このページでは、コロナ治療薬として承認されたデキサメタゾンを紹介しています。


中和抗体薬は、新型コロナウイルスに感染した患者から得られた抗体を基に製造された治療薬です。
厚生労働省の承認を受けた中和抗体薬には、現在は点滴薬や注射薬が登場しています。


[PDF] デキサメタゾン COVID-19 小児患者に対する治療薬としての位置付け

COVID-19治療薬であるエンシトレルビルは、北海道大学と塩野義製薬の共同研究から創製された3CLプロテアーゼ阻害薬です。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、3CLプロテアーゼというウイルスの増殖に必須の酵素を有しており、エンシトレルビルは3CLプロテアーゼを選択的に阻害することで、SARS-CoV-2の増殖を抑制します。オミクロン株流行期に、重症化リスク因子の有無やワクチン接種の有無にかかわらず幅広い軽症/中等症患者を対象に実施した第2/3相臨床試験のPhase 3 part(SCORPIO-SR試験)において、オミクロン株に特徴的なCOVID-19の5症状に対する改善効果(主要評価項目)が確認されています1、2、3。これらの結果に基づき、日本において2022年11月に緊急承認4され、2024年3月に通常承認5されました。エンシトレルビルは緊急承認以降100万人以上(推定)のCOVID-19患者に使用されており、患者さまの治療に貢献するとともに安全性情報が蓄積されてきました6。またシンガポールにおいては、2023年11月にSAR*(Special Access Route)申請に基づいた輸入許可を受けたことにより、一部の施設において使用が可能となっています7。さらにグローバルにおいては、SCORPIO-HR試験(COVID-19に関するACTIV-2プログラムの一つであるACTIV-2d)8、入院患者を対象としたSTRIVE試験9、家庭内濃厚接触者を対象としたSCORPIO-PEP試験10、小児を対象とした国内第3相臨床試験11が進行中です。これらに加え、当社とMedicines Patent Poolは、低中所得国(LMICs)に広く提供することを目的としたライセンス契約を締結し本薬のアクセス拡大に向けた取り組みを進めています12、13

2.
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬エンシトレルビル フマル酸(S-217622)の 第2/3相臨床試験 Phase 3 partにおける良好な結果について(速報)

コロナ治療薬「デキサメタゾン」とは? | ぽちたま薬局スタッフブログ

新型コロナウイルスは、医療機関が逼迫していない状況であれば、中等症Ⅰの症状の段階で入院が必要となります。

デキサメタゾンは、中等症Ⅱ、そして重症患者にのみ効果的な治療薬です。

デキサメタゾンはすでに抗炎症剤として、ぜんそくや皮膚炎など様々な症状の治療に使われている。 初めて致死率を下げる薬

デキサメタゾンが新型コロナウイルス治療薬に承認されて以降、医療機関では入院患者に対して、デキサメタゾンとレムでシビルを併用した治療が積極的に行われています。

3.
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬 エンシトレルビル フマル酸によるウイルス力価の早期陰性化ならびに罹患後症状(Long COVID)の発現リスクに対する低減効果について ‐国際学会CROI 2023において新規データを発表‐

コロナ治療薬軽症者向け続々 「第6波」に備え、飲むタイプに期待


・2020年1月に新型コロナウイルスが日本に上陸した。
・当初は敵の正体も不明,エビデンスのある薬もない状況だった。
・この2年間で世界中から多くのエビデンスが集まり,医療者サイドも効果の高いワクチンを接種して対応しているという現状である。
・もちろん今後も,「デルタ株」「オミクロン株」のように,変異を繰り返す強敵に対して油断はできない。
・COVID-19治療薬のひとつであるステロイドについて,エビデンスと実臨床の経験をふまえて解説する。


・2020年1月に新型コロナウイルスが日本に上陸した。
・当初は敵の正体も不明,エビデンスのある薬もない状況だった。
・この2年間で世界中から多くのエビデンスが集まり,医療者サイドも効果の高いワクチンを接種して対応しているという現状である。
・もちろん今後も,「デルタ株」「オミクロン株」のように,変異を繰り返す強敵に対して油断はできない。
・COVID-19治療薬のひとつであるステロイドについて,エビデンスと実臨床の経験をふまえて解説する。


コロナ治療薬である以下が対象となります。 (2023年8月21日現在)

塩野義製薬は、取り組むべきマテリアリティ(重要課題)として「感染症の脅威からの解放」を特定し、感染症のトータルケアの実現に向けた取り組みを進めています。今後も塩野義製薬としては、禁忌事項(薬物相互作用、妊娠等)に留意いただき、安全に本剤をご使用いただけるように、情報提供に努めてまいります。今回の結果により、日本においてゾコーバがより安心してお使い頂けるようになり、重症化リスク因子の有無にかかわらず、幅広いCOVID-19患者さまの治療に貢献することが期待されます。また、グローバルでの開発を加速し、さらなるエビデンスの集積に努めるとともに、より多くの国々でのコロナ治療に貢献できるよう努めてまいります。

