニシリンを使用すべき場面に、使用されていないという現状に警鐘を鳴らします。ぺニシリンは他の多くの抗菌薬の基礎となる薬です。使い方、考え方を学ぶことで、多くの抗菌薬に応用でき、これをマスターすれば臨床力が確実にアップします。番組ではペニシリンの特性や岩田先生独自の分類の仕方、ファーストチョイスとして使うべき疾患を詳しく解説します。
副作用も少なく、比較的気軽に処方しやすい抗菌薬がセファロスポリン。そのせいか、日本には本当に多くの種類のセファロスポリンがあります。岩田健太郎先生は「ある種のペニシリンなど本来あるべき抗菌薬がなく、必要のないセファロスポリンが数多く存在するというのは、日本ならではの忌々しき状況ですね」と嘆きます。さて、そんなセファロスポリンをどう選び、使うべきでしょうか。まず世代でこの抗菌薬を分類するのはやめましょう。世代分類ではこの抗菌薬の作用をうまく分類することができず、“第○世代のセファロスポリン”と覚えると、致命的な失敗につながりかねません。気軽に使えるというメリットが、実は危険な落とし穴になっているのです。今回は岩田流のセファロスポリン分類、使用法からちょっとしたコツまでをご紹介。あんなにややこしかったことがウソのようにスッキリします!
岩田 健太郎 2 , 荒木 敬司 3 Shoko NAKATANI 1 , Toshihiro ..
ST合剤とアミノグリコシド・・・そう聞いてもあまりピンとこない方が多いかも知れません。確かにちょっとプロ向きの抗菌薬。どちらも副作用が多く、アミノグリコシドは血中濃度のモニターが必要です。しかし、少なくとも外来で無造作に出されているニューキノロンなどよりも重要な抗菌薬だと、岩田健太郎先生は話します。まずはこの2つがいかに有用な抗菌薬であるかを学んでください。そして、副作用など煩わしい面もありますが、その特徴的な“クセ”を掴んでしまえばそれほど怖いものではないことを知ってください。またこの2つの抗菌薬は、いかに感染症や抗菌薬について熟練しているかを計る手頃な試金石と言ってよいでしょう。是非、この2つの抗菌薬の使い方をマスターして臨床力をアップグレードしてください!
Ver.5のまえがき
言うまでもないことですが,本書Ver. 5と前作Ver. 4の最大の違いは,コロナ前か,以後か,という点ですね.覚えていーますーかー♪ コロナの前のーじだーいー♫.
けれども,コロナにみんなが注目している間に,抗菌薬の世界も大きく変化しています.多剤耐性グラム陰性菌対策の切り札,と目されていたコリスチン(ポリミキシン)はすでに「時代遅れの薬」扱いされています.その一方,緑膿菌には効くんだけど可もなく不可もなしで,どうも個性ねえなー,と格下扱いされていたアズトレオナムが耐性菌対策の真打ちレベルにまで下剋上していたりします.コロナに気を取られて勉強を怠っていると,まじで,時代に乗り遅れますぜ.
とはいえ,本書はそういう世の中のトレンドに乗っかるだけの本ではありません.あくまでも「考え方」の本ですから,「コリスチン,格下げだってよ」みたいな豆知識(だけ)を提供したいわけではないのです.なぜ,そうなのか,を丁寧に......別名,ねちっこく......理路を示すのが本書の目的です.
こういうときは,ああやっとけ.こういう「ハウツー」なアプローチは楽なんです.そして便利なんです.実際,このアプローチが有効な疾患も多いです.
ま,典型的なのは COVID-19ですね.今(2022年2月)はオミクロンな第6波の真っ只中にあります.日本では臨床感染症のプロは希少種ですから(だれだ,奇行種って言ってる奴は.当たってるけど),こんな巨大なパンデミックにスタンドアローンで立ち向かえるわけがありません.というか,重症COVIDは9割がた集中治療の専門領域でケアする疾患ですから,「ECMOの使い方も知りませーん」な我々(少なくとも俺)では歯がたたないのです.
というわけで,超大量の感染者に立ち向かうには大多数は自宅待機ー,相当数はホテル待機ーな公衆衛生な対策のみならず,軽症だったらゼビュ打って帰してください.
みたいな「ハウツー(R) 」で,非専門家の皆様にアウトソーシングするしかないんです.このゼビュ(ゼビュディ(R),ソトロビマブ)が,少し前は「ロナ」(ロナプリーブ(R) ,本文 Bonus Track 参照)だったりするわけですが,「そこ」はあんまり気にしなくていい.アルゴリズムの「ロナ」が「ゼビュ」に変わるだけで,とりあえず,こういうときは,ああやっとけ,型で,「今日から私もコロナ医者」になれるわけです.そう,あなただって,今からだって.
しかしながら,リアルワールドの患者さんは多様であり,型通りのパターン認識的な対応が通用するシーンはとても限定されています.実際には「こういうときは,どうすればよいのか ??」と悩みに悩むことも多いのです.いや,ちゃんと勉強して,考えている人ほど悩みは多いといってもよいでしょう. ぼくは『本質の感染症』(中外医学社)という本も書きましたが,本書は「本質の抗菌薬」と呼んでもよい存在です.抗菌薬の本質はどこにあり,目の前の多様な患者にどういう根拠で何を目指して使うのか?を丁寧に,ねちっこく考えるのです.考える,といってもそんなに巨大な頭脳を必要とするわけではありません.なにしろ,書いてる俺の頭脳がかなり残念な脳みそで,現在進行形で絶賛萎縮中ですから.「丁寧に考える」のに巨大な頭脳は要りません.必要なのは考えるのを止めないこと.みんな,途中で面倒くさくなって,考えるのをやめちゃうんです.
コロナの時代になって,一部の医療現場で抗菌薬使用がとても雑になりました.ろくに培養も取らずにタゾピペー(R) ,メロペーン(R) ,と脊髄反射的に(頭脳を使わずに)出しています.面倒くさくなって,考えるのをやめちゃってる.怖いから考えたくないっ,つーのもあるとは思いますが.
本書は怖くないので,ゆっくり丁寧に,端折らずに読んでください.すぐに読破しなくてもいいし,僕を論破しようと挑みかかってこなくてもよいです.お茶でもすすり,クッキーでもかじりながら 1 ページ,1 ページのんびり読んでいただければ大丈夫です.想定している読み手は,学生,看護師,薬剤師,臨床検査技師,研修医たちですが,シニアのドクターたちも読めばいろいろ発見があると信じています.僕らは死ぬまで勉強し続けることを義務付けられていますから(まじで),生涯学習のお供に本書を使っていただいてもとても嬉しいです.
2022年2月
岩田健太郎
[Special Topic] 日本の感染症界全体をでっかく論じよう大曲貴夫,岩田健太郎[新企画]HOT TOPIC 田村 豊 ..
タイトルを見て「えっ」と思った先生はご用心ください。例えばニューキノロン系のレボフロキサシンを、外来で熱のある患者さんに何のためらいもなく出していませんか?あるいは、慢性の咳患者に、マクロライド系のアジスロマイシンを“とりあえず”出していませんか?実はこれらは全て間違った抗菌薬の使い方なのです。「おそらく現在使われているニューキノロンやマクロライドの8割くらいが間違った使われ方をされているんではないでしょうか」と岩田健太郎先生。副作用が少ないから、使い慣れているから、と言って漫然と抗菌薬を出してはいけません。 第5回ではニューキノロンとマクロライド、そして、マクロライドの親戚クリンダマイシンとテリスロマイシンといった抗菌薬の正しい使い方を明解に解説します。
番組に参加していただいた研修医の皆さんからの感染症についての質問に岩田先生が答える、一問一答形式のスペシャル番組。「肺炎を治療しても治らない」「偽膜性腸炎のマネジメントは?」「ドラッグフィーバーを考えるのはどんなとき?」「アミノグリコシドってやっぱり怖い」などなど、現場ならではの疑問に岩田健太郎先生が明解回答。明日からすぐに使える感染症マネージメントのノウハウを習得していただけるはずです。
岩田健太郎氏が選ぶCOVID-19必読論文|注目の臨床ニュースの · 岩田健太郎氏が選ぶCOVID-19必読論文|注目の臨床ニュース ..