デキサメタゾンとは?新型コロナウイルスへの治療薬としても期待高まる

日本国内では2例目のコロナ治療薬で、中等症Ⅱと重症の場合に使用されています。
また、抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心・嘔吐や関節リウマチの治療にも使用されています。

[PDF] COVID-19治療薬デキサメタゾンの類縁物質分析


・COVID-19は全身性の炎症反応から,広範な肺障害や多臓器不全を起こすことがあり,抗炎症薬としてステロイドが使用される。

・デキサメタゾンが標準治療に比べ死亡率を減少させたことから,酸素投与が必要な「中等症Ⅱ」以上のCOVID-19症例に対する標準治療となっている。

・デキサメタゾン以外にも,メチルプレドニゾロンや,強力なステロイド治療としてステロイドパルス療法でCOVID-19症例に対する効果を検討した報告がある。

・シクレソニドやブデソニドなどの吸入ステロイドによるCOVID-19症例に対する効果を検討した報告があり,シクレソニドは肺炎増悪率が高かったと結論づけられたが,ブデソニドは症状回復までの時間を短縮させた。

タゾン」が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療薬 ..

デキサメタゾンは、厚生労働省が新型コロナウイルスの治療薬として認定した薬です。

厚労省、新型コロナ治療薬として抗炎症薬「デキサメタゾン」を承認

デキサメタゾン新型コロナウイルスの治療薬として承認を受けている薬ですが、軽症者や中等症Ⅰの方が服用すると、肺炎の悪化を早めてしまったりと逆効果になることがあります。

デキサメタゾン内服薬の供給不足で合同声明 ステロイド薬は「中等症Ⅱ以上」 | 日本癌治療 ..

5.
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬「ゾコーバⓇ錠125mg」の日本における通常承認の取得について

薬「デキサメタゾン」が投与された。 医師団の治療により体調を回復させ ..

しかし、また新型コロナに対して治療薬を処方するクリニックは驚くほど少ないのが現状です。その背景には患者さんだけでなく、医師側としても使用条件や併用薬などの関係で使いづらいことがあげられます。

がん薬物療法時の制吐目的のデキサメタゾン使用に関する合同声明/日本癌治療学会・日本臨床腫瘍学会 ..

コロナ治療薬を医療機関で処方してもらう場合、2024年3月31日に公費支援制度が終了しているため、自己負担額に応じた薬代がかかることを覚えておきましょう。

「古くて新しい治療薬」の可能性【医師の解説】#コロナとどう暮らす

米国でも6月25日、国立衛生研究所(NIH)の治療ガイドラインを改訂し、人工呼吸器または酸素投与を要する患者にデキサメタゾンの投与を推奨している。

新型コロナウイルス感染症の治療薬として、ステロイド系抗炎症薬「デキサメタゾン」が厚生労働省の診療の手引きに追加掲載され…

新型コロナ感染後すぐにステロイド薬であるデキサメタゾンを使用したり、抗ウイルス薬よりも先にデキサメタゾンを服用した患者は、他の患者よりも急速にする場合があるようです。

新型コロナ、重傷者の治療薬として話題の「デキサメタゾン」とは?

デキサメタゾンは、古くから幅広い治療薬として使用されていますが、デキサメタゾンを服用できない方もいます。

ステロイド系抗炎症薬のデキサメタゾンが新型コロナウイルス感染症患者の死亡率を減少させるというニュースが世界中を飛び交っている。

デキサメタゾンは、ステロイド系抗炎症薬として幅広く活用されていおり、複数のメーカーが生産している。薬価も低い。英国で先に試験的投与が行われ、オックスフォード大学のチームが率いる研究者が新型コロナウイルス感染症の重篤患者2,000人以上に投与。6月16日の発表では、人工呼吸器がなければ呼吸できなかった患者の致死率が、同薬の投与により35%低下。酸素吸入を受けていた患者では、致死率が20%低下したという暫定結果を発表した。英国の保健・社会福祉相は同日、デキサメタゾンを新型コロナウイルス感染症患者に投与することを開始すると表明している。

2) 今回のRECOVERY研究では新型コロナで入院した2,104名がデキサメタゾンの治療を受け、 ..

一口にコロナ治療薬といっても、作用により「」「」「」と3つのタイプに分けられます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬「ゾコーバR錠125mg」の日本における通常承認の取得について

7.
シンガポールにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬エンシトレルビル フマル酸の平安塩野義香港とJuniper社のサブライセンス契約の締結およびSAR承認取得について

有効成分であるデキサメタゾンは国内で新型コロナ治療薬として承認されています。

厚生労働省は7月17日、ステロイド系抗炎症薬「デキサメタゾン」を、新型コロナウイルス感染症の治療薬として、国内で承認されている医薬品に指定した。同省が同日に発表した「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 第2.2版」の中で明らかにした。