目 次
【1】学生,研修生のみなさんに,まずはここだけおさえとけば大丈夫,の10の掟
おきて (1) 患者の重症度を把握しよう
おきて (2) 必要な培養検査を採り,グラム染色を依頼しよう
おきて (3) 血液培養の採り方を知ろう.カテ先培養は原則禁忌
おきて (4) 腎機能をチェックしよう
おきて (5) 使用中の薬は全部チェックしよう,検査は時系列でチェックしよう
おきて (6) アセスメントを立てよう
おきて (7) 最初は広域抗菌薬 培養結果を見てde-escalation
おきて (8) 抗菌薬が効いてない,と思ったら抗菌薬を変えない
おきて (9) 患者が良くなっているか,悪くなっているか,どちらでもないのか確認しよう
おきて (10) 失敗症例から学ぼう
【2】感染症診断のコツ
A 時間と空間
【3】空間と身体診察
A リンパ節腫脹の考え方
B 関節痛・関節炎の考え方
C 皮疹の考え方
D 陰性所見も大事
【4】グラム染色を活用しよう
A まずPK から
B Vd とタンパク結合能
C PD とタイムキルカーブ,そして薬剤感受性
D 殺菌か,静菌か
【5】臨床的微生物の理解の方法
A Inoculum effect
B Eagle effect
【6】コンタミとコロニーの違い
【7】臨床薬理学を考える
【8】Inoculum effect とイーグル効果
【9】ポストアンティビオティック エフェクト(PAE)
【10】シナジー効果
【11】時間依存性と濃度依存性
A 濃度依存性の抗菌薬
B 時間依存性の抗菌薬
【12】MICの縦読みにはご用心
A MIC を気にしなければならない代表的な感染症
B ブドウ球菌
C その他
【13】βラクタマーゼ
A ESBLs
B Amp C βラクタマーゼ量が大事
【14】カルバペネム耐性腸内細菌科(CRE)
【15】ビギナーとの違いがビビッ.抗菌薬の使い方が上手になる中級編の10 のステップ
ステップ (1) ESBL 産生菌にはセフメタゾールを使おう
ステップ (2) 抗菌薬の終わり方をイメージしよう
ステップ (3) 経口第三世代セフェムを使うのは止めよう
ステップ (4) 治療効果判定のためのグラム染色
ステップ (5) エスカレーションをマスターしよう
ステップ (6) 患者のパラメーターに齟齬が生じたときの対応法を学ぼう
ステップ (7) 抗菌薬が「効いてない」ときの対応法を学ぼう
ステップ (8) エコノミカルな抗菌薬を選ぼう
ステップ (9) ローカルファクターを活用しよう
ステップ (10) 最良の抗菌薬を選ぼう.モナドロジーのすすめ
【16】抗菌薬の「変え方」
【17】治療期間の問題
【18】ペニシリン すべての基本はここにあり
A ペニシリンの作用とは?
B ペニシリンの薬理作用
C おそるべし,βラクタマーゼ
D ペニシリンの分類を試みる
E ペニシリンG(点滴薬)の使い方
F ペニシリンG が第一選択となりやすい病原体(マニアックなもの含む)
G 筋注用ペニシリン(特にbenzathine penicillin について)
H ペニシリン系抗菌薬の副作用
I アミノペニシリン
J 緑膿菌に効果のあるペニシリン
K βラクタマーゼに対抗する
【19】セファロスポリン ほとんど誤用されてます(涙).正しく使えば強力な武器!
A セファロスポリンの魔
B セファロスポリンの基礎
C 黄色ブドウ球菌やレンサ球菌に使えるセファロスポリン
D 肺炎球菌,尿路感染を狙うセファロスポリン
E 第3 のグループ,セファマイシン(セフメタゾール)
F 第4 のセファロスポリン ─ 緑膿菌をたたけ!
G 胆道移行性? セフォペラゾン・スルバクタムの立ち位置とは
【20】カルバペネム・アズトレオナム
A カルバペネム
B アズトレオナム ─ 副作用の少ないアミノグリコシド?
【21】スルファメトキサゾール・トリメトプリム(ST合剤)
A ST 合剤とは
B サルファ剤の副作用
C ST 合剤に対する耐性のメカニズム
D 尿路感染
E 呼吸器感染
F 皮膚軟部組織感染症(SSTI)
G その他のグラム陰性菌感染症
H ST 合剤とHIV 感染
I ウィップル病
J 類鼻疽
【22】ダプソン
【23】キノロン系抗菌薬 ─ フルオロキノロン
A フルオロキノロンの構造と作用
B フルオロキノロンの使い方
C フルオロキノロンの絞り込みを試みる
D Trovan(R) の栄光と失墜
【24】マクロライド系抗菌薬
A マクロライド
B クリンダマイシン
【25】グリコペプチドとリポペプチド,その他の抗MRSA薬
A バンコマイシン
B テイコプラニン
C ダプトマイシン
D リネゾリド
E テジゾリド
F キヌプリスチン─ダルフォプリスチン
G Oritavancin
H Delafloxacin
I Telavancin
J Lefamulin
【26】ムピロシン
【27】アミノグリコシド
A アミノグリコシドの薬理学
B アミノグリコシドの使い方
C アミノグリコシドと毒性
【28】テトラサイクリン
【29】チゲサイクリン
【30】クロラムフェニコール
【31】メトロニダゾール
A メトロニダゾール
B チニダゾール(チニダゾール「F」)
【32】ホスホマイシン・コリスチン
A ホスホマイシン
B コリスチン(ポリミキシン)
C リファキシミン
【33】抗真菌薬
A アゾール
B アムホテリシンB
C エキノカンディン
D フルシトシン
E テルビナフィン
F Isavuconazole
【34】抗ウイルス薬
A 抗インフルエンザ薬どう使うかは,悩ましい
B サイトメガロウイルス治療薬
C 単純ヘルペスウイルス・帯状疱疹ウイルス感染症の薬
D 肝炎ウイルスの治療薬
【35】抗結核薬
A さて,前置きはこのくらいにして本題に入りましょう
B ファーストラインの抗結核薬
C セカンドラインの抗結核薬
D 困った合併症
【36】寄生虫の治療薬
A マラリア
B 赤痢アメーバ
C ジアルジア症(ランブル鞭毛虫症)
D クリプトスポリジウム症
E サイクロスポラ,イソスポラ症
F アフリカトリパノソーマ症,アメリカトリパノソーマ症,リーシュマニア症
G 自由生活アメーバ症
H 吸虫症
I 条虫症
J エキノコッカス症
K 回虫症
L 鉤虫症
M 鞭虫症
N 蟯虫症
O 旋毛虫症
P 糞線虫症
Q 顎口虫症
R フィラリア症
S トキソプラズマ症
T 疥癬
【37】ひとつギアを上げた,抗菌薬の考え方,使い方
A 出てる菌全部カバーするの?
B Blaz 陰性でde-escalation できるか
C グラム陰性菌のIE?
D キーワードをつなげても物語はできない
【38】新型コロナウイルス感染の治療
【BonusTruck1】MALDI-TOF,マルチプレックスPCR,そして新型コロナの時代の抗菌薬の考え方,使い方
A 抗体療法と感染症
B COVID-19 に対する抗体療法
C その将来性と懸念材料
【BonusTruck2】新型コロナウイルスと抗体カクテル療法
A 抗体療法と感染症
B COVID-19に対する抗体療法
C その将来性と懸念材料
おわりに
索引
岩田健太郎 神戸大学微生物感染症学講座感染治療学教授 著
長岡 健太郎, 栁原 克紀, 原田 陽介, 山田 康一, 右山 洋平,
平松 和史, 松元 一明, 青木 弘太郎, 荒岡 秀樹, 猪川 和朗, 石井 良和, 大塚 喜人, 大谷 真理子, 柴山 恵吾, 舘田 一博, 松永 直久, 三学会合同ブレイクポイント臨床応用検討委員会
岩田 健太郎 (編集主幹) / 岸田 直樹 , 忽那 賢志 , 坂本 史衣 , 山田 和範 ..
A-6 非結核性抗酸菌(M. intracellulare)による脊椎炎の1例(結)
金沢医科大学呼吸機能治療学(呼吸器内科学)
○高橋昌克、小島好司、八田理恵子、舘 由貴、及川 卓、土原一真、井口晶晴、戸部勇保、関 利満、黄 正寿、長内和弘、栂 博久
同 運動機能病態学(整形外科学)
廣村健太郎、藤田拓也、松本忠美
A-7 インド旅行後に発症した重症レジオネラ肺炎の1例(呼)
金沢市立病院呼吸器内科
○村上葉月、犬塚賀奈子、中積泰人
同 内科
安部俊男
金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科
安井正英、藤村政樹、中尾眞二
A-8 イムノカードマイコプラズマ抗体が陰性であったマイコプラズマ肺炎の一例(呼)
金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科
○市川由加里、安井正英、丹保裕一、戸来依子、村上葉月、大倉徳幸、田森俊一、新屋智之、原 丈介、早稲田優子、曽根 崇、堀 彰宏、古荘志保、阿保未来、笠原寿郎、藤村政樹、中尾眞二
A-9 薬剤感受性試験でクラリスロマイシン耐性を示したMAC症の臨床経過の検討(結)
国立病院機構西新潟中央病院呼吸器科
○桶谷典弘、平田 明、桑原克弘、斎藤泰晴、土屋俊晶
同 臨床検査科
渡辺 靖
A-10 による急性膿胸の1例(呼)
金沢医科大学呼吸機能治療学(呼吸器内科学)
○八田理恵子、小島好司、舘 由貴、及川 卓、土原一真、井口晶晴、戸部勇保、関 利満、高橋昌克、黄 正寿、長内和弘、栂 博久
岩田 健宏, 西村 慎吾, 佐古 智子, 和田 耕一郎, 枝村 康平, 小林 泰之, 荒木 ..
A-11 右管状中葉・S6区域切除術を施行した、肺粘表皮癌の一例(内)
厚生連高岡病院胸部外科
○高田宗尚、矢鋪憲功、斉藤 裕
同 内科
狩野哲次、柴田和彦、西辻 雅
同 病理科
増田信二
A-12 癌性心膜炎にて発症した肺腺癌の2例(呼)
金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科
○田森俊一、田森俊一、丹保裕一、戸来依子、大倉徳幸、村上葉月、新屋智之、市川由加里、曽根 崇、原 丈介、早稲田優子、古荘志保、堀 彰宏、安井正英、笠原寿郎、藤村政樹、中尾眞二
A-13 肺Lymphomatoid granulomatosis術後経過観察中に肺癌を合併した一例(呼)
長岡赤十字病院呼吸器科
○三上 理、石田 晃、樋口哲也、佐藤和弘
A-14 体積倍加時間1ヶ月の小細胞癌について(呼)
西新潟中央病院放射線科
○安住利恵子
同 内科
宮尾浩美、平田 明
同 呼吸器外科
小池輝元、渡辺健寛、廣野達彦
2)岩田健太郎監修、岡秀昭監訳.感染予防、そしてコントロールの ..
A-15 マルチCT肺がん検診で発見された気管支原発顆粒細胞腫の一例(呼)
金沢赤十字病院呼吸器科
○野村 智
同 病理部
渡辺騏七郎
金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科
大倉徳幸、藤村政樹
石川県立中央病院呼吸器外科
小田 誠
A-16 嚢胞性変化を伴う多発結節影を呈した転移性肺腫瘍の1例(呼)
新潟大学呼吸器内科学分野(第二内科)
○鈴木信明、寺田正樹、成田淳一、森山寛史、田中洋史、田中純太、高田俊範、塚田弘樹、下条文武
同 医歯学総合病院 総合診療部
長谷川隆志、鈴木榮一
同 医歯学総合病院 生命科学医療センター
各務 博、吉澤弘久
同 呼吸循環外科学分野(第二外科)
橋本毅久、青木 正、土田正則
同 泌尿器科学分野
渡辺竜介、若月俊二
同 病理形態学分野(第二病理)
長谷川剛
亀田第一病院 内科
大矢 聡
A-17 ゲフィチニブ治療を受けた非小細胞肺癌症例の血管新生因子の解析(呼)
金沢大学細胞移植学講座呼吸器内科
○曽根 崇、笠原寿郎、田森俊一、新屋智之、木村英晴、良元章宏、藤村政樹
A-18 肺癌細胞株に対する誘導加温の有効性およびその応用(呼)
金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科
○新屋智之、戸来依子、丹保裕一、大倉徳幸、田森俊一、村上葉月、市川由加里、曽根 崇、原 丈介、堀 彰宏、古荘志保、阿保未来、安井正英、笠原寿郎、藤村政樹
岩田 華奈,加賀良 孟,田浦 拓朗,落合 信亮,太田浩一朗,釜池 和 ..
平松 和史, 青木 弘太郎, 荒岡 秀樹, 猪川 和朗, 石井 良和, 大塚 喜人, 大谷 真理子, 柴山 恵吾, 舘田 一博, 松永 直久, 松元 一明, 冨山 直樹, 三学会合同ブレイクポイント臨床応用検討委員会, 日本化学療法学会, 日本感染症学会, 日本臨床微生物学会
中村健太郎、池田隆徳、坂田好美、三輪陽介、榊 桂、宮越 睦、石黒晴久 ..
A-19 画像上両肺に多発する結節影を呈し、開胸肺生検で硬化性血管腫と診断された一例(呼)
新潟市民病院呼吸器科
○伊藤一寿、坂上拓郎、筒井奈々子、中嶋治彦、原口通比古
同 病理
橋立英樹、渋谷宏行
A-20 肺動脈浸潤を伴う縦隔腫瘍として発見され、化学療法著効後、重症筋無力症を発症した浸潤性胸腺腫の一例(呼)
新潟県立新発田病院内科
○國枝献治、松本尚也、丸山佳重
同 神経内科
新井亜希、桑原武夫
同 胸部外科
中山健司、大関 一
同 病理科
若木邦彦
A-21 多彩な神経症状と特異な脳MRI所見を呈した小細胞肺癌の1例(呼)
新潟大学呼吸器内科学分野(第二内科)
○伊藤 竜、三浦 理、樋浦 徹、田中洋史、田中純太、寺田正樹、塚田弘樹、高田俊範、下条文武
同 神経内科学分野
大西豊史、松田明子、田川朝子、田中恵子、西沢正豊
同 医歯学総合病院 生命科学医療センター
各務 博、吉澤弘久
同 医歯学総合病院 総合診療部
長谷川隆志、鈴木榮一
同 医歯学総合病院病理部
梅津 哉
燕労災病院 呼吸器内科
滝沢陽子、阿部徹哉
A-22 当院における胸膜中皮腫の検討(呼)
新潟県立がんセンター新潟病院内科
○手塚貴文、前田恒治、塚田裕子、横山 晶
A-23 リンパ組織球様中皮腫の1剖検例(呼)
黒部市民病院内科
○渡辺和良、辻 博、高松秀行、高桜英輔
同 病理
高川 清
金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科
藤村政樹、中尾眞二
山田 健太郎 1、島谷 桜子 1、工藤 真弓 1、松本 浩 1、伊藤 由香 1、坂下 ..
B-1 間質性肺炎に合併したBronchocentric granulomatosisの一例(呼)
西新潟中央病院呼吸器内科
○斎藤琢磨、斎藤泰晴、桶谷典弘、土屋俊晶
B-2 肺癌の放射線治療後に照射野外に発生したCryptogenic organizing pneumoniaの一例(呼)
新潟県立中央病院内科
○石田卓士、堀 好寿、三浦 隆義、川崎 聡、小林 理
同 病理検査科
酒井 剛、関谷政雄
B-3 特発性NSIPの急性増悪に対して、PMX-DHP療法を試みた1例(呼)
新潟大学呼吸器内科学分野(第二内科)
○長澤芳哉、森山寛史、中村 元、井口清太郎、成田淳一、中山秀章、寺田正樹、高田俊範、塚田弘樹、下条文武
同 医歯学総合病院 総合診療部
長谷川隆志、鈴木榮一
同 医歯学総合病院 生命科学医療センター
各務 博、吉澤弘久
同 呼吸循環外科学分野(第二外科)
橋本毅久、青木 正、土田正則
同 医歯学総合病院病理部
梅津 哉
B-4 特発性血小板減少性紫斑病を契機に診断された間質性肺炎の1例(呼)
金沢医科大学呼吸機能治療学(呼吸器内科学)
○関 利満、小島好司、八田理恵子、舘 由貴、及川 卓、土原一真、井口晶晴、戸部勇保、高橋昌克、黄 正寿、長内和弘、栂 博久
同 (呼吸器外科)
杉田 真、佐久間勉
B-5 約10年後の急性増悪発症にて診断しえた間質性肺炎の1例(呼)
金沢医科大学呼吸機能治療学(呼吸器内科学)
○井口晶晴、小島好司、八田理恵子、舘 由貴、及川 卓、土原一真、戸部勇保、関 利満、高橋昌克、黄 正寿、長内和弘、栂 博久
同 病理病態学(病理学II)
上田善道
健太郎,小野圭介,須藤重人(農環研),藤谷雄二(国環研),世良 耕一郎 ..
B-6 HTLV-1キャリア-に発症したCOPの1例(内)
福井大学医学部第三内科
○水野史朗、門脇麻衣子、森川美羽、梅田幸寛、上坂太祐、中西正教、出村芳樹、飴嶋慎悟、宮森 勇
同 看護学科
石崎武志
同 第二外科
佐々木正人
同 第二病理
内木宏延
B-7 喫煙本数の増加に伴い発症した喫煙誘発好酸球性肺炎の1例(呼)
独立行政法人金沢医療センター
○犬塚賀奈子、良元章浩、北 俊之
金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科
安井正英、藤村政樹、中尾眞二
B-8 夫婦で同時期に診断された夏型過敏性肺炎の2症例(呼)
済生会新潟第二病院呼吸器科
○島守寿樹、張 大全、宮林貴大、牧野真人、伊藤和彦
同 病理検査科
石原法子
B-9 夏型過敏性肺臓炎の一例(呼)
長岡赤十字病院呼吸器科
○小野正樹、西堀武明、佐藤和弘、石田 晃、樋口哲也、三上 理
中村健太郎,丸山 彩乃,齋藤 芳,益田 浩司,加藤 則人 438
B-10 シェーグレン症候群に合併したリンパ球性間質性肺炎の一例(呼)
厚生連高岡病院内科
○西辻 雅、柴田和彦、狩野哲次
同 胸部外科
高田宗尚、矢鋪憲功、斉藤 裕
B-11 関節リウマチに合併した好酸球性肺炎、好酸球性胸水の一例(呼)
金沢大学大学院細胞移植学呼吸器内科
○丹保裕一、戸来依子、大倉徳幸、田森俊一、村上葉月、新屋智之、市川由加里、曽根 崇、原 丈介、古荘志保、堀 彰宏、安井正英、笠原寿郎、藤村政樹、中尾眞二
B-12 MPO─ANCA陽性びまん性肺胞出血の一例(呼)
金沢大学医学部附属病院血液呼吸器内科
○大倉徳幸、大倉徳幸、戸来依子、丹保裕一、田森俊一、村上葉月、市川由加里、新屋智之、原 丈介、曽根 崇、古荘志保、阿保未来、堀 彰宏、安井正英、笠原寿郎、藤村政樹、中尾眞二
B-13 胸膜炎、心外膜炎を合併した成人発症Still病の1例(呼)
福井大学医学部第三内科
○門脇麻衣子、水野史朗、森川美羽、梅田幸寛、上坂太祐、中西正教、出村芳樹、飴嶋慎悟、宮森 勇
同 看護学科
石崎武志
B-14 高用量メソトレキセートが奏効した難治性ウェゲナー肉芽腫症の1例(呼)
新潟大学呼吸器内科学分野(第二内科)
○清水 崇、清水夏恵、和田庸子、成田淳一、森山寛史、寺田正樹、黒田 毅、高田俊範、塚田弘樹、下条文武
同 医歯学総合病院 総合診療部
長谷川隆志、鈴木榮一
同 医歯学総合病院 生命科学医療センター
各務 博、吉澤弘久
同 医学部保健学科
中野正明
長岡赤十字病院腎膠原病科
佐伯敬子
B-15 膠原病肺と過敏性肺炎の合併が疑われた1例(呼)
新潟大学呼吸器内科学分野(第二内科)
○滝沢陽子、前田恒治、成田淳一、森山寛史、寺田正樹、高田俊範、塚田弘樹、下条文武
同 医歯学総合病院 総合診療部
長谷川隆志、鈴木榮一
同 医歯学総合病院 生命科学医療センター
各務 博、吉澤弘久
同 呼吸循環外科学分野(第二外科)
橋本毅久、青木 正、土田正則
同 医歯学総合病院病理部
梅津 哉
木戸病院内科
島田正